英語読書日記31(耳読書No.21)The White Queen

The White Queen                                 The White Queen

実際はUSアマゾンのaudibleサイト
http://www.audible.com/pd?asin=B004JOZTCCでunabridged版をダウンロードしました。

Author:Philippa Gregory
When:August 12th ~ August 20th 2013
Category: Historical fiction
Pages: 464 pages (14 hours and 58 minutes
)

Total recommends:★★★★★
Difficulty:
★★★☆☆
Story:★★★★☆
Can't-sleep-degree:★★★★☆
Romance-packed-degree:★★★☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★★☆


英語読書累計 13365 pages  

ばら戦争をまるで見てきたように語るPhilippa Gregoryの真骨頂

これは去年イギリスに行った時に2巻を読んでいて、(1巻だと思って読み始めていた)残りの2巻分をヨークの本屋で買って帰っていました。2巻はね、1巻ほど読み進みませんでした。ちょっと退屈。リベンジだけが目立つ地味な女性象でしたしね。でも1巻のこちらは魔女と異名を持つ成り上がり王妃のお話。かなりドラマチックです。プランタジネット朝は面白い。ドラマがいっぱい。

この間イギリス人の友人が我が家に滞在したときに、持ってきた本が終わってしまったので、私の本棚から積読と知らずにこれをとって読み始めました。でも読み終わらなくて、「帰りの飛行機で読んでね」とあげてしまったので、ふと、「そうだこれ耳読書でどうだろうか?」とサンプルを聴いて決めました。大正解。かえって耳読書できたことに感謝です。友人も続き読んでるかなあ。

この作品のいいところは、アマゾンの書評に書いてあって、なるほどと思ったんですが、「言葉使い」です。

舞台は中世ですが、セリフはまるで今のドラマを見ている感じもあります。現代の作家による中世の再現で、わかりやすく、親近感が持てるようにわざとそのように書かれていると思うのですが、(ちょっと現代的過ぎる感もある(笑))その中にはいわゆる「スラング」がほとんど存在しません。なるべく昔風に、でも今風に。ということは、教科書的な英語に慣れているノンネイティブスピーカーには読み物としてはもってこいなんだなあと聞いていて思いました。

例えば、王の出生に疑問を投げかけるときに、「あの王は実は前王の実の子供ではなく、妃の不倫の結果生まれた子供だ」というくだりで、出てくる言葉はbasterd。でもこれは中世では非摘出子供という意味で使われていたものが、今はあんまりいい言葉じゃなくなったみたいですね。今読んでる目読書でも出てきます。そうやって単語を覚えるのは忘れないけど、時間がかかりますね(笑)普通なら、もっとスラング出てきそうですが、それ以外は出てこない。娼婦もwhoreという言葉しか出てこなかったような気がします。だからある意味わかりやすい。

そういう意味では難しさレベルはそう高くないんですが、難しいなと感じるのはほかの要素。歴史の知識じゃないかと思います。とにかく登場人物が多いので、ややこしいです。同じ名前も多い。私はすでに2巻を読んでいて、同じ時代を違う視点で読んでいるし、もともとイギリス史が好きなので、自分の趣味としてものすごく楽しめましたが、こういうのが好きでなければ読めないかもしれません。でも1巻は知らなくてもかなりドラマチックな感じもするなあ。

史実をもとに、いかにも本人たちを代弁するような語り(実際は本人の語り)で話が進みます。歴史上では意見が分かれる史実もうまくまとまっていて、エピソードにもイギリス史大好きな私は魅了されちゃいました。

英語は勿論イギリス英語ですが、私には心地よい響きでした。

この人の一番有名な作品はこれ。映画化されました。私は飛行機の中で見たことがあります。結構暗いお話。
セレブ俳優の共演で有名になりました。豪華キャスト。二人の女優さんはアメリカ人ですがね。イギリス人に「フィリッパ・グレゴリーの話を読んでいる」と言うと、「ああ、The Other Boleyn Girlの人ね」とよく言われます(笑)

ヘンリー8世は有名ですね。

この本はドラマ化されているので、またチャンスがあれば見たいなあ。Kindleの表紙もドラマ版のようです。実はaudibleもドラマの女優さんのまた違うものです。トレイら―はこれ。見たいなあ。

ケン・フォレットの"The World Without End"も見たいなあ。でもDVD買ってもまた置きっぱなしになるのが目に見えていますしね。

とうことで、引き続き3巻に行こうと思ったんですが、これ。
The Lady of the Rivers
The Lady of the Rivers [ペーパーバック]
でも耳読書で聴くとドラマチックで、ラジオを聴いているような気分にはまっているので、我が家に本があるにも関わらず、耳読書にすることに。今度は確認しようと思えばできる。でも、audibleがなくて、CDだけ。めずらしくCDを購入しました!でもイギリスからの配送なので、2週間は待たないといけない。

そうこうしているうちに、今日聴き終った直接の続編はこっちだということに気が付きました。hinajiroさんがブログで書いてくれてたのになあ。気付くの遅い私です。上のはThe White Queenのお母さんの話。audibleをチェックするとこちらはすぐにダウンロードできる。
これ、
The White Princess
The White Princess [ペーパーバック]
こちらが先に入手できたので、聴こうと思います。
この新作以外は、もう何年も前からずっと読もうと温めていたものです。去年のブクログの本棚にも入れてありました。やっと楽しめるようになって、しかも耳読書でも聴けるようになって嬉しいです。イギリス史が大好きで、イギリスに何度も足を運んで、思いをはせてきました。お城や廃墟もまたまわってみたいとずっと思っています。

また娘と行けるかな。

完全に自分の趣味で、すみません。

英語の勉強は必要だけど、本当は好きな世界にどっぷりつかる時間が欲しいなあとこういうのを読む(聴く)と思いますでもそれでは食べて行けないので仕方ないですねえ。くすん。

では、次はジャーナルUPです。次も長いです(笑)

読んでいただきありがとうございました。