
The Firebird [ペーパーバック]
The Firebird [Kindle版]
Author:Susanna Kearsley
When: April 5th~ May 24th 2013
Category:Fiction
Pages: 484 pages
Total recommend:★★★★☆
Difficulty:★★★☆☆
Story:★★★☆☆
Can't-sleep-degree:★☆☆☆☆
Romance-packed-degree:★★☆☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★☆☆☆☆
英語読書累計 9006 pages
やっぱり毎年新学期に読む本は時間がかかります(涙)あまりにも読む時間が少なすぎ。毎日読めない上に、週末も仕事三昧なので、このページ数で1か月以上かけて読むのは初めてじゃないか?というほど読み終わるのに時間がかかりました。
それとやっぱりこの著者の文章は超がつくほど難しくもないのですが、なぜか時間がかかります。今読んでいるのがウソのようにサクサク進むのを感じるのでそんなに簡単じゃなかったんだなというのが今の感想です。
でも本来はこの手の話が大好きな私。歴史がからんでいて、しかも著者の過去の2作品からのキャラクターがたくさん出てきます。その分total recommendは★が一個余分で4つ。でも時間がかかりすぎて本来味わえる感動が薄れてしまったんじゃないかなあと思います。だから、本来は3つ分ぐらいの感想です。
やっぱり本は一気読みに近い方がたのしさも倍増だとわかりました。耳読書はかなり短期間で聴き終れるので、楽しめます。でも目読書もそれなりの楽しさがあるんですよねえ。ああ、もっと時間が欲しいです。
このお話はこの本2冊を読むとさらに楽しめる仕組みになっています。

The Winter Sea [ペーパーバック]

Shadowy Horses [マスマーケット]
特に、上の"The Winter Sea"(または"Sophia's Secret"イギリスでの出版名)の続編にあたります。The Winter Seaは多分この著者の一番評価が高い作品だと思います。今回の話はこれを超えることはありませんが、それなりの感動はありました。私はこの著者のたいていの作品を読破しているので、「イギリス歴史オタク」ぶりは慣れっこですが(笑)かなり詳細で緻密な下調べをして過去の歴史を絡める作品をかくのが特徴です。過去の実在の人物を作品中で登場させることも多い。そのあたりがちょっと難しいとは思います。私はイギリス史は好きなので苦になりませんが、そのあたりが読む人を選ぶかもしれません。今回はロシアも絡んでました(笑)
この著者を始め、私の好きなジャンルは以前も書いたことがありますが、"Dual Story"と呼ばれるものです。過去の謎が現代に明らかになって、何かしらの葛藤から解放される、癒されるお話が大好きです。このお話もそのジャンルに当てはまりますが、現代の主人公の描き方が少し足りないかな?と感じました。
今、我が家に泊まっているイギリス人の友人に「最近は英語の本を年間50冊~100冊読む」というとかなり驚かれました。「これだけ忙しくて、いつそんな時間をねん出してるの?」と私の普段の生活を知ったのもあってきかれました(笑)耳読書が半分以上ってのもありますがね。
彼女は旅行用に持ってきた本を読み終わったので、うちの本棚の本を手に取って読み始めました。読み終わった本は置いて行ってくれるそうです。映画化もされた歴史がらみの本なので、また読んでみようかな。
家に帰ると一緒にお料理したり、食事しながら、お茶しながら、お酒のみなが歓談したりと英語で過ごすこのところなんですが、やっぱり読書が私を助けてくれてるんじゃないかなあと思うこともかなり多いです。友人にも言ったんですが、「本を読み続けても英語のテストでは点は取れないんだよね。でも本を読んだり聞いたりすることでものすごく自分の英語が変わってきているのを実感してる。でも証明もできないしなあ」と言うと、「確かに、あなたの英語をきいていて明らかにそれがわかる」と言ってくれました。せめて英語ネイティブスピーカーになぐさめてもらえるだけでもいいか(笑)頭脳明晰、聡明な彼女に言われるとさらにうれしかったです。ついでに彼女は私の「言い間違い」をけっこう直してくれます。→ええ加減派代表選手ですからね(笑)間違いなんてきにせずどんどこ話してしまう成長のあまりない私(汗)
今回はあまりに間延びしすぎてあんまり読書日記になってないですねえ。すみません。
明日は友人の友人が来てすき焼きパーティです。彼らの大好きなCreamy Beef買ってきます。
読んでいただきありがとうございました。
明日もがんばりましょう。
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