ホンとの縁

今日もお越しいただきありがとうございます。お元気ですか?

読書の秋になったので、ちょっと本に関する自分のことを忘れないように日記として書かせていただきます。

この間、子供がバイト先でお世話になった恩師に偶然会ったそうです。その先生のおかげもあって国語がとびきりできるようになりました。先生がおすすめする本はすべて読み、とにかく国語だけは塾のトップクラス。その余力は大学受験まで保ってくれて、ほぼノー勉で、現国だけは共通テスト満点取れるような状態でした。あ、こう書くとむっちゃできるように聞こえますが、「国語だけ」というところがミソでっせ。

大学受験が終わるまでずっと数学に泣かされ続け、ほとんどの時間は数学に勉強の9割の時間を割かれてしまい、他の教科に余力が回らず、失敗を学んだ子供でした。(大汗)今は数学がないので今後は自力で生き抜いてほしいと願っています。

国語に関しては、中学受験時のその恩師の牽引でそこまでに至ったのだと家族全員感謝しているカリスマ先生。先生との出会いは大事ですよね。

そのカリスマ先生が、

「昔、懇談でお母さん(私)に、どうやったらあんなに本好きに育つんですが?と聞いた時に、『赤ちゃんの頃からとにかく膝の上にのせて毎日できるだけたくさん本を読み聞かせました』と言われて、その晩から自分の3歳の娘を膝の上にのせて読み聞かせをしたら、やっぱりとびきり国語ができて、君の中高の後輩になるべくがんばっている」と言われたそうです。

子供の人生に多大ないい影響をもらった恩師にそんなことを言われて親子で感激しました。一期一会です。あんまり書くと怒られるので、この辺で。この出来事を覚えておきたくて書きました。

私はカリスマ先生にはなれないし、なる気も毛頭ないし、もともと非常勤なので目立たない陰の存在です。それでも、日々少しでも生徒の力になりたいと思いながら過ごしています。そんな風に過ごしているとたまに嬉しいなということが起こります。

夏休み明けにある生徒が声をかけてきました。「先生、この本を学校に寄贈したいです」とかなりたくさん持ってきてくれました。「先生、この本なかなか入手できないって言ってたから、もう読んだし、読みたかったら学校で読めるしね。どうぞ」なんと素晴らしい。

お礼と事務手続きのための確認で親御さんに連絡したら、

「先生のおかげでたくさん英語の本を読んでくれるようになりました。ありがとうございます。あの本も読まずにずっと置いてあったものなんですが、先生が学校に置いてある違う巻をすすめてくれて、はじめて家の本を手に取って読んでくれました。手に入りにくいものだから、学校に寄贈してあげると本人から言い出したんです。本人の励みにもなるので学校で活用していただければうれしいです」

非常勤の私が親御さんに直接こんな風に言ってもらえることはほんとに珍しいことです。うれしくて声がうわずりました。

その子は私の存在は忘れてしまうかもしれないですが、場所や思いは残る。自分の本が置いてある場所は自分の空間にもなる。それが子供たちには大事な大事なことなんです。自分の居場所があること。

前回も書いたんですが、小さな種をまきながらいつの日か芽がでてほしいなとさらに強く思います。

子供をだっこして寝かしつけながら、本を、このころから特に洋書をたくさん読んでいました。子供の塾を待つ間もずっとカフェで何時間も読んできました。

子供が赤ちゃんの頃から膝の上に乗ってくる時期まで、ずっとずっと声を枯らせて読み聞かせをしてきました。日本語も英語も。

今は座る時間がとれなくなってきたのもあって、耳の読書が中心です。

本にかかわることでいろいろな縁があります。昔は英語の読書日記も書いていて、少しは洋書を手に取って読んでくださった人もいたと思うのですが、今はそこまでいたっていなくて残念です。

今は目が衰えてしまって以前のようにはいきませんが、やっぱり死ぬまでどんな形でも読書は続けたいなと思います。

読書の秋です。なにか手に取って読んでみませんか?

読んでいただきありがとうございました。

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