今日もお越しいただきありがとうございます。お元気ですか?私は今はいろいろピークなような気がします。仕事はとにかく山積みのことをこなしていかないといけないし、体がついて行ってなくて、やっぱり寝るか仕事するかになってます。これはお給料に見合わないなあ(笑)自分が丁寧すぎたり、どんくさかったりというのもあるんですが、期待を高く持たれるのももあんまりだなあと思う今日この頃です。体調がいまいちなので、仕事がんばるとすぐに熱が上がって寝てしまいます。なんとかならないかなあこの体。
嘆きながらでもなんとか突き進むのみですが、それでも集中をあまり必要としない仕事をしているときはせめて英語をかかさず流して聴く日々です。このところは飽きもせずまたGOTをシーズン1から聴いています。すでに3に取り掛かりつつあります。あはは。「なんとなく度」が上がって行ってくれていると思っています。テストじゃないですしね。
さて、ご質問をいただきました。私はテストが受けられない状態になって久しいし、ましてやTOEICはもう何年も受けてません。私がお答えすべきことでもないと思うのですが、一緒に考えることは出来ると思います。
英検1級が遠くに感じて、そこまでの道のりでTOEICでつなげてなんとか力をあげていきたいけれど、とにかくリーディングにてこずるので困っていらっしゃいます。
TOEICに関しては、ほんとに私の出る幕なんてなくて、他の方に聞いたほうがと思ってるのが本音です。これを読んで誰かのネタ提供になりませんかね(笑)自慢じゃなくて、どう読んでいくかですよ。あれはスピードのいる処理能力を同時にはかってますもんね。年齢が上がるほど苦しいんじゃないかと思っています。テストにたけた人たちが受けるテストみたいな。
内容は別として、リーディングパートで速読力をつける練習はたしかにできますね。
自分が覚えている範囲ですが、TOEICと英検1級の英語はまた違うような気がします。TOEICは表層的で、英検1級は深層的?とでもいいましょうか。読解力という意味では英検1級に完全に軍配があがります。語彙も数段上ですしね。だからこそみんな苦労しているわけです。何が難しいって、設問が難しいと思います。って何度も書いてますね。
ふと思ったことがあります。リーディングパートで点数を稼げる人の多くが、
大学受験で難関大学を突破した人が多いんじゃないの?という仮説。
いや、統計取ったわけじゃないので、ただの自分の憶測です。
テストにたけてます。
なんでそんなこと思うのかというと、今私がやっていることの一つが、入試問題の演習だからです。時間を計って生徒に大問一問解かせて、解説を行う。これまた決まった時間で解説するので、いかに効率的に説明するかも命なんですが、ちょっと疲れてるときも多いです。
でですね。TOEICのリーディングパートよりも、実は難関入試問題の方が英検に近いじゃないの?とも思ってやっています。内容は特にそう。アカデミック中心ですから。
よく聞く話ですが、高校の先生で、進学校で3年生を担当している人は英検1級にまだ受かりやすいのではないかとよく思っていました。
確かに私が1級を受け続けていた時のリーディングは難関大学志望のクラスを教えていた時にけっこうよかったことが多かったと思います。難しめの長文問題を一緒に解かないといけないから(笑)生徒さまさまです。強制がはたらくっていういい例ですね。その1,2年に取り組んだ英文解釈の問題集は5冊以上だったと思います。ブログでも特集しました。どこかにあるんだけど、情報も古いかな?
今教えていることは、そこで勉強したこともベースにあって、自分の経験もあっての集大成だと思っています。どのテストでも使える共通のセオリーがあると思います。実際に自分が英検やIELTSで自分がどうやって解いているかを検証して、それも伝えているからです。でも最近は自分の勉強をする時間がないので、自分の貯金が減る一方という気分を持ちながらです。とほほ。
英語はとっても論理的なので、そこをもう少し深めてみてもいいかもです。
例えば、まずは基本を押さえるという意味では、こういうのを最初にお勧めしたりします。

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これ読んだだけで急には上がりませんが、英語はロジカルなものであるということのつかみだけでもとると随分違うと思います。読んでわかったつもりでも解いていてそれがつかめないので、あとは練習あるのみということはどんな人も同じですね。
あと、生徒と一緒に問題を検証していく時に一番強調するのは、
設問です。
設問と選択肢と本文のロジックのすり合わせを何度もやって答えを導きます。そこがあやふやだと答えを見極めることができませんからね。英検1級はここが難易度マックス。
コメントには「音読するのがいいのでしょうか」と書かれていましたが、音読がすべてを解決してくれるのではなくて、いろんな角度で英語を見ることが力をつけてくれるという考え方をしたほうがいいと思います。
声に出すという作業は「音と意味のすり合わせ」なので、わかっている文章を読んだほうが効果は高いとは思います。もちろんTOEICの文がはっきりとわかるのであれば、音読してもいいと思います。
ニュース英語や映画やドラマはあくまで高地トレーニングだと思います。1級合格者でも英語字幕がなければ無理なものが多いという事実でもあきらかですね。
あと、試験を解き続けて疲れてきたという感想はものすごくたくさんの人が持っている気持ちです。全然楽しくないですからね。
私は今それを生徒に強いないといけない立場で本当に苦しく思いながらです。せめて自分が教えている子たちには「疲れた」と思わせないように頑張ってはいます。この間既に日本語で解説した部分の復習をしようと、オールイングリッシュでやったら、みんなフリーズしてました。でもみんな必死。必死で私の英語を聴いて、単語を振り絞っていました。生徒達になんとか英語をアウトプットさせたいのですが、限られた時間でやるのは至難の業です。学んでることが生かせない学校だしなあ。
よく思うのは、
英語はただの言語であって、そこにある中身を味わうためのツール。
なのに、日本ではそれが独り歩きしている状態です。それができても世界に出ればもっと必要なことがあるのにです。
英検1級に受かった人が例えばイギリスに行って「ネイティブスピーカー」相手に議論が堂々とできるか?フツーに向こうの人とフツーの話ができるか。
できないです。現場はテストじゃないですからね。
疑似英語の空間での勉強が役に立っていないと言っているわけではなくて、そこに物事の中心をおくのではなく、もうすこし遠くを見ると「ここはただの通過点、だからなんとか踏ん張ろう」と少し思えるかなと、生徒達にはいろんな話をするようにしています。それが学校の役割だとおもうのですが、最近は学校は塾みたいでちょっとなあと思う今日この頃です。
このごろは「そんなの受験に関係ない」という子はいません。みんなわかり始めています。
悩む気持ち、焦る気持ちは痛いほどわかります。私は受けなくてはいけないテストを受けることすらできていないので。またそこに至る道がいばらの道だともわかっています。ブランクというものは本当に恐ろしいです。振り出しから出直しって感じもあります。
それでもできるときにできることをはやめてはいません。
なんとか一緒に頑張りましょう!
お役に立てば幸いです。
読んでいただきありがとうございました。仕事に戻ります(涙)
充実した一日をお過ごしください。
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