文法は覚えるべきか?文法の勉強方法 by angel

この間、ブログ姉妹のあっこ先生のところで、先生の生徒さんが「先生、これは覚えないとだめですか?」ときかれたという記事がありました。

そこで「覚えないとだめです」というと生徒さんが「いやあ、覚える事ばかりでいやになっちゃう」となってしまう。悩むとこですね。まずは英語を好きになることも大事ですからね。

でも、言語は知らない知識をどんどんいれないといけない。それぐらい英語は規則がたくさんあります。しかもその規則が「不規則」という名のもとに派生してしまっているので、私たちにとってすごく苦痛なものになりさえします。「それは例外やから覚えなあかんねん」という言葉をどれだけ授業で口にして生徒が辟易していることか(笑)

で、いろいろ考えてみました。

そして今子供が勉強してる横でこれ読んでて思ったんですが。
一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)
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例えば、peopleやpoliceという単語が読んでいて出てきても、読んでる分には動詞の変化は現在か過去とか時制さえわかればたいてい意味が分かるので意識しませんね。

でも、それを自分がいざ話したり、書いたりするときにはis なのか、areなのかとっさに出てくるでしょうか?

My familyのあとはどう続けるでしょうか?

それが文法がわかっているかどうかじゃないかなとふと思ってこれ書いてます。
これは覚えておかないと出てこない。=いったんは覚える作業は必要となります。その蓄積が大事じゃないかなと思うのです。

私の言っている「覚えないといけない」は「いったん覚えましょう」と思ってくださって結構です。

学生はテスト範囲という縛りのもと、テストに備えてその項目をいったん覚えるので楽です。実はこのスモールステップは非常に有効なんですがねえ。学校英語が悪なのか?(まだ言ってる(笑))高校でこれを一生懸命やった覚えのある人は今も少し楽なんじゃないかと思うのですが。

私は英語教師なので、「これは重要やからアンダーラインやで」「おお大事なところや。赤マルいや花丸つけといてや~」と習っている文法項目に序列をつけて大事なものを強調して「覚えるように」と促していきます。印象をつけることが大事。なんでそうなるかという理由と、たくさん例文を与えてあげてたくさんイメージさせてあげることも大事。生徒がいつも「先生の授業でとったノートがすごく役に立つ」と言ってくれます。まあ15年も英語教えてれば、こんなドンくさい私に対しても、たまにそういってくれる子だっています。ありがたや。

大事なことは「覚える事」じゃなくて、「いったん覚えて、また忘れたら、どこかで出会って思い出すこと」
そしてその頻度を高めることによって、記憶が強固になっていくことです。

すなわちたくさんたくさん「使うこと」ですね。

前からよく書くように、あまりにも英語に接する、使う量が少ないからこそできないのであって、量を増やして経験値をつけていけばできるようになるのはもうお分かりだと思います。「膨大な慣れ」がもたらといういい方もよく使わせていだたいてますね。

ただ、使うときに「完璧にできないといけない」と思うのでなく、「間違えても使ってみる」ことがいいのではないかと思います。失敗は成功の母。「ああ、間違えた!次は正しいいい方で言ってやるぞ」の繰り返し。そこでまた正しい言い方を確認する=覚える作業となるわけです。

「じゃあ、angelはん全部1冊まるまる読まなあかん?」いやそんなこともないと思います。いったんさらっと読んで、イメージをつけるのもいいですが、もっといいのは、例えば、「仮定法がわからない」となった時に後ろの索引で「仮定法」を調べてそこだけ目を皿にして読む。本来の参考書の使い方が一番効くと思います。

私は例えば何かの文法項目を教える前に目の前にある参考書数冊のその部分だけを読んだりもします。自分の中で自分の言葉で言えるように咀嚼するための作業です。その中の例文をつかったりもします。「深く読む」はものすごく理解度を深めます。どんな角度から疑問がきても答えられるようにするには、自分が完全に理解していないといけませんからね。

教えていない場合でも同じように利用できますね。項目別に勉強すればいい。ランダム方式の問題集はその上の作業です。ランダム形式をつかってわからない部分は参考書で調べるでもいいです。

文法の引き出しがある程度できると英語を読むのも非常に楽になるのは事実です。文の構造がわかるのでイメージがつきやすい。

それともう一つ大事なエッセンスをお教えします。実は先にも述べていて、当たり前の事なんですが、もう一回確認しましょうね。これは英語を教えている方にもきっと役にたっていただけるはず。

文法の勉強をしているときに大事なこと。「理解すること」です。

覚えないと仕方ないものもありますが、「なんでそうなるのか」ということを自分で「ああそうか」と思えればその文法項目はマスターしたも同じです。また忘れたら「ああ、そうか」をし直せばいい。それがだんだん「そうだった」になり、見ただけですんなり入ってくるようになります。先ほどの「覚える」→「忘れる」→「覚えなおす」とまったく同じサイクルです。

この先生に習いたいと生徒が思う先生はこの辺をちゃんとわかって説明できるからではないかと思います。生徒の疑問をスカッと晴らしてあげて、「なんで?」ということを減らしてあげて、その面白さをわかってもらえば英語も好きになってくれます。

上の文法書は「理解する」に焦点をあてていて、説明がとても丁寧という意味でそれに近いです。すっきりすることが大事。

最近は入試が迫ってきてますよね。で、よく生徒に言うんですが、「文法の勉強が英語の勉強の全体を占めては本末転倒。実際は読解問題がメインだから、長文をたくさん解くように。」と口を酸っぱくして言うんですが、生徒は短い文法問題が早く解答にたどり着くので文法ばかりをしがちです。

大人も同じことが言えるのではないかと思います。

でも好きなことはいくらでもできるので、それを突破口に利用するのは悪いことではないと思います。私がたくさん本を読んだのもそれと同じです(笑)続けることが大事。

そのうえで、英語と言えども、最低でもreading, listening, writing, speakingと4つに分かれているのですから、どこかの分野を伸ばしつつ全部の分野を伸ばすことが必要です。

ということで、結論は
「英文法は理解したうえで覚えましょう。忘れてもいいんです。また理解して覚えれば」ですね。
理由がある場合は、理解しないで覚えるよりはるかに効果的ですね。

そのカギはやっぱり「使うべーし」あらら、やっぱりこうでした(笑)

今思われている「これ以上どうやって?」は全然足りないんです。ホンマに。好きなことだけでもものすごくたくさんやってみてください。きっと壁を乗り越えられます。

このブログにはけっこう英語の先生も来てくださるので、「うん、そうや、そうや」とうなずいてくださる方もきっといてくださるはず。そうじゃなかったらすみません(汗)

といいながら、こんなんばっかり書いてないで、自分もまた勉強しないとね。思いつくとすぐ書いちゃう。それに読
んでると眠気が襲う(汗)うーん、このお昼寝体質がなければもっと英語できるようになると思うんですが、一日に何度も昼寝してたら時間足りないですよね。(ため息)でも無理は禁物ですしね。眠気が襲ってきたら、体がそれを要求している証拠なので、いったん眠れなくても目をつぶって10分~15分ぐらい横になるようにしています。そうするとちょっと体が楽に。

ちょっと踏み台昇降運動しないといけませんね。勉強するにしても、基礎体力が大事です。最近は健康第一になりつつある日々なので、ほぼ週休0日の夫と私に似てインドア体力なしの子供のためにも毎日「野菜酵素ジュース」を一日に1,2回飲むように心がけています。ホンマ健康第一。体あっての勉強ですからね。

明日からまた通常の日々に戻りますね。また気を入れなおしてがんばりましょう!

読んでいただきありがとうございました。

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