今日もお越しいただきありがとうございます。お元気ですか?やっと1学期が終わってほっとしたいところなんですが、
やられました。
大奔走している時に忙しすぎて体疲れすぎてやられました。
コロナと生活してました。withコロナ。要するに陽性。
おかげでやる予定の課題もすっ飛んで、欠席してレポートのめども立ってないし、論文も予約していた外国人の論文指導の先生とのセッションもぶっ飛びました。
まだ前期は済んでいないのにどうするのだ?とパニックを越えた状態です。
身動きとれないんですもの。なんなんだこの辛さは、と思いました。
未知の世界!ほんまにストレンジでした。世界がUpsidedownしてましたよ。予防接種3回なんてgateあっという間に超えてきます。
幸いというか、ギリギリというか、仕事は小さな失敗はあったものの、収めた形で終えてきました。最後の仕上げをするために職場に人気のない夕方に行って人気のない職員室で頑張って良かった。母の具合が悪くなって病院にも連れて行ったので、ほんとにほんとに綱渡りでした。母はかかっていないようで今は胸をなでおろしているところです。しばらくは「喉痛くない?熱は出てない?」と何度も電話で確認作業をしました。→会えないので。
今は子供に移さないように生活をはっきり分けています。ドアとかはティッシュをもって開けて、消毒を繰り返す。手を洗ったらティッシュやペーパータオルで拭いて共有しない、トイレも使う度に毎回消毒、お風呂も一番風呂にはいってもらって、紙コップ紙皿買ってきて使う。洗濯も自分のものは自分で。(これは今後もしてほしいぞ)食事は朝は自分で調達したものを部屋で食べ、あとは基本的に全部外で済ましてもらっています。学食が多いようです。大事な時期なので絶対うつらないように神経とがらせています。連絡はドア越しでマスクして話す。でも連絡はほぼ家の中で形態やラインでやり取り。なんとか移らないいように祈っています。
ワクチンの後もかなりしんどかった自分ですが、ほんまもんはそれが数日続くからどうしようかと思いました。市販の一番効く薬を数種類買ってきてなんとかしのいだんですが、夫は「病院に連れて行こうか悩んだ」と言ってました。ほんまにしんどかったです。咳も残ってるし、臭覚もないし、いつこれは収まるのだと思っています。
しかも母の病院があって、母は別のことで痛みがひどく、伸ばすと治療が遅れて痛みが続くことになる。忙しい中大きな病院に毎週連れて行く日々だったんですが、今回だけは絶対無理なので、姉にわざわざ新幹線で来てもらって行ってもらいました。書くとあっさりした感じなりますね(笑)これが書くことの効用でもあるかも。
お題にある通りホンマにぽっかり異次元にはまったような数日でした。お題とドラマのタイトルもじりを拝借したのは、
寝てる間ずっとこれ見てたからです。7月にSeason 1~4まで一気見しました。www.youtube.com
ホラー映画はあんまり好みじゃないので、普段はめったに見ないのですが、BBC聴いてたらKate Bushの曲Running Up That Hill再び1位に輝いたということを聞いて興味を持ったのがきっかけです。お恥ずかしい話ですが、アルバムをカセットに録音してまじで繰り返し聞いてた私です。わはは。
あの曲は「嵐が丘」をテーマにした曲なので、知っていればゴースト絡みであるということがわかると思うのですが( 19世紀のイギリス文学です。)そういう細かいところまで書き込んであるドラマなわけねと気が付いて、普段は夫がこういう方面が好きなので、一緒にテレビで7月に入って毎晩1話ずつ進めていました。
コロナになってからは、寝ること以外できなかったので、毎日1シーズン近くを見てすごしました。今後これを見るとコロナを思い出すだろうなあ。
何でヒットしてるのかよくわかりました。
これ複層的な構造を持ちつつシンプルなシンプルな話にまとめあげてるからだと思いました。話はとっても単純でわかりやすい。そこに80年代を主に、中に映画やポップカルチャーが詰め込まれているから。
要するに大々的にパロディーなわけです。言ってなくても正面からがっつり見せてるのが大うけしました。
画面みながら、セリフとか背景や小物で思い浮かんだ映画をあげていくと、Star Wars, E.T. 未知との遭遇、エイリアン、the Lord of the Rings、Terminator, Jaws, ゴーストバスターズ、Back to the Future, Never Ending Story, エクソシスト、エルム街の悪夢、13日の金曜日、羊たちの沈黙、カッコーの巣の上で、シャイニング、バイオハザード、オーメン、ハリーポッター。見た方はどう思われます?
実際はもっとあったと思うのですが、とにかくシーンごとに、「これはここから?」と思わせるので、つい一人でこの映画かなあと妄想しながら楽しんでしまいました。とにかく全部融合して詰め込んだような感があります。映画オタクがつくったのがはっきりわかります。作り手の映画愛が伝わってくるわけです。
途中からソ連ネタ、銃もガンガン出てくるわで、「これはだめだよ」的な説教をしたいのではないけど故意に表面に出されてて、その展開にここまでやるかと思いながら見てました。
個人的にはSeason2で止めときゃいいのにというのが感想です。もともとの主人公の4人のおたく少年、その中でもメインの二人MikeとWillの友情物語。これがコアなのですが、Season3の乱れ方がすごすぎてびっくりしました。Season4は軌道修正してるけど、もう戻れない感。パーツを分けすぎて最後まで全員集合しないのもちょっとやりすぎ感がありました。ゲームもあるからですかね?
「おたく少年」が核にあるので、それは最後まであまりブレてませんでした。これもヒットの理由だと思います。正統派のハンサムや人気の美人はたいてい悪として扱われています。アメリカの学校って、日本よりさらに過酷ですもんね。カフェテリアでご飯食べる場所を見つけるのでさえサバイバル。よくティーン小説でもそのネタは出てきます。
ドラマの主人公たちが果敢に悪と戦う間、私は体の中のウイルスと戦っていたということで終わりたいと思います。
熱に浮かされたような日々に別れを告げて、なんとか軌道修正できればと思います。
コロナとは反対に、徹底的に読者の数も減っているこのブログ、はたしてこれ読んでくれる人はいるのかなあ。
なんか変な夏休みのはじまりでした。
読んでいただきありがとうございました。
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