今日もお越しいただきありがとうございます。お元気ですか?
2月末ぐらいからずっとおうち生活が続いている私には、5月の連休もそれに近い状態。もともと行楽に出かける習慣もなかったので、英語の勉強と仕事の準備でかかりっきりでした。
今日は珍しく我が家の日常で始めますー。
一昨年ぐらいまで、夫もクラブの顧問関係で、連休はすべて仕事。限りなくボランティアに近くって、学校の試合の運営は先生の犠牲の上に成り立ってるわけですー。子供の出産の翌日もたまたま休みだったんですが、試合に行ってしまったのを思い出します。
そんな仕事三昧の夫がクラブの顧問から離れる年齢、立場になって、今年は特にステイアットホーム状態でした。めずらしく家族で引きこもり生活だったのですが、休みの間ほぼ毎日「パパ食堂」を開店してくれて、お昼ごはんを作ってくれました。我が家ではこれはかなりすごいことで、もともとほとんど料理ができない夫が、インスタントラーメン作ってくれるだけでも珍しい。そのうちインスタント、冷凍食品を駆使しながら、最後は回鍋肉の素をひそかに買ってきて回鍋肉まで至りました。(シークレットメニューで、出てくるまでお楽しみでした(笑))
子供と二人で褒め殺ししてこれからやってもらおう作戦です。「これを毎日やってくれてるなんて大変や」と夫も言ってくれて、思いやりが持てるお休みで何よりでした。
仕事のほうは新しい職場なので、まだまだ慣れてないし、実際に生徒にも一度も会えない状態ですが、コンピューター越しの生徒たちに思いをはせながら、ITと格闘しながらなんとか踏ん張っています。
仕事も仕事の準備も、英語の先生だし、家にいても、自分の学業関連もやりながら、家事しながらナガラ族なりに、
英語漬けの状態です。
家ではPodcastを聴くのがもう毎日のルーティーンになってます。ニュースは心沈むものが多いものですが、その中にも、シルバーライニングのように心をやわらかくしてくれるものもあります。
例えば、今朝聞いたのは、このおじいちゃんのお話。ちょっと前のエピソード貼っときますね。
99-year-old Captain Tom Moore raises more than £14m for NHS by walking in his back garden
日本でも有名になってると思いますが、キャプテントムの愛称で一躍有名になったおじいちゃま。NHSの医療スタッフのために、自分のお庭をよろよろを歩き続けて寄付を募ったら、驚くべき寄付が集まりました。そのおじいちゃまに世界中が感化されて、戦争中の話をして周りを勇気づけているロシアのおばあちゃまが靴下を編んで「ロシアより愛をこめて」と送ったそうです。
この話を子供にしていたら、「イギリスといえば、ママこんなのも今日見つけたよ」と教えてくれました。これは映像で貼れなかったので、リンクしときますね。
映画ハリポタの出演者や賛同者の有名人たちがハリポタ原作の小説を少しずつ朗読してくれるという試みです。
第一弾はもちろんハリー役のダニエル・ラドクリフ。
私はスティーブン・フライ版(彼も今後読んでくれるみたいです)を2回は聴いているので、それに慣れてるんですが、これはこれで味がありました。
おうちにいても、行動を制限されても素晴らしいことは心の中から生まれるんです。
こういう人の善意がたくさん溢れることを願ってやまない私です。
そして、100%じゃなくても、英語でも楽しめること。
それが大事なことじゃないかなとこのところずっと思っています。
私はこの歳になっても、毎日英語を通していろいろ勉強してて、「ああ、こんなこと知らなかった」とよく思います。
英語の試験は通るべき道だったにしても、
それは短ければ短いほどいい。英検1級に10回受かっても、今歩んでいる道を阻んでいたのは事実です。残りの人生のほうが少なくなってきた今。
それを後悔しても仕方ないですが、試験は試験だと思います。試験が必要な場合には試験を受けなければいけないということは嫌というほどわかっています。
それでも、それが最終目標になるのは自分の道ではないと本当に思います。
試験で点数が取れても映画や小説が完璧にわかるかと言われると全然違います。巷で言うところの「日常会話ぐらいは」に対応できるかというと、全然違います。ホンマに。
毎日英語で学んで、ユーリカモーメントを増やすことが大事だと思うに至っています。
英語ができるって何なのか。
試験自体が実施されず受けれない今、ちょっと立ち止まってみてもいいかもです。
受けない選択とかではなく、試験の先を見るという意味でです。
私は試験勉強をする時間でニュースを聴いて、英語で普段使っている言葉の由来について知って感心したり、たくさんの書物やドラマや映画に出会って心豊かになりました。試験で実際のことを知れたり出来てそこから派生していろんな学びがあるのはいいきっかけになると思いますが、やっぱり先が必要なわけです。
日本では英語は試験なしにはありえない状態は変えられないけど、
試験以外のことが実は大事だったりすることを生徒たちに少しでも伝えられたと片隅で日々奮闘する名もない先生になりたいです。
読んでいただきありがとうございました。
また一緒に頑張りましょうね。
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