塾と学校と英語力

今日もおこしいただきありがとうございます。お元気ですか?朝晩冷え込んできましたね。我が家で恒例の愛犬のひなたってがぼっこが始まりました。一日中それ眺めて心ふにゃふにゃしときたい今日この頃です。みてるだけで幸せな気分になります。目が合うとおなかを見せて「撫でて」とねだってきます。ああ、癒し。

仕事は相変わらず心の中が嵐状態ですが、目の前の生徒たちのためになんとか折れそうな心を奮起させて仕事に向かう日々です。

いろんな生徒がいます。塾に通う子、学校だけの勉強で受験勉強を頑張る子。

学校では頼りにならないと塾に通う子、学校についていけなくて塾に通う子。

どちらも効果がある場合とない場合があります。

随分昔に個別の学生先生が、教え子に「学校の勉強を無視してこれをやりなさい」と指導したらしく、学校でもその大学生先生が勧めた本しかやろうとしない子がいたので、おもわず英語で生徒のノートに「ほんとうにそう思いますか?」といったような内容から始めて書いたこともあります。そのあとその生徒は私の授業を聞くようになりました。

似たような例はたくさんあります。この間授業中に他の科目をやりたいと申し出た子は、なんと、ちゃんと私の授業を聞くようになりました。当てても、わからなくても素直にやるようになってくれました。ちょっとうれしい一瞬でした。

説得がきいたのは、私が生徒達にした話を納得してくれたからだと思っています。英語は大学生になったら必ずやらないといけない。今は名だたる大学の授業は英語での講義が増えている。これからもっと増えるよ。だから、入試で今やっていることが必要なくても、この英文のどれかを口について言えるようになっておくのは役に立つんだよ。と力を込めて伝えました。それと私がその生徒もかわいい自分の教え子の一人だと、私が思っていると知ってくれたかもと思いたいです。

こんな例もありました。

私が教えているテキストを塾でも同時にやっているようで、試験範囲でない応用問題を一生懸命に解いている子がいました。どうも塾の先生に見てもらっているようです。同僚の英語の先生が手を焼いている子でした。授業をきかない。学校の先生を信頼していない態度をとってくる。

おそらく学校でやるより高度なことを塾の先生に見てもらって「塾の先生のほうが英語ができる」と思っているようです。私はそれを見たときに、「その先生がそれをできるのは実力があるんだねえ」とだけ言っておきました。確かにそうですしね。

そこで、「塾の先生」が絶対だと思っている生徒の気持ちを変えるのは結構難しいです。塾の先生がどう学校をみているのかもわかりませんし、その子が学校の勉強は適当にしているだけかもしれないけど、定期テストがとびぬけてできているわけでもないので、なぜ基本をきっちりおさえてあげないのかなあとは思います。

垣間見えるのは、塾の先生が学校の先生の英語力に対して何かしらの気持ちを抱いているから生徒がそういう態度をとるのだなということです。

学校の先生も塾や予備校の先生の英語力に対していろいろいう例もよく聞きます。もしくは私立と公立の先生同士の英語力についてもみな語ったりします。

もっというと、同じ学校の中でもあります。

一時期塾の先生と同じ学校の先生のランク付けがコワいから私は英検1級合格数を稼いでいた自分もいました。

生徒も同じです。

まあ英語力の高い先生にみてもらいたいのは当たり間ですが、

英語力が高いだけで先生力、授業力が高いというわけでもないというのが、20年以上教壇にたって至った私の感想です。有名大学、資格も同じ。

英語ができる、知っているだけでは生徒の英語力はのばせない。

私は両方をなんとかしたいとずっともがいてきたし、今ももがいています。

でも完璧な人はあまりみたことがないです。完璧でないからいいとも言えると思っています。努力をつづけるのは先生も同じ。そして英語を通していろんなことを知って、学校という場で社会に出る前に人間力を培ってほしい。

もうすぐ大学入試だから試験に是が非でも特化しないと意味がないようなことを暗に言われました。入試問題以外は悪であるかのような雰囲気が。それも一理あるのは十分わかっていますが、私がなんとかクラス内で受験英語の内容を利用して「英語」を教えようとしている工夫に対して、生徒が、

「先生、先生と勉強していると、なんだか普段の生活で『こういうのは英語でなんて言うんだろう』と意識するようになってきて英語が楽しくなってきました」とコメント書いてくれます。

今はそんな生徒が何の気なしに書いてくれたりすることばに支えられています。

受験英語と実用英語という垣根をこえて「英語」を教えたい。どちらにも役に立つ英語であってほしい。

難しいのはわかっていますが、

大事なことは、勉強漬けに強制的にするのではなく、

自ら勉強する生徒を作ってあげることだと思っています。

塾や学校の垣根も超えて、入試の詰込みだけでなく、みなで子供たちの未来を作ってあげないといけないのにと

思った数日でした。

 

もうすぐ週末なんとか今週をのりきりましょうね!

読んでいただきありがとうございました。

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