英語力を伸ばすには?

今日もお越しいただきありがとうございます。はてなシリーズです。スピンオフでまたまた緊急で出来上がりました。この前のTOEICの点数UPがすごく反響を呼んだようです。勇気を出した甲斐がありました。

TOEICの点数が私なんかよりはるかに良くて、とっくに英検1級も持たれていて、時間をねん出されて、コツコツ頑張ってらっしゃる方からご質問いただきました。そういう方も結構多いんですよ、このブログに来ていただく方。エヘン!って自分の点数を棚に上げて何を言ってるんだか(汗)いや、どんな点数にかかわらず、がんばってる方が多いって言いたいだけです。いろんなうれしいご報告もいただいたりと毎日いただくコメント返事できないくせに、楽しみにしてるんですよね。だからこんな私が勉強法を書くなんてほんとは恐れ多いと思っています。でもみなさん困っているのは同じ。なんとか活路を見出して欲しいと思っていつも一生懸命考えさせていただて一緒にがんばらせていただいてます。上から目線なんて恐れ多い。ホンマに。

その方は私と同じ時にTOEICを受験されて、おそらく、50点から70点ぐらい上の点数を取られていらっしゃったと思います。すごいですね!満点も夢じゃないんじゃないかな。いつ寝る間も惜しんでコツコツ時事英語を勉強されている尊敬している方のお一人です。

私なんて900点の前後を行ったり来たりですからね。それなのに「わたしの方が点数が高いのに驚きました。angelさんの方が読まれる速さは倍ぐらいだし、読まれる量は10倍ぐらいです。なぜ、わたしはそこまで読んだり書けたり話せたりできないのでしょう?TOEICの点数と関係ないと言われていましたので、そうなのか…とも思いますが、何か自分の英語力にプラスになるような決め手をお伺いしたいです。」と書いてくださいました。

もう自信もってください!!!すごい実力じゃないですか!と思ってるんですが、ご本人はそれでもまだ読んだりかけたり、話せたりに自信がないとおっしゃる。私のいい加減英語に比べたら精度は上だと思われても全然おかしくないと思うのですが(汗)私はその方の仮に10倍の本を読んでいても、点数が取れない方が落ち込むべきであって(笑)(いや人間ですし、英語教師ですから、一応落ち込みもしますよ(笑))自信を持たれたらいいのになあ。ほんと。

でも、安心してくださいね。そう言ってらしゃる方はお一人じゃないです。TOEICで高得点をとっても英検1級を取ってもなんだか英語がつっかえるなあと思っていらっしゃる方は大勢いらっしゃいます。

でも「読めたり、書けたらり、話せたり」する貯金はたっぷりあると思われたらいいと思います。私なんて貯金なしのキリギリスです~。

私がTOEICの点数を取れなかったのは、「ほとんど文学(大衆文学か(笑))だけでどこまでいけるか」というのを試したのも災いしたというのもありますが、私の場合は読み方の精度が粗いから点数が取れないんです(汗)

TOEICと読書との関係、そして受験英語と学校英語はすべて違いがあると書いたのは、実は並行して私は学校で学校英語、受験英語を教えながら=一緒に問題を解きながらやってきたからというのもあります。去年もですが、センター試験は過去問を生徒と一緒に時間を測って自分も解いて実践的なアプローチを試みました。センター試験を実際の半分の時間をめどに解いていました。だからリスニングを含めてセンター試験がとれていれば、TOEICもさほど悪い点数は取らないのではないかと思っていました。TOEICはセンターレベルより簡単な問題もありますしね。

ところが、ふたを開けてみるとその逆のことが起こっていました。やはり、違うものだと実感しました。センター試験でも広告を扱うビジュアル問題も最近の傾向で、「TOEICの問題を解いていればできるのでTOEICを受験すればいい」という考えが一般化しているんですが、実は中身の問い方が違うので、対策にはならないというのが実際のところです。国公立の2次試験になるともっともっと違いがあります。

で、戻りますが、もっとちがうのが、洋書です。統計を取ったわけではないのですが、印象だけで述べさせていただくと、多読だけをされている方々と同じような傾向の点数を私はとっているのではないかと思っています。タドキスとの方々、間違っていたらすみません。TOEIC最後の100点~50点ぐらいは特にビジネス特化なので、洋書でビジネス書ばかり読まれていたりする方は大丈夫かもしれませんが、私みたいに「ロマンスが好きよ」とたまにあたふたするロマンス(爆)も間にはさんで読んでるような人が取れるわけないですよねえ(笑)新聞も読まず、わき目もふれずに物語に明け暮れてますからね(笑)でも生活感がたくさんあるものを読めるのは会話にはちょっとは生かされてるかもしれません。多分(汗)。

そう、洋書は多読の方々の3原則と言われるものを見れば一目瞭然ですね。

そう、精度の低さを度外視した方法です。ちょっと前に「アンラーン」なんて言う言葉も聞いたことがあるような。中身をイメージでとらえていくアプローチ。日本語にしたりしないので、ぼんやりとしたものがフォーカスされていく感じの読み方です。先ほど言った私の「精度が粗い」というのに共通するのではと思います。私は両方をやっているパターンです。試験重視型の方々はその逆だと思うのですが。

その「精度が粗い」が逆に生かされるのが読書です。耳読書もそうですね。森を見てるけど、木を見てない。話を読んで、聴いていて、映像が浮かぶのを待つ感じで読んでいきます。耳で小説を聴く場合にはこのイメージ力が目で読むよりもっと必要とされます。

TOEICはイメージとしてその逆。木を見て森を見ずというのが私の印象です。精度が必要。テストはどれもそうですね。テストでもある程度のイメージ力は必要です。でも、耳読書を経験してみて感じたのですが、そのイメージする力はその比ではないということです。どういったらいいのか、大袈裟に言うと、違う脳を使う感覚です。なんでもそうですが、「膨大な慣れ」で克服することは可能だと思います。多読はまさにそのアプローチですね。

その粗さは会話でも生かされています(笑)私の場合は自分の英語の言い間違いを気にせずにどんどん話します。だからコミュニケーション重視型という感じ?それと、相手をどうにかしてニヤッとさせたいという気持ちもあります。日本語でも英語でも笑いをとることは大事というのは、うちの家族のモットーでもあります(笑)

話す相手は私が間違っていてもいちいち直さずに会話を進めていくのがフツーです。英語の間違いよりも言いたいことが口をついてどんどん出てくる。それをネイティブが「え?こういうこと?」「そうや、ごめんごめん。それそれ」みたいな会話が続きます。それを重ねているだけではないかと思うのですが。海外に行った時や、ネイティブに囲まれる容赦のない状況では間違いを気にする前に、言いたいことを言わないと相手に伝わりません。その度胸が生かされているだけであって、決して英語を高度に間違えずに話せているかと言われると、まったく反対です(笑)

ですので、まずはご自身の英語力にもっと自信をもってください。「angelさんなんかよりもっと貯金があるのだ」と思ってくださっていいです!それ事実だし~。

違いは貯金をどう使いこなすかですね。私の英語は運用能力120%の英語です(笑)借金だらけ。

試験の点数のいい生徒でもこのパターンの子が多いのですが、「間違い」にかなり気をつかっているようです。

でも、そこを気にせず、場数を踏めばあっという間に伸びます。
毎日英語を話す機会はありますか?書く機会は?読む機会は?

それだけです。

話す能力を伸ばしたければ、話すしかない。

書く能力を伸ばしたければ書くしかない。

読む能力を伸ばすには読むしかない。

全部はいっぺんには伸びないと思いますが、どれかに特化してやれば必ず実を結ぶはずです。伸ばしたいと思っているものに重点を置いてやる方が効率的だと思います。焦るお気持ちは痛いほどわかります。私なんてこの体たらくだから、もっと焦らないといけないかも~。でもそうやってTOEIC高得点に結びついた結果があるように、まだまだいろんな成果が得られると思います。努力は決して裏切らないですからね。

私は今はネイティブの先生とコミュニケーションをとらねばいけないので、今でも必死です(笑)海外から友人が会いに来てくれるので、それまでになんとか頑張ろうと必死です。

でも、できなくても、通じなくても友情がぐらつくわけでもない。それも大事。一生懸命さが伝わるから。

それと、よく私がネイティブの人と間違えだらけの英語でコミュニケーションしていて言われることは、
「あなたはなんか違う」という褒め言葉です。それは英語が上手という意味では決してなくて、相手の文化を理解しようとしているという意味のようです。たくさん本を読むことで、たくさんその国の映画をみることで文化を学んでそれが自分の中にある状態。話していてもちろん考え方の違いはあるけど、共通して理解しあえる部分も多いとよく言われます。「あなたはよくわかっている」とも言われます。特にイギリスで(笑)

授業もたいていネイティブスピーカーとのティームティーチングに掘り込まれることが多くて、何人もの先生とペアを組む経験を経て、「あなたと組むとすごくやりやすい」と言われるまでになってきました。その努力は英語が話せるというだけでなく、相手を生かすということを大事にしてやってきただけなんですが、それが相手に伝わって、困っているときに助けてあげて、仲良くなれることが多いです。

それと、相手が好きでたまらない(いや恋愛とかじゃなくて)気持ちが伝わるだけじゃないかなあと思っています。
それは日本語でも同じ。生徒が好きだから、生徒も慕ってくれてると思ってます(いや、実のところはどうだか(汗))そんな小さな積み重ねがはたから見ていて、「なんかよくコミュニケーションをとっている」と思われている理由なんだろうと思っています。中身は大したことはないんですが(汗)

この間、見事1級を手にされた方が、「なんとか1回で2次に合格するにはどうしたらいい?」と聞かれたときにも同じことを書いたのですが、

「英語が通じたときのうれしさ」これが基本じゃないかなと思います。あの初めて英語が通じたうきうきした気持ちを持ち続けることがきっと何かに繋がるのじゃないかなと今でも思っています。

英語に恋して英語を始められた人にならわかるこの新鮮な気持ち。

始める時期は関係ありません。比べる必要もありません。もう十分がんばっていらっしゃるんだから、ご自身が思うその方法で進めていかれるのがご自身の道ではないでしょうか?今やってらっしゃることはものすごく力のつく方法だと思います。誰もが真似ができる事でもないです。私がたくさんの本に囲まれて(実際にはペーパーレスですがね。)うれしい気持ちもまた私の道です。点数につながらなくても(笑)

ご質問を受けたときに、こんな私がお答えするのも申し訳ないと思ったんですが、自信を持っていただきたくて書かせていただきました。具体的なことがあまりないかもしれませんが、それはすでに高度な域にまで達せられている方でもあるので、このような形で書かせていただきました。

一緒にがんばりましょう!

そして読んでくださってる方々もね!

実はいろいろ考えてブログもいったんお休みするか、毎日の更新を少し緩めようと考えていたところでした。でも、こうやって私なんかにきいてくださる方がいるとつい書いてしまいます。人の役に立つことはすごくうれしいし、結局は違う形で自分のためになっています。そして今度は読んでくださった皆さんが、今度はその培った英語力を誰かのために役立ててくれたら、これほど素晴らしいことはないと思っています。で、つい書いちゃうんですよね。

ブログを書くのは基本的に反対の夫も、「これほどたくさんの人が読みに来てくれるなんて、ほんとに光栄だね。無理をしないなら、続けてもいいんじゃないかな」と言ってくれるようにまでなってきました。でも、家族も体も大事なので、間引き営業(笑)も考えています。

読んでいただきありがとうございました。どうかお役に立ちますように。

今週もいい週でありますように。