ホテルクレアモント

今年度は仕事や子供の塾や英語読書なんかであんまり映画見れなかったんですが、休みになったらやっぱり映画が見たくなる私です。

英語読書も大好きですが、細切れでも2時間弱でいろんな世界に行けるのも魅力な映画の世界。ついでに自分の狭い視野も広げてくれたりなんかして。

昨日観た映画もずっとずっと見たかった映画で、ロードショーの時は映画館もシアター系で遠いし、上映時間も夕方だけだったりして兼業ママにとっては観に行けなかったもの。DVDもお気に入りリストに入れてあったんですが、先日子供のDVDを借りに行った時に偶然見つけて映画「アルゴ」と一緒に借りました。

派手さはないけどきっちり描かれているお話は小説でも映画でもいいのは同じですね。私は大好き。

邦題「クレアモントホテル原題"Mrs. Palfrey at the Claremont"です。
映画が始まったとたん、「あ、今通りすぎたところ去年の夏に泊まったホテルだ」「ここ歩いたな」という風景が広がります。すでにロンドンにトリップ。

お話は夫を早くに亡くし、娘からも自立したいと願い、単身ロンドンでホテル住まいを始めた老人マダムパルフリー。そこで繰り広げられる日常と非日常を描いています。

老後、そして人生についてがテーマですが、普通ならあり得ない若者との出会いで、人生最後になって、作家志望の青年との心温まるふれあいが描かれています。

これ、きっと「いやあ面白かった」って人と、「だから何?」で寝そうになる人と別れるんだろうなあ(笑)私はイギリス大好きなので「愛おしい映画」として観ました。

誰もが直面する老後。ここで出てくるマダムPのようなホテル住まいはなかなか実現する人は少ないだろうけど、ちょっといいなあと思いました。私はロンドンじゃなくても田舎のホテルや貸家住まいが夢です。イギリスもいいし、ほかの国でも。それにはもっとがんばらなくちゃね。

日本人は海外に住むとなると、ロングステイで家を購入するとかけっこう規模が大きいめの話をよくきくけど、(たまに家族で海外ロングステイのテレビを見る我が家)私の知り合いの退職された外国人は、よく1か月とかでホリディ用の家を借りたりして過ごされています。今度来日するイギリス人の友人夫妻も1か月近く休暇をとってやってくる。いいなあ。1か月単位でもいい、今はそういうのに憧れています。いや憧れてるだけの庶民ですが(笑)

やっぱり脇役がいい映画はいいですねえ。地味さの中にちょっとウキウキするような感覚にさせてくれるこんなお話大好きです。

この映画にイケメンが一人登場するんですが、オーランドブルームの目を青くしてもっとたれ目にした感じの彼。見たことあるなあと思っていたら、映画「プライド・アンド・プレジュディス」でWickamの役の人でした。正反対の性格だな(笑)私はあんまり特定の俳優のファンではないんですが、この映画のこの青年の役はなんだか「こういう人イギリスにいそう」と思わせてくれる匂いがありました。

アメリカ映画とはかなり違うこの、抑揚のないけど、おかしくて、悲しくて、かわいらしい映画好きな人募集中(笑)

ああ、映画っていいですねえ。

現実に戻って勉強しなくっちゃ・・・。