英語読書(耳読書No.53)日記 The Raven Boys (Audible)

The Raven Boys
The Raven Boys
Author :Maggie Stiefvater
When: December 22th ~ December 28th 2012
Category:Young Adult Paranormal
Length:11 hrs and 8 mins (416 pages )

Total recommends:★★★★☆
Difficulty:★★★☆☆
Story:★★★☆☆
Can't-sleep-degree:★★★☆☆
Romance-packed-degree:★★☆☆☆
Adventure-packed -degree:★☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★★☆

2012年読書合計99冊目 (目読書+耳読書+裏読書)

今年最後の耳読書は好きな作家の最新作にしました。これもおそらく3部作な感じです。第一巻。今までの作品は目読書で楽しんでたんですが、ちょっとがんばって耳読書で挑戦。前半苦しみましたが、後半やっとイメージが湧くようになってきてちょっと安心。もともと得体のしれない空気を漂わすのが得意な作家さんなんですが、今回が一番オカルト色が強い。しかも最初はとっつきにくかったナレーションも、かなーり癖になる声です。ムッチャかっこいい。ミーハーなおばちゃんは最後は「ちょっとお、カッコええやん」とマツコデラックスの気分でした。

オカルト色が強いというのは題名でもわかりますね。エドガー・アラン・ポーの世界がそこにある。と言われてついふらふら(笑)雰囲気はプンプンでした。生霊に幽霊に、錆びついた教会。古い伝説のありか。何年も横たわる死体。それと現代の少年少女の繊細な感受性が合体したようなヤングアダルト

何がややこしかったかというと、霊能者の女ばかりの一家と主人公の少女と、私立学校の少年たちがわらわら出てきて、しかも地名や店の名前まで人の名前なんです。(ヘンリエッタと二ノ)しかも、いろんな固有名詞がラテン語がらみ(汗)で、最初は「これは人か?ええっとやな、地名?」と考えているうちに過ぎているという。ナレーションが男の人なので、女性を演じてる時もちょっと最初はなれなかったのもあります。

とまあ、こんな感じで前半は登場人物の把握にかなり錯綜したので、もう新しいのを聴くのはやめて、今また最初から2倍速でこれ聴いてます(笑)2回目に聞くと、なぜか倍速でもわかるのははんでなんでしょうかね。面白い。

後半はやっぱりMaggie節が炸裂。ちょっとゴシックがらみのパラノーマルなんですが、この人が書くと独自の世界に変身します。詩的な世界が展開されていく。昔マンガ少女だった私はこういうのは全然オーケー。少女に戻って聞いてます(笑)いろんな意味でセンスの良さを感じます。最初と最後に流れる音楽もぴったり。私が高校生で、パラノーマルを選ぶとしたら、断然トワイライトよりこの人の作品を選びます。

キャラクターへの肉付けも独特でみなどこかに影がある雰囲気です。きっとアメリカのティーンの女の子たちはこのRaven boysはカッコよく思うんだろうなあ。おばちゃんなので私はそこまでは気持ちが投入できませんが(笑)

英語はヤングアダルト(ティーン向け小説)ということもあって、目で読むとかなり読みやすいと思います。

この人の本は目読書で読んでもかなり楽しめます。素人の意見ですが、私が感じるのは「詩」の世界。読んでいて他のヤングアダルトよりも空間が大きい。って詩的?(笑)凍てつく寒さや息の白さまで感じられます。本文に文字遊びもけっこうあるので、目読書、耳読書両方しようかなあ。

私はこの人の作品は全部は読んでいないんですが、けっこう読んでる方だと思います。
去年もかなりの頻度で取り上げたんですが、これ、お気に入りの1冊。
Shiver (Wolves of Mercy Falls)
Shiver (Wolves of Mercy Falls)
これも3部作です。1巻は1日で一気読みしました。

去年の冬はこれも読みました。
The Scorpio Races
The Scorpio Races
こっちはShiverシリーズよりちょっと難しめでした。上の両作品とも映画化が決定しているそうです。

この人のお話はかなり独特の世界なので、万人向けのお話ではないかもしれません。パラノーマルの中に厳しい現実がある感じでもあります。

ここで99冊目。目読書も同時進行であと45%です。ヤングアダルトなのもあって、1時間50ページを超えて読めるので(60ページは行ってないと思うのですが、よくわからない)、時間さえあればあと数時間で読めそうです。でも明日で期限がきれるDVDもあるしな(汗)

「100冊」読書を掲げてやるのは読書としては邪道かなあという気持ちがよぎるときもありましたが、よかったこともあります。

冊数にこだわったために、後半は読み切れるように、300ページ前後の短いものを中心に選んだんですが、この中にはかなり当たりの作品が多かったということです。短いからこそメッセージ性の強いものもある。それはこういう読み方をしなかったら出会わなかったかもしれません。となんでもプラスにとっちゃう私です。今読んでいるのもかなり言葉遊びが多いヤングアダルトですが、(造語が多い)作者のセンスを感じながら読んでいます。ドイツ語、フランス語由来の言葉が多いような(汗)医療用語もよく出てくるし(汗)

では、最後の1冊がんばります。ぜいぜい。でも、「angelさん、映画見に行ったん?ホビットもええけど、レ・ミゼラブルもむっちゃええで」(実際はもっと美しい感じで)と言われると、また映画館行きたくなってきた(笑)
娘には「ママ一人で行き」と振られた(涙)原作読んで面白かったって言ってたのになあ。今年は無理そうですね。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。