今日もお越しいただきありがとうございます。お元気ですか?
今日はつれづれです。実は先日家族を送った帰りすぐに建物を左折しようとしたら、警察に止められて「今一時停止しませんでしたね。はい、2点減点7000円」となりました。ほぼ毎日使う道で、最近お巡りさんがいてシートベルトかなあと思っていたら、一時停止を取り締まっていたわけです。毎日通るので、あまり意識していなかった私が悪いのですが、もともとすごく安全運転な私なのでショックでした。あ、お金とられたのが特にね。なんか損した気分。
アンガーマネジメントの勉強にもなったわけですが、別でもこの立ち止まってじっくり構えることは大事だよねと思うことがありました。
この間、アマゾンで家族に頼まれたものを注文したんですが、最近は「置き配」という制度ができて直接手渡しを避けるようになってます。うちは特に玄関先の手渡しにこだわってるわけでもないし、手渡しがいやとかでもないのですが、何も言わないと結構この「置き配」で直接宅急便ボックスに行くことが多いです。
でも、最近よくあるんですが、宅急便屋さんが宅配ボックスの番号をポストに入れ忘れて取れないことが増えてきました。そのたびにAmazonに問い合わせて結構時間がとられます。今回も宅配ボックスに品物が入っているにもかかわらず、いったんキャンセルして再注文したほうが速いですよと言われて、そうしたんですが、なんだか申し訳ないというか、二度手間というか、その分地球温暖化に加担してるという複雑な気持ちになりました。あ、それならもともと頼むなって?すみません。
夜中でも神対応してくれるAmazonさんに対して(すぐに忘れるので思い立った時にはじめたらえらく遅くなってしまいました)宅配業者に文句言える立場でもないのですが、なんだかまどろっこしくて、便利さを追求するがゆえに夜中に対応するような仕事が増えたり、何度も配達したいとかするようになってるんだなあと、たがが一つの注文に考えさせられました。
昔はコンビニとかもなくて欲しいものがすぐに手に入らない時代があったはずです。若い時イギリス滞在中に、お店が5時とかにしまってしまって4時半から5時台がラッシュアワーで、パブやレストラン以外は空いてなかったことに驚いたんですが、(当時でも日本では考えられない風景でした)それであまり不便とも感じなかったので、いいんじゃないかと思ったことがあります。携帯ですぐに連絡がとれなくても我慢してた時代があったはず。もっとさかのぼると手紙でやりとりして、その思いの距離がある時代があったはず。手紙がとどくまで思いをはせるということも最近はしなくなってきているのではなだろうかと思いました。
それがいいとか悪いとかではなくて、便利さや目先のことで失うものもあるなあと。
通販もメールもSocial Mediaも早し良しの時代。
我慢できなくなってるから、すぐに答えが欲しい。英語力もテストですぐに結果がわかることのほうが優先。
物語を読んでいると、まるで真反対のことをしているような時間が流れます。時代物だと特にそうです。まどろっこしいほどの進行で、ある視点をわざと欠いた状態で、登場人物の認知度をずらし、読者の認知度をずらし、行間で心のひだを描き出しているような場合もある。じらされる間を楽しむのが物語なんじゃないかと。
そういうプラトー状態を通って到達できることが実は素晴らしいと思うのですが、そういうのが敬遠されてるこの頃。なんでも直接呟けばすんじゃう。
最近の英語の教科書やテストは英文がどんどん短文化しているそうです。そうじゃないと売れないので、そういうものしか生き残らないそうです。
結果がすぐに出ないといけない風潮。
すぐに他人のせいにしたり、イライラしたりしてしまう風潮。やけに攻撃的になったりも。ネットは匿名なのでさらに始末が悪いですよね。
授業でも、生徒の英文を見て文法的にはあっていても、なんかおかしいんじゃないかと思っても、理由が言えない時があります。そういう時はもってかえって調べるねというんですが、その場で正解か不正解かわからないと嫌だと言われました。
ここで英語母語者だと、相手は引き下がるのですが、日本人の英語の先生は辞書だと思っているので、わからないと能力の低い先生だと思われてしまう。文法、語法以外にコロケーションもあるし、単にそういう言い方はしないとかもある。それをカバーしようと勉強はずっとしてるのですが、全然追いつきません。
それを自分の先生に相談すると、「入試とは違いますが、例えば英語の論文がいくら正しい英語で書かれていても、中身がなければそれまで。まったく間違いなく書かれていてもいなくても、内容で判断します」と言われました。先生は留学生の学生も指導されていてたようだし、光る内容でないとなかなかいい成績もらえないので逆に説得力あるなあと(笑)
夫にもよく「その場でそんな風に即答できてるように見える先生はうまくかわしてる場合もあるんや、もっと自信持ちなはれ」と怒られます。
答えをすぐに。それが時代だと言われればそれまでですが、
不便さを受け入れることを考えてみるのも、案外心にいいのではないか、立ち止まることはいいことだと思った方がいいなあと思った出来事でした。
そんあにあせらなくてもいいんだと、罰金を払うことによって学んだと思うことにします。
「とまれ」のサインを見逃さないようにしないとですね。
一時停止して、また安全運転で自分のペースで勉強しようと思います。あ、でも高速状態でやらないといけないこともあるけど。
なんとか頑張りたいです。
また一緒にがんばりましょうね。
読んでいただきありがとうございました。
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