今日もお越しいただきありがとうございます。また台風が来ているとのこと、今度は直撃じゃないみたいですが、まだ前回の台風で被害に遭われた地方の方もいらっしゃいます。皆様のご近所は大丈夫ですか?
拍手コメントがなくなるというお知らせに、コメント自体がなくなるような印象を持たれた方が何人かいらっしゃいます。このブログのコメント欄は原則オープンにしないので、下のコメント機能を使えばもっと広くコメントをかけるので、1行とかでもぜひそちらに書いてほしいです。みなさんのつぶやきが読めなくなるのは私もかなりさみしいです。
コメントで「たまにある辛口なブログも好きです」と言われてちょっと嬉しい♪今日はちょっと辛口かもです。
英検の結果が紙ベースで送られてきました。我が家は2枚。子供と私の分です。
実は子供は前回も受けていて、不合格Aでぎりぎり1次がだめだったのですが、今回はその教訓があるので、1週間前ぐらいから私が教えたときに使っていた過去問を手に取って、母のようにコマギレ作戦で問題をやっていたようです。時々一人でCDを流してはリスニングを解いていました。
もともと準2級もリスニングがとびぬけてできて受かっていました。前回の2級はリスニングで集中が切れてできなかったことが敗因だったようです。今回はもともとのパターンのリスニングで受かってました。1⃣の語彙文法でかなり落として(中学生なのでここはもともと弱い)リーディングとリスニングで取っています。リーディングもなんとなくで解いていきます。多読の効果も高いのではないかと思います。
これは学校の英語のレベルがかなり高いこともあります。英語の塾も行ってないし、文法もよくわかってないところもあります。形容詞とか副詞とか言う文法用語も日本語で言われれないのであんまり意識していません。宿題もあんまりない。普段学校の英語の成績もさほどよくないのですが、それでもできるのは学校の英語の質の高さにつきます。
私は職業柄、学校の事情もよく知っているほうですが、学校が授業以外に必死で特化して英検合格を生み出しているなんて構造があるのです。学校で受験用にガンガンに詰め込んで、放課後、英検用にガンガンに英語を詰め込んでいく。
そんなことしなくてもできるということを、英語嫌いのわが子がちょっとは証明してくれたかなと思っています。
なので、今英検のブームがいい方向に行くことを願わずにはいられません。
結局受験英語がよくないと言われて、良い方向に変えようとしても、いびつさが出てるように見えるのは、
テスト辺重な状況が変わらない、もしくはせざるを得ない状況だからですね。それもわかります。
大人の世界でもそうだから仕方がない。
私は、毎回そうなのですが、3技能のうちどれか一つがよいことが多いです。前回はリスニング、今回はライティングでした。リスニングがいつもより点数を落としていた状態だったので、ひやひやしたのですが、それをカバーしてもらえた形です。
リーディングは長文で左右されます。特に穴埋め問題が鬼門。内容把握も問題とそりが合わないと落とします。今回はどちらの長文も全問不正解と全問正解という初めてのパターンでした。だから落ち込んでました。設問のひねり具合もあったかもしれませんが、チャーチルについてはイギリス史でしょっちゅうでてくる人物なので、よく知ってるとおもっていたし、実際本文は楽しく読んだのに解けなかった。
語彙については、英検パターンを把握するとある程度安定すると思っています。蓄積が生きてくるので、受ければ受けるほど語彙は安定している人が多いのもうなずけます。いちばん攻略しやすい箇所でもあります。英検の語彙は英検パターンで20点越えは可能だと思いますが、語彙の満点は運というかカンの強さも必要かなあというのが自分の印象です。うろ覚えなものは消去法ですからね。
今回助けれられたのはライティングですが、一番後手に回ったものが一番できるというなんとも複雑な結果でした。いつもの私らしく、満点はとれない(笑)1点落としました。もともとのパターンの引き出しを持っていない状態なので、ボディの理由を毎回その場で考えるのが常。安定した点数は期待していませんが、びっくりしました。
でも、これってどうなんだろうかと思いながらです。自分がライティングができるなんてやっぱり思ってないし。今でも偉そうに「こうしたらいい」なんて言えないなあと思いながらやっています。
テストって。といつも頭によぎりながらやっている自分がいます。
私はテストの解き方を教えたりもしないといけないので、それをシミュレーションするためにも受けていますが、それだけで英語力がとか、真に必要な英語力がつくのかとか、いろいろ頭によぎってしまいます。
そのためにテストを利用するのですが、テストのために英語を勉強しているのではない大前提が置き去りにされているような気もします。
テストのためではない、特化せずにと言っても、結局はそれのためにやっているようにも見えます。ポーズであることも多いですね。やってないけど実力よというアピール。その逆もありますしね。みんなけっこうやってますよね。
テストはテストでやっぱりそれなりの特化をしないとよほどでないと無理だと自分は思っています。でもそれをやることで、趣味の英語の時間をそがれてしまう。なので、実の利の多いテストを取るのが普通だと思います。テストの準備だけでもできないのが普通です。映画三昧、読書三昧だけでは受からないということは身をもって経験しました。いくらヨークシャーアクセントやスコティッシュアクセントが少しは聞き取れるようになってきても、
全然関係ない(笑)
子供たちに試験用のシミュレーションで授業をするたびに、とにかくテスト慣れをさせて点数を取らせることが目的になっていることに対して、
いつも疑問を感じます。子供たち自身も英語が通じたときの喜びを忘れて、受験を経て、大人になったら、今度は点数でものを測りだす。その温床になっています。
それに疑問を持たない先生も多い。教える暇もなく、考えさす暇もなく、シミュレーションをやらせることに時々疲れます。私じゃなくてもできるじゃんと思ってしまう。
現場では英会話は必要ないと思っている先生も実際にいるのです。外国人の先生の授業がない学校もあります。逆に、4技能を叫んでいる割には実情はそれをできる先生がいるのか?ってのも。英語で論理的に議論を戦わせられる人材をと言うけど、日本語でもできないことをどうやってやれっていうのだ?あ、この辺でやめときます。ストーップ!
教室で生徒が絞りだすように、英語で何かを伝えて通じたときの笑顔をみると、ほんとに頭にいろいろよぎります。
この純粋さを忘れていないだろうか。
テストは必要だとわかっていても、テストを受けるたびに思います。
もっと英語を使う、通じることの喜びを与えてあげれたらといつも思います。テストで点をとるだけではなく、コミュニケーションのためのものだとわからせてあげるにはと。
自分自身も英語の楽しさを味わう純粋さを忘れていないかと自問しながら。
読んでいただきありがとうございました。
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