暗記はつらいよ?

今日もお越しいただきありがとうございます。いつも拍手やコメントありがとうございます。個別にお返事できずに恐縮です。
さて、暗唱、暗記について記事をアップしたら、コメントをいただきました。同じ「マスチゲン」お仲間さんから~。(鉄分です(笑))

暗唱の大事さはわたしも実感しているのですが、
例文の暗唱を繰り返し、暗記 まですることにはどう考えていらっしゃいますか?
暗記は道のりが長く他の教材に手が出せないし、飽きるしうまくいきません。厚かましいお願いで恐縮なのですがいつか、angelさんのご意見が聞ければ嬉しいです。

私は生徒に「今から予告していた小テストするで。日本語見て英語に直しなさい」というテストを平気で課す鬼教師です(笑)

でも実はそれ、ものすごく効果があります。課される生徒にしてはかなりつらい作業ですが、

ところがどっこい。生徒は喜んでくれるんですよねえ。

理由は、
「自分だと絶対暗記までいかないけど、小テストをしてくれることで、覚られてテストの点数もあがる」そうです。
教師としての英語力はまだまだマックスには至っていない修行僧のような私ですが、コーチングはそんなに悪くないんじゃないかなあと思いたい。自分の英語力にうっとりひたる先生より、成績上げてくれる先生の方がいいですからね。小テストのタイミングや一回のテストの量もちゃんと考えてやってあげるのがミソです。(これ塾や家庭教師で同じことするのはちょっと工夫がいりますね。学校ほど強制力がないので生徒が逃げます(笑))

でも大人の皆さんにはこんな鬼教師ついてないですからね。それに大人がこれしようと思うとかなりしんどい。大人は高校生みたいに強制力ないですからね。

私の暗唱は日本語だけ見てスラスラ英文が出てくるまで読む。私の生徒たちのように定期テストでそのままの英文を一字一句たがえずに書く必要もないので「声に出して何も見ずに言う」止まりです。昔構文まるまる1冊を音読筆者というものをしたことがあるのですが、そこまでしなくてもいいというのが自分の結論です。あれは苦労の割に得るものが少ない。その時間全部音読、できれば暗唱に近い形でしたほうが大人はいいと思います。

暗唱は英文を5回繰り返して5回目には何も見ずに言えるようになっている形です。10回にしたり、日本語をちらっとみたり、英文によって変えています。1回で済むものもある。「ごはんができたよ。」「今いくよ」なんてのもありますからね。

あとは、英文の暗唱時に、ほんとに会話の中で自分が話している感じで言います。それは意味をわかってないとできない。この意味をわかるが大事。「ドラゴン」はその点なぜそうなるかという解説が詳しいのでお勧めしました。やみくもに覚えなくていいですからね。

同じようにこれ、
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「実践ビジネス英語」のビニエットもいったんはほとんど暗唱しました。けっこうな量です。その前はちゃんと毎月のラジオ講座で同じことをやっていました。別に今のラジオ講座をしてもいいのですが、コスパや手間を考えてこれを使っているだけです。この本の取り組みは今年の3月位までかけてやりました。ビニエット50回ぐらい音読するなかの最後に暗唱をもってきます。今は音声を入れたウォークマンとともに車の中が住処となっていてます。そこから出ることはない(笑)

で、前にも書いたようにそれをまた一から完璧に言えるか?

言えるわけないですねえ(笑)特に私のようなええ加減でおばちゃんのザルのような脳みそには無理です。

もうおわかりになったと思いますが、「暗記」しようとするから続かないのではないかと思います。

「実践ビジネス英語」もいったん暗唱して、今度はまた一から繰り返し、2順目をやっています。片耳シャドウイングをしたりして30分音読です。時には英文を見て確認すると効果も大。あと5レッスン位でまた2順目が終わります。

そのあとはどうするかというと、もうお分かりですね。

またLesson1から3順目に入ります。何順目になるかわかりませんが、目標はCDの音声と何も見ずに英語が自分の口からでてきるサイマル音読です。(なんといったらいいのだ?インプロンプト?)

暗記というより、脳みそに何度も何度も塩を塗りたくって刷り込んでる感じです。い、いたい?(笑)タコを塩でもんで柔らかくするのに似ているかも~?

私のやっている暗唱は字を書くまでの暗記とは違って、「声に出して言って、言って、言いまくって、いつのまにか音で英語が引きずられてでてくる」というものです。その過程に暗記する要素はもちろんありますが、あまり力をいれてやるとおっしゃるように飽きてしまうので、覚えても覚えなくてもとにかく読む、言うということを意識しています。今は週に4回(1レッスンが4ビニエットなので、1週間に1レッスンときりもいいです)で通勤の帰りに必ずやるルーティーンです。こればっかりやってないです。通勤の行きにはaudible聴いたりしてるので、いろんな取り組みの一つです。

この覚え方はもともと英検1級の大量の単語を覚えるために編み出したものです。勝手に「お経方式」と読んでいますが、とにかく声に出して読んでるうちに、英語と日本語がセットになってするっと出てくるのを待つ。という方式です。完璧に覚えたと思っても、人間の脳みそは忘れるようにできています。だから「暗記するぞ」と構えずに、「また出てくるまで読むか」と思ってやっています。

「ドラゴン構文」もいったんは日本語を見て英語が出てきたら、次の文に移ります。で100文終わったら、また事あるごとに音読です。スルメと同じで、同じものを噛めば噛むほど効果が高いのはもう英語の勉強の王道ですからね。

「暗記」をして、忘れても、脳のどこかにはその情報が眠っています。英語を話すときにこの眠った情報がなんとなく動き出す。英語圏なんかに行くと「スイッチが入る」と私は呼んでいるんですが、この情報がうごめいているような感じになるんじゃないかなと思います。例えば、この間我が家にイギリス人の友人が滞在していて、私が玄関を入るなり、「ただいまあ」と言ったら、「お帰り」と日本語で答えてから、言った本人はきょとんとしてました。「あれ、自然に出てきた。覚えてるもんだねえ」これ、スイッチですね。忘れたものが出たきた瞬間。これと逆のことが英語で起こると考えてもらえばいいです。

それから、覚えた日本語の対訳英語そっくりそのまま使える事ってほとんどないですからね。そのちりばめられた情報を脳みそが上手に組み立てて出してくれる。その構造を作るために音読がいいと私は思っています。

言い換えると、文の中で使われている句の塊、すなわち熟語や構文を別々のシチュエーションで使う。これができるようになるためには、単語だけ、熟語だけではなかなかできません。そのために文単位でいったん飲み込むということです。

高校生の定期テストのように、そのままの英文を答えればいいシチュエーションではない私たちは、暗記の意義も変わってきますよね。高校生の子供たちも、また同じような英文に出会って、自分で英作文をして、私たちがとるのと同じような道にはいっていくのだと思います。入試で同じ問題もほとんど出ないですからね。

やり方の一つに、こういうのも。覚えた言葉を英会話などで相手に嫌がられるほど言いまくって覚えてしまいます。これね、あとで思ったことですが、オンライン英会話してたときに、相手のフィリピン人の先生が、「やたらこの言葉使うなあ」と思ってたんですが、どうも自分も覚えるために難しげな言葉や言い回しを使っているんだなあと気が付きました。(笑)

子供も言葉を覚えるときに、繰り返し聞いたり、言ったりする言葉から定着していくのとも似ています。でも全く同じプロセスでは言語をマスターできないので、(脳がちがいますからね)疑似体験を(音読等で)脳にさせてあげればいいと思っています。大量にインプットしてアウトプットする。その作業をすれば、するほど、継続するほど言語野は刺激されて使えるようになるのではないでしょうか。いやその辺は専門家にきいてくださいね。

今までも何度も書くように、「膨大な慣れ」です。使うべし、使うべし。

そのテキストに飽きてしまうというのもよく言われます。「実ビジそんなに音読して飽きへんのん?ほかの事考えたりしてへん?」と言われたことも(笑)

でも、実ビジをやり始めたころには、この学習方法が自分の中で確立されていたので、それほど気にはなりませんでした。

今までやった英語教材はたいてい「1か月同じものを聞きき続けましょう」「同時に言えるようになるまでシャドウイング等を続けましょう」とうたうものがほとんど。子供の英語子育てに使った教材もすべて「1か月」聞き続けるものでした。暗唱絵本とかね。(2週間ぐらいで覚えるのもありました)1日でその文を暗記するのは苦しすぎますが、1か月で大量に聞いて言うのはそれに比べればかなり負荷が軽いです。1日で覚えようと思うといわゆる左脳がよく働く感じ(感じであって学術的なことだとは言っていません)でも1か月で聞いて言うことを中心にやると右脳がよく働く感じです。

なんとなく出てくる。

この「なんとなく」感は細かいところまではカバーできませんが、私がよく使う「ええ加減」につながるものです。ええ加減だけど、なんとなく言いたいことが出てきて、細かいところは間違っているものの、英語が通じてしまう。というええ加減さです。逆に、職場にものすごく「英語のできる」若い先生がいます。意味の取りにくいものや文法をきくと、すっと答えてくれます。でもご本人は「英語話せないんです」とちょっと気にしています。私と足して2で割ればいい感じですね(笑)いやちゃんと勉強もしてますがね(笑)

お分かりのように、多読と精読、多聴と精聴の関係ですね。その英語のできる若い先生は精読が得意なはず。アプローチで言うとオーソドックスな受験英語に非常に長けている。あえていうなら左脳的。

多読と多聴はその反対。大きな森は見えても細かい葉っぱまで説明できない感じ。あえていうなら右脳的。audibleはまさにその力で聴きます。英語が文字で浮かぶのではなくて、きいて映像を浮かべる感じ。

多読のアプローチもこれに似ています。でも同じものを繰り返さないからもっと時間がかかると思います。

多読と同じく私が今楽しんでいる英語の小説の朗読、audibleもそうですが、繰り返しはありません。だから英語の勉強方法としては効率はよくないです。繰り返し同じ言葉を脳に刺激した方が効率はいいです。

ならばそれをバランスよく両方やれば英語は伸びるはずですよね。どちらにしても量をやればレベルはあがるはずです。

思うに語学は飽きるほど聞いて、使ってものになるものではないのかなあということです。でも楽しみもいりますからね。バランスが大事。

でも騙されたと思って飽きるほど一回やってみてください。きっと光が見えるはず。

一緒に音読どうですか?まずは素ぶりで50回。うそうそ(笑)ご自身の心地いい、継続できる回数とやり方でね。
やり方次第ではお金もあんまりかかりません。いいでしょ?あとはやる気のみですね。(実はお金はそのやる気を作り出すために払っているようなものですね)

さあ、一緒にLet's 音読Love?

ご参考になったでしょうか?お役に立ちますように。

昨日は一昨日よりは早めに寝たんですが、今度は勉強するために5時前に目覚ましをかけていた娘に起こされて寝不足です。とほほ(涙)今日は安眠できますように。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。