旅行英語についてある英語の先生の考察

今日もお越しいただきありがとうございます。

今回は旅行英語について書いてみたいと思います。旅をしていて、何が必要なのかを初日から実感したことがあります。あくまでええ加減な私の今回の経験からなのと、記憶を頼りにがんばって再生してみました。ご参考程度にしてくださればいいです。

では、今回の気づき4項目

 

1.定型文がとっさにでてくること。

2.疑問文で質問できること。

3.はっきりとした単語、自分が伝えたい一番重要な単語がとっさにでてくることと、

 相手が言う一番重要な単語がとっさに聞き取れること。

4.一番大事な要素→なんでしょう?あててください。

 

これらって英検1級とか、テストで高得点とれてないとできない?いや、そんな人でもこの三つの中のどれかでしどろもどろになる人がいると私は思います。え?いない?それならいいんですが。3なんて、アクセントの強い人だとなかなか手ごわいですよー。前に書いたように、英語母語者でも完璧にはわからないんですから、私たちが100%わからなくても当たりまえだったりしますよね。

さて、気づきを一つずつ見ていきましょう

まずは1.定型文、短くてもある程度の文がとっさにでてくること

飛行機、税関までは単語レベルが多いですよね。私は今回トランジット(飛行機乗り換え)の時に子供と並びの席を確保しようと何度も同じフレーズを使っていたので、わたしの場合はそこからですが、お願いするときに、馬鹿丁寧にこんな感じの言葉をわざと使いました。

"Could you possibly check the available seats for us? Now, My daughter and I have separeated seats ,but we would like the seats next to each other. "

 あ、文法が間違ってても構わずダダッと言い切ります。間違っててもご容赦を。

下線部部分の後ろを替えれば、「とっても、とっても丁寧にお願い事をするときに使う文」にいろいろ変身しましすよね。英語にも一応丁寧に言う言い方があるので、一番ていないな言い方Could にpossiblyを入れることでものすごくへりくだった言い方になります。なので、本来は目上の人に対して使います。この言い方が功を奏したかどうかは別にして、無事10時間を超える長いフライトで隣同士の席を頂けました。何度もきいたかいがありました。きいた相手も英語ネイティブスピーカーじゃないので、あんまり気にすることもないとは思いますが。

次に文で言えそうな場面は空港から電車の切符を買うときです。ここはカンタンですね。”I'd like to buy~"とか,もっと簡単に、”Two tickets to 駅名”(片道ならsingle往復ならround tripとか入れればいい)単語レベルでパパッと言えます。ここで、一人なら単数、二人以上なら複数ですが、(あえて書いてます)日本語には単複がないので、忘れがち。でもそんなこと臆せず言えば、向こうからOne? とか聞いてくれるので大丈夫。

他にも、簡単ですよね。

May I ~?

Can I ~?

Can you ~?

Excuse meの代わりに、Sorry to bother you.なんてのも使ったような。Sorryは言いすぎるほど使いました。

I have a question.とか、Canを使う、May (Can) I ask?なんてのも、しょっちゅう言ってました。ほとんど中学英語の世界ですよねえ。読んでると簡単に見えます。でも実際これがツルツルッと出てくるかというと、言う前に口をつぐんでいる場合もあると思います。

Could you possiblyなんてのが出なくても、別にいいと思います。とっさのCan you ~?で十分だと思います。外国人観光客にそこまで期待もしてない人の方が多い。あくまで旅行英語を外国人が使う場合で、とっさの場合で、意思を伝えることが大事ですものね。

”I wonder if”というのもていねいですが、旅行じゃなくて、会話するときには使うけど、そこまで使って旅行中に使ってる姿はあんまり想像できないし、その場その場の場合は、そこまで丁寧にみんな話してないような気がします。あ、例えば飛行機で上品な感じのご婦人とか紳士の方と隣り合わせでお話する機会があるなら使うかも。

昔、聞いた話ですが、英語母語者の先生が日本語母語者の英語がすごく上手で海外に住んでいたこともある人の英語に、すごく怒ったと聞きました。「あんな失礼な言い方するなんて」と。これ、今思うに、この尊敬語とか、丁寧語の使い間違えで相手が怒ったのかもしれません。でも、私たちが育った環境で、学校英語で、目上の人に英語を使って会話をする、もしくはしつけられる、なんてことがないから起こったのかも。日本語でも敬語をうまく使いこなしていないのに、親も日本語でそこまで徹底してしつけてます?ましてや英語で同じぐらい上手にできるかと言われると、そういう状況に何度も晒されて初めてできることじゃないかと。若い時に恥をかいて覚える機会が与えられていないからできてないと思うのです。これ、逆に日本語の敬語を日本にいる日本語を話せる外国人がみんな使いこなしているかというと、やっぱり同じで、そこに目くじらをたてる風潮は日本にはないですよね。なんだかなあと思います。

特に旅行の場合は、悩むより、とにかく口に出して自分が伝えたいことを伝える方が優先。なにせ、もともと表現できる引き出しが少ないので余計です。簡単な文でも、「とっさ」にさらっと出てくることが肝心です。

2.疑問文で質問できること。

これは1で随分疑問文が出てきてるので、重複もしますが、例えば、オンライン英会話で相手に尋ねることの方が多いですか?たいていは質問されて答えている自分のほうが多いと思うのですが、皆さんはどうですか?英語のインタビューテストでも同じですよね。質問に答えることがあっても、質問の内容を問い返したり、相手に「じゃあ、あなたはどう思います?」切り返すときぐらい。私は英検でやったことあって、その時は会話がものすごく弾んでいたのは事実ですが、やっていいことかどうかはわかりません。

私も授業をしていて最初はたまに(いつもじゃないです。いつもにするべきですが)英語で生徒に質問するときにかなり間違えてました。あ、今はちょっとましかもですが、間違えてるだろうけど、気にしてないです(笑)言い直しもします。

今回イギリスで参加したセミナーでも質問するのは日本人もたまにいたけど、圧倒的に英語母語者でした。

これは、拙ブログでも何度も書いてきたと思うのですが、この「質問する力」「疑問文を使いこなせる」というのが案外弱いです。

だってそのパターンに自分を置く状況が少ないから。

Can you~?とかではまだ作れても、WH疑問詞とか、間接疑問を「とっさ」に言うにはやっぱり練習がいると思います。上の定型文を塊ですぐ出てくるようにするのと同じで、塊プラス語順も意識なしに出てくるまでいう練習がいります。

語順と言えば、私は疲れてくると言いたいことが先行してまだまだ語順が変になることがあるんですが、2回目に言い直すときに、("I mean"と言って言い直すことが多いです。そのときに、パラフレーズして違う言葉をつかったりもします。)ちゃんと直っていることもあれば、全部直ってないこともありました。でも相手が意味を汲んでほとんど理解してくれる。そこがテストとは違うなあと思います。言葉のキャッチボールで理解しあう。相手が「こう言いたいんだね」と言い直してくれたり、すぐわかってくれたり。でもそれだと点数にはつながりませんがね(笑)

質問ができることで、会話につながる。これ大事だと思います。旅行では会話までいかなくても、「これいくら」だけでなく、いろいろ聞きたいことがあるはず。質問できると、モノを買うときをとっても、もっといろんなことが知れますよね。もっというと、応用になるかもですが、旅先で苦情を言えます。がまんせずに主張すると扱いも軽くなくなります。

疑問文の文を口に出して何度も使って覚えて、中身を変え手自由自在に使えるようにすれば鬼に金棒です。

 

3.はっきりとした単語、自分が伝えたい一番重要な単語がとっさにでてくることと、相   手が言う一番重要な単語がとっさに聞き取れること。

これ、ほんとに大事です。文が出てこなくても、例えば、行きたい駅の名前を言うだけでホームを教えてくれたりしますよね。少なくともイギリスでは駅員さんは親切でした。スコットランドのデパートなんてエレベータどこ?と聞くと(実際はlift)そこまで連れて行ってくれたりもしました。

旅行関連の単語を押さえておくといいと思います。私たちは学校で英語を学ぶのが占めている、もしくは英語のテストです。なので、時々ものすごく簡単な生活用語とかがわからないこともあると思ます。車を運転するなら、indicator (ウィンカー)roundabout(笑)とかね。

旅行では、相手も短い時間で容赦なく話してこられます。例えば、駅で切符を買うときには私たちが英語母国語かどうかなんてもちろんわかりませんから、(たくさんの人種がいるから)フツーに早口でパパッと要点だけ言ってきます。アクセントの強い人だとわからないことも。若い人よりも年齢が上がると、このハードルは高く感じると思います。緊張が入るともっと聞けなくなる。

わからなかったら、わからない顔をすると、相手も速いながらも、何度も何度も言ってくれます。それで乗り切りましょう。そういう時は、とにかく、相手のいう名詞を中心に聞き取ろうと思ってください。

 

 4.一番大事な要素→なんでしょう?あててください。 

3までで、英語を使えること以外に大事なことを何度も書いてあるので、お分かりになった方もいらっしゃると思います。特に旅行英語ではこれ大事だと思います。

「度胸」もしくは「間違いを恐れない」です。

いままで海外でどうしても間違いをおそれて、言えなかった一言はなかったですか?

自分のほしい食べ物が来なくて、違うものが来ても、文句言えずにがまんしたことないですか?

前述通り、私は疲れてきたり、話したいことがいっぺんにでてくると英語がぐちゃぐちゃになりますが、気にせず単語を並べていくということをよくやります。これぞザ・ブロークン・イングリッシュなんでしょうが、そのうち語順がちゃんとしてきたりもするし、言い換えていることもあります。それで通じなかったことはあまりないです。というか、通じるまで(相手が意図を組むまで)言い切るからだと思います。

蛇足ですが、イギリス人の友人たちと話しているときに、「angelは頭の中で言いたいことが日本語になる前に英語を話していることが多いと思う」と言われました、そのスピードとかぐちゃぐちゃでも言うからかも(汗)日本語で考えて話している時ももちろんあります。その時は英語の出方がゆっくりだと思います。

電話で手ごわいスコットランド訛りに困ったエピソードも書いたのを覚えていますか?その時も何度かトライして、すぐに近くにいるお城の係のスコットランド人に電話渡して"Can you help me? I need a taxi here back to 〇〇."とお願いしてタクシー呼びました。直接ならまだ話が通じやすいですからね。横で困っているのをわかっていたので、すぐに助けてくれて、そのあとも親切にしてもらえました。

さっき出した日本人の英語に怒った英語母語者の話はめずらしいはず。ほんとに。ふつうは相手は英語がわからなくても決して怒らないし、逆にこれほど英語をわかってることに褒めてくれます。だって、さっきも書きましたが、同じこと相手は日本語でできないですもんね。特に英語圏の人は英語がどこでも通じるのでちょっとそこがずるい。でもそれをわかっている人も大勢います。そういう人たちは親切なはず。

そう思うと楽になりませんか?

これを読んでいる方々で、「そんなの簡単じゃん」とか思う人も多いと思います。現地に住んでいたり、出張が多ければこういう機会が多いので、意識していない方もいらっしゃると思います。

「angelさんでもそんなに間違えるんだ」とか、「なんだこの人、大したことないじゃん」とか思われても全然いいんですが、

でも、きっと1級を受験される方でも、受かった方でも苦しい気持ちはわかってらっしゃる方は多いと思います。

ましてや、普段英語を使わない中級位までの方々にはこれすらも、もっともっと苦しいということをわかってあげてくださいネ。

実際に旅行でやり取りをするときには、問題文読んで、きいて、4つの選択肢があるわけではないですよね。その一呼吸なしのことを「とっさ」と思ってください。選択肢ではなく、番号じゃなくて、答えそのものを「とっさ」に言えないといけない。

それは使って始めてできることです。使ってみて間違えて、訂正して、また違うところで使ってみるの繰り返しで徐々にできるようになると思いませんか?

英語を話したい目的は何ですか?テストのため?コミュニケーションのため?何かの手段?それぞれでいいと思いますが、

やっぱり「口に出していってみる」ことはすごく大事だと思いませんか?私が今思うことは、ずっと思ってきましたが、言語を習得するときに大事なことは

音と共に言語を学ぶことです。

やみくもに音読を続けて、科学的な検証とかも、方法論もおそらく無視して、自分の感覚だけを信じてやってきました。無駄な時間ではないかと不安なりながら過ごしてきましたが、

やっぱり普段から口に出している分、スルッと出てくる感覚があるのだとやっていて思います。なんでもやり切ること、やり続けることで結果につながる。

たくさんたくさん声に出して英語を使ってくださいネ。間違いたくさんしていいんです。

今回思った旅をするときの英語についてでした。また思いついたら書いてしまった(汗)台風で休校になったので、おもわず夜更かしして書いてしまいました。

ご参考になれば幸いです。

また一緒にがんばりましょうね!

読んでいただきありがとうございました。

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