なぜリスニングができないのか?

今日は誰にも頼まれてないんですが、ブロ友姉さんのブログに伺って、ふと思ったのでちょっと考えてみました。

リスニングの苦しいところ。どんなところでしょうかね。

音がとれない。

長くなると何の話かさっぱりわからない。

眠くなる。

音読も苦手。

シャドウイング?そんなのもってのほか。

いや、わかりますよそのお気持ち。私も毎日頭ウニウニしてますからね。

若いときから英語ができたわけじゃないし、おばちゃんになってからの方が英語を勉強している時間が圧倒的に多いので、若い人に比べれば、その努力は半端じゃないことはきっとここにいらしてる方々ならわかってくださっていると思います。

私はだいたいですが、毎月Audible5作品、50時間前後。そのほかに最近はちょっとだけ復活した実ビジまとめ本を毎日は無理ですが、平均すると週に4,5時間?ぐらいしています。あとは職場でリスニングテストをしたり、とその他もろもろを合わせると、うーんどれぐらいでしょうか?60時間は無理でしょうか。だから「1000時間ヒアリングマラソン」ほど英語は聞けてないってことになるんですね。

それでもネイティブスピーカーの言ってることが全部わからない時があって、「え?なんて?」とおばちゃんなので食い下がっています(笑)苦労してますよ~。くすん。

じゃあ、どうすればリスニングが伸びるんでしょうか?まずは聞けない原因をあたってみましょう。え?もう結論も見えてるって?まあまあ。

私が思う限りのものなので、ほかにもあるかもしれませんが、

①ヘルツの問題、音の問題
これは、子供英語のコーナーでも書いたことがありますが、英語と日本語のヘルツが違う。英語の方が高音なので、すべてを聞き取れない。だからこれを振りかざして「お子さんが2歳までにこの高ーい英語教材で英語漬けにしないとバイリンガルになれませんよ」という2歳神話が横行しています。ウソでもないだろうけど、踊らされる必要もないですね。中学生から始めても、英語上手な日本人たくさんいますからね。

私もバイリンガルじゃないので、体感できませんが、自分の子供で試したところ(0歳から8歳まで)耳はいいみたいです。でも続けなければ高い教材もどぶに捨てるに近い(笑)→捨てたに近い我が家(汗)あ、でも記憶力はかなりいいです。ホッ。

それよりも最近よく思うのは「音のバラエティ」です。母音を例にとると英語の方が多い。ou とか、auも日本語だと「オ」とか「オー」に集約されがちなので、発音問題、特に母音の問題で引っかかる人が多いです。postは「ポスト」じゃなくて、「ポゥスト」ouの音ですね。私のハンドルネームangelを英語で発音するとどうなるかご存知ですか?発音記号が書けないので、不便。ブツブツ。「エンジェル」ではなく、実は「エィンジェル」というeiの発音ですね。カタカナの弊害ともいえますが、もともとすべての母音を表現できなかったからこそ生じている問題です。フラットな日本語にとってはどうでもいい(笑)細かいところが聞き取れていないのも原因ではないかと思います。

いや、音声学の権威の方が読んだら怒られるかも(汗)自分の中で考えたことなのですみません。

②知らない言葉は聞き取れない
これは英語を母国語とせず、第二外国語としても使用しない私たちには決定的な弱点「語彙の脆弱さ」です。大学入試までに学校で覚えさせられる単語だけでは全く足りない。1級に必要な1万語超えでようやくアメリカの大学で宿題の本が読めるかも?という感じですよね。それプラス、「単語がわかっていてもわからない言葉」がプラスされる。イディオムや、慣用表現などなど。知らない言葉が多すぎるとイメージもわきにくいですね。

③リーディングの力とリスニングの力は比例する。
案外これがないがしろにされているんですが、知らない言葉だけななくて、構造もなんとなくわからないと意味がとりにくい。聞ける英語は簡単に読める。ということですね。スピーキングも関連していて、もちろん話せる英語は簡単に読めるし、聞き取れます。だから4技能がそろって英語力は飛躍的に上がるというのは本当。王道がやっぱり近道なんですね。難易度の高い英語が左から右にススッと進んでいる読み方ができているのであれば、リスニングもできるようになる可能性は読み返しをしている人より高いと思います。

で?なんとなく原因っぽいのをあげてみましたが、じゃあ、「どうすればいいのよ!」とそろそろ聞こえそうなので、考えてみましょう。でもこれで魔法のような方法があれば、みんな苦労してませんがね。

私は今になって泣きついてくる生徒をみていて思ったんですが、

やっぱりどう見ても圧倒的に「聞く量が足りなすぎる」です。
テストの時だけ英語聞くようなことでリスニングが伸びるわけがない。

毎日聞く量、1か月で聞く量、1年で聞く量にもちろん比例するに決まっています。しかも、聞き流しではなく、「意味が分かって聞く」ことが大事。

無理やり背伸びしすぎるのではなく、「わかるけど、ちょっと難しいところもある」を通過して「そのちょっと難しいところがなんとなくでも意味が取れる」に変わっていくのを体感しなければ伸びません。きっぱり。

それと文字と音を引き離して考えるより、合わせて訓練した方が効率はいいですね。この間、見学した中学校で最初に教えるのはなんと発音記号でした。母音を徹底的に聞き分けれるように。文字は後付です。テストは「draw a circle」と言ってお絵かきをさせるのが最初だそうです。遠回りに見えて実はすごい効果があるそうです。確かに生徒も英語嫌いにはなりにくいですね。

この前発音問題を生徒と解いていてものすごくびっくりしたんですが、あまりにたくさんの生徒が単語を読めません。これは文字が好きという問題ではなく、文字を発声する機会がなかったからだと考えたほうが納得のいくほどの割合でした。逆にもっともっと音を入れてあげないと、ますます英語アレルギーが増えるという危機感を持ちました。完全に訓練不足です。quarrelなんて全然読めない。母音どころか、子音がかさなるともうお手上げです。いえ、決して頭の悪い生徒を指して言っているわけじゃないんです。その逆だったりもする。

私は音読を中心に英語を勉強しているので、どうも「リスニングが得意」と思われがちですが、英検ではリスニングはぱっとしませんでした。語彙とエッセイで点を稼いだ典型的なドメスティック型で1次を通過しました。あえて言えば、リスニングの中で一番好きなパートは一番最後のインタビューでした。そう、短文のリスニングはあまり好きではありません。最後の最後までリーディングとリスニングに苦しんだ私です。(いや今でもかも)そこからなんとか這い上がろうとした結果が音読とPBだった訳です。

リーディングでも長文も物語文と論説文ではその差がかなりすごいぐらい物語文で点を取れます。(センターテストでは廃止されましたね)

そういう理由もあって、オーディオブックで小説を聞くのにもあまり抵抗がなかったのでは?とふと思いました。だからテストテストしたものに対して(笑)あんまり効果を発揮しない私の耳です。

もちろん、文字偏重、音声偏重があって当たり間です。何度も書くように翻訳家の人が全員英語ペラペラじゃないですからね。帰国子女の人が全員高尚な論文を書けるわけじゃないですからね。英語だって、用途によって違いがあって当たり前です。

でも学校英語はもっともっと基礎レベルの問題。音を無視しがちだったからこそ路頭に迷っている「英語難民」がいるんじゃないかなあとも思います。そうじゃなかったら、こんなにTOEICは流行らないのではないかと。

おばちゃんになってからリスニングの力を上げるのに、私が借りた力はたまたま音読でした。人によって借りる力は違って当たり前だと思います。たまたま私にはやりやすい方法でした。実は眠気が覚めるのが一番の収穫だったりなんかして(笑)

一つ壁を超える。なんとなく聞こえてくるステージを越えないと聞こえてきません。

その壁を越えてる時は気が付かない。

年をとればとるほど、そのクリティカルステージの間が長いのではないかと体感している最中です。

何度も言いますが、壁を超えるにはすごいエネルギーが必要です。もし超えたければ、自分の限界を上げるしかないです。

「聴くべし、聴くべし、聴くべし、口に出して真似すべし。ただし何度も同じものを」です。
リスニング(スピーキング)を伸ばしたければですよ。音読しなくたって、リスニングは「聴いてなんぼ」ですからね。伸ばしたくなければやらなかったらいいだけの話です。魔法はありません。きっぱり。

さて、生徒のリスニング対策のレッスンプランを練りたいと思います→星一徹のようになるかも~。うそうそ。ほんとはね。やさしいんですよ。angel先生。え?信じてもらえるかな(汗)

また気づきがあればメモためときます。

今日は金曜日ですね。職場でネイティブに"Oh, It is Friday today. Do you still use "T.G.I.F."? "ってきいたら、「僕はそれは使えない。だって土曜日も仕事だもん」と言われました(汗)

なんだかお腹にくる風邪がまた流行っていますね。気をつけて、週末はゆっくり休んでくださいね。
読んでいただきありがとうございました。