今日もお越しいただきありがとうございます。
お正月を過ぎると、鏡開きを待たずにぜんざいを作って食べるのが最近の傾向です。お雑煮で残ったお餅をいれて毎日おやつに食べてしまう。うう、おいしいぞ。自分で作ると甘み抑えめでできるのがいいです。自分で作ってみると、それでもかなりお砂糖を使うのでちょっとコワいと思います。それほど人間は糖に侵略されてるんですねえ。あれは魔力ですねえ。
せめてとこれまた手作りの甘酒をミキサーにかけてから少しまぜて作ってみたんですが、なんだか甘酒を飲んでるみたいになったんで、母と義母にもおすそ分けするので、残りは普通のブラウンシュガーにしました。あ、うちは白砂糖は置いてないです。炭水化物を少なめにしているので、お餅も去年より減りが遅いのですが、やっぱりお餅いれるとおいしいですねえ。つい食べてしまいます。叔父がついてくれたヨモギ餅をいれるともう最高でした。よもぎ大好きです♡よもぎパンにも目がない私です。最近パンはほとんど口にしてないけど(涙)
今週は数回授業があるし、やることやらないといけないのに、家にいるとついランチしながらドラマOutlanderのシーズン4を観て、結局通しで全部見てる自分が。原作でわかってても、映像に引き込まれます。
何に引き込まれるかというと、アーリーアメリカンライフです。ジェイミーが木を切り出してからどうもいけません。そう、手作りっぽいものがたくさん出てきて、自給自足に近い生活に魅せられちゃって、「あ、シェーカー家具に似てる!」と思わず止めてシェーカー家具を物色したり、木工教室を探したり、編み物したくなったりと誘惑が・・・。→下手の横好きです。この間子供の宿題で手作りしたのもだめです。それに昨日やっと新しいソファが届いたので、いろいろ模様替えもしたいし、また何か作りたい、DIYしたい病がうずいております。春休みまでは我慢しないとと戒めている最中です。
ドラマでは原作ではとっくに亡くなっているマーターがどこまでも出てくる。ジェイミーとイアンだけでも手一杯なのに、マーターはさらに上をいく難解さ。それでも字幕なしで耐えて英語脳?養成中ですー。でも、ここ以外であんまり役に立つことはないかもですが(笑)
で、今朝からふと書き出した英語ネタにつなげます。ちょっと辛口かも。
今年度教えたのはすべて高校3年生でした。学校でも家庭教師も。
そこでふと思ったのは、
「英語力」じゃなくて「テスト力」が試験には生きてくるということです。当たり前といえば当たり前ですが、日本は英語に関して言えば「テストに受かる」「テストで高得点が取れる」=「英語力がある」という式が成り立っている最たる例なんじゃないかなあと前から思っていたことをくっきりとみたような気がします。
「〇〇ホルダー」なんて神扱いされたりもする(あ、紙ではあります)こともあったりもする英検やTOEICで人生が変わるのならいいのですが、そんな魔力は実際はなくて、受かった時点で、
もっと険しい山があることに気が付くことが多いというのが現実。さらに勉強しなくっちゃと思う。→自分がそうなので書いてますー。人生山あり谷ありってことですね。私は今はイムラドリス(裂け谷)にいるかも~。→ここで笑ったあなたはマニアック。
前の学校でも今の学校でもそうですが、生徒達は大量の宿題をこなして、大量の試験範囲の英文を暗記して試験にいどんで高得点を取ることも多いです。短期間であれだけ暗記できる処理能力がすごいなあといつも思います。そうやってテストで点をとれる人間ができあがっていく。ある意味うらやましい。
覚えるのに音読をたくさん導入する私の授業ですが、今回もそれがすごく役に立って、楽しくなったと言ってもらえてよかった。しかし、音を取り入れずに英語をやっている状態が何年もつづいていたわけです。リスニングテスト、言っても英検やGTECのテスト形式でしか音をとらえない状態。そりゃ音読させたら新鮮だろうなあ。
でもその覚えた英文を少しでも、一部でも流用して話せるかというと、
全くもって無理です。単語すら出てこない。「あ、うー」となることがほとんど。せっかく小難しい英文覚えたのにねえ。
それは使う機会がないのも大きな原因なんですが、試験範囲の英語が読めたり、書けたり、聴けたりしたとしても、
自分の意見を英語で言えたり、書けたりするまでには至っていないということです。
別の例を挙げると、模擬試験や試験形式の授業を死ぬほど受けて、
テストで高得点をとってきます。高い大学進学率を掲げる進学校の典型の一つとも言えます。
でも突然英語圏に掘り込んでなんとかなるかというと、
何とかなりません。
それでは「英語ができる」とは言えないですよね。
そうじゃなくて、「テストができる」です。
受験生なので、いかに点数を短期間で効率的に上げていくことを実践して、目の間で生徒の点数がどんどん上がっていくのを目の当たりにしました。
テストで高得点を取れるのは同じ種類のテストを毎回受験し続けて点数をたたき出すというもの。
シミュレーションの勝利です。
逆に、普段はまったくテスト対策なんてしてなくて、一回も解かずにテストを受けて上の人たちよりも高得点をたたき出すというのはあまり聞いたことがありません。
たとえば、テスト勉強だけをして、
ドラマを字幕なしで観てわかるようになるか?
ドラマをいろいろ工夫しながら観て、なんとなくわかるようになってきたところで、
いきなりドラマとは全く関係のないテストを受けて急に高得点がとれるか?
まあある程度はとれるかもですが、テスト対策をしてきた人にかなうことはあまりないですよね。だから毎回受けるんですものね。
海外にずっと住んでいる人が何も特化しないで高得点とれる確率が100%か?違うと思います。
私の知り合いの英語母語者が去年英検1級を受験しました。もちろんすごい点数をたたき出したのは言うまでもありませんが、もともとレベルの高い英語母語者です。でもその人でも「難しいところもあったわー。それに面接は思ったようにできなくて、angelが言っていたことがよくわかった。話したいお題がない(笑)」(とか言いながらほぼ満点でしたが)
今思い出しましたが、過去にそういう実験も自分でやってました。洋書だけで過ごしてTOEICを受けるということをたしか半年か一年かやってみました。見事に点数が落ちていきました(笑)
またTOEICもすごい点数持っていて、英検1級も受かっていても、洋書やドラマにてこずるという例はたくさんあるのでは?
反論もたくさんあるかもしれませんが、
幹はつながっているし、テストができることはある意味英語力があることだとも言えますが、イコールの関係ではない。
別物だという感覚はやっぱり昔も今も変わらない私です。
この時期は学生だけでなく、大人もたくさん英語のテストを受験する時期ですよね。
そう、だから、テストを受験される方は
「テスト力」テストに特化して勉強することが一番手っ取り早い。
テストには過去問や公式!センターにはセンターのできれば過去問。模試もまあいいけど、予備校の色も出るので、過去問中心プラス模試だと思っています。
まさに魔力。
それをうまく使えばいい。あ、お砂糖の魔力はだめですがね。
もう一度書いときますね。
シミュレーションの勝利です。
テストに耐えたら、あとは楽しい英語をたくさんたくさんやって、
英語を好きだった自分を思い出すというのがいいかもです。
おばちゃんで、もともと処理能力も遅くって、テスト力をつけることにどうしても出来が悪い忍耐がない私ですが、テストが必要な時には、無理やりながらでもいい、なんとか自分をなだめながらも、全体的に
英語力をつけていけたらと思っています。
いや全然勉強できてないからこんなこと書いてるんですね。
ほんとにやればやるほど自分のふがいなさを感じています。思ったようには進まないし、やり残し感にさいなまされながら、こんなんで英語教えているなんて資格ないやと自暴自棄になったりもしちゃいます。
でも辛いなと思ってるときに限って、私の背中を押すようにやってくる皆さんのコメント。「angelさんの頑張りが私の背中を押してくれます」「仕事を再開します」「新しい仕事につきます」「今年は英語以外のことにも挑戦します」他にもたくさん!
お会いしたことがなくても、私の大好きな方たちからもらえる力です。いつもほんとにありがとうございます。
家庭教師の子に、「今が一番一生で勉強してると思ったらつらいことはない、一緒に頑張ろうね」といった自分が一番勉強してなくてどうすると、
自分に喝をいれたいと思います。
一緒に頑張りましょう。
読んでいただきありがとうございました。
個別にはお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。