英語読書日記 (目読書No.35 )The Secret Keeper

The Secret Keeper
The Secret Keeper
クチコミを見る
Author:Kate Morton
When:November1st ~ November 24th 2012
Category: Fiction
Pages: 600 pages

Total recommends:★★★★☆
Difficulty:★★★★☆
Story:★★★★☆
Can't-sleep-degree:☆☆☆☆☆
Romance-packed-degree:★★★☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★★☆

2012年読書合計88冊目 (目読書+耳読書+裏読書)

いつものことなんですが、好きな作家なんですが、語彙が難しいのが玉に瑕です。ものすごい豊富な語彙を使われるので、特に最初のうちは、この人の本は辞書が必須です。特に母親のシーン、1940年代のほうが難しく感じました。文構造が難しいのではなく、選ぶ単語が難しいです。この人の作品を辞書なしで読める人が日本国内にいるのなら、うらやましいです。いや、日本国内の日本語ネイティブって意味ですよ(笑)

そういうこともあって、読むのにかなり時間がかかります。目読書に当てる時間が以前より減っているので、これはあせりました。「ああ、今月のノルマに間に合わない~」と営業のおばちゃんみたいな気分で読んでいました。誰にも頼まれていないんですがね。2週間以内で読もうと思ってたんですが、3週間を超えてしましました(涙)

これは今年一番時間をかけて読んだ作品だと思います。1000ページモノを読んだことがあるので、600ページはそれほどな長さなはずなのに、忙しいのもあってか、なかなか進みませんでした。忙しさ以外に遅くなったのはやっぱり特有の冗長さにあります。とにかく心のひだを細かく描いて、歴史的な史実の中にフィクションを埋め込んでいく手法は今までと同じ。しかもちゃんとどんでん返しがある。そのどんでん返しを楽しみになんとか読み進むのですが、最後の90%で初めて「ああー、ここできたか」もやはり同じでした。

丁寧さ、文学的香り、謎解きの面白さを併せ持つなんとも贅沢なこの著者の作品。やっぱりちゃんと襟を正して最後まで読んどいてよかったなといった感じです。

語彙の難しさは今までも同じなんですが、だんだん慣れてきて後半は辞書を引かずに読んでいました。乗ってくるとそれほど苦痛でなくなります。それまでがちょっと大変でした。

今回のお話は聞いていた通り、一本道をずっと行く感じで進みます。勿論過去と現在を結ぶ同じパターンなので、二つの舞台が同時並行していますが、他の作品よりは複雑ではありませんでした。私はどうしてもこの作品
The Forgotten Garden
The Forgotten Garden
が大好きなので、これを読んだ時の雷を打たれたような感覚はありませんでしたが、それでも用意されていた謎の解明にはやっぱり「ああ、そうくるか!やられた」となりました。さすが。

作品の半分まで耐えればなんとか読み進みます。この作品は謎の解明がちょっと早めに小出しに出ていて、少しずつ最後のクライマックスまで行くので、前作よりはまだ読みやすかったかもしれません。

しかし、人の心の葛藤をこんな形で描けるなんてといつも感心します。過去を掘り起こす、誰もが蓋をしたものを開けるのは、やはり苦しものなのに、この人の作品のなかではちゃんとその苦しみを掘り起こして再びその人を苦しめるのではなく、ちゃんと救済が待っています。そこがこの人の作品の魅力の一つではと読むたびに思います。おばあちゃんが最後の最後に心安らかに旅立てる道を用意して終わります。やさしさと人の思いを重ねあって生まれた救済。

この人の作品を読むと舞台の鍵を握る時代、主に1900年代前半にトリップするのですが、違和感が全くない。これはすごいです。巻末にもありましたが、かなりの資料を目にして、時代考証を重ねて書かれているのがわかります。

ちょっと骨がありますが、読み終わったら、ちゃんと感動が待っているKate Morton。今回もやはりそうでした。

さて、次は遅れた予定をとりもどすべく、ちょっと軽めの映画化エンターテイメントに挑戦しようかと思っています。でもこれも映画化されたもの。

読書日記は常にマイナー部門で、読書日記をUPすると読まれるページ数が少ないです。皆さんやっぱり勉強法がお好きなようですね。でも私には外せないものなのでお許しを。読書日記を独立させるエネルギーも今は持ち合わせていないですしね。

それと、「読書をすれば本当に英検1級がとれるのか?TOEIC高得点が取れるのか?」といった疑問をよく聞きます。それについてはまた折を見てじっくり書きたいとかねてから思っています。

今言えることは、何をもって英検1級、TOEICを取るのか、そのあとどう英語と向き合うのか?といった問題があります。それは人それぞれ、どれも上手に利用すればいいだけ。読書を勉強法だけにとらえるところに実は落とし穴があると最近思うようになりました。

ああ、読書っていいですねえ。

え?肝心の仕事?まさかまだ終わってません(笑)気晴らし、気晴らし。
半分ぐらいはできました~。また怒られる前に今日中に済ましたいと思います。

他にもやることあるんですよね。今聞いてる耳読書の半分がAudibleからituneに入らないという今事態に陥ってて、メンドウだけどコールセンターにかけないといけないのかなあと思っています。やれやれ。PCきらいや・・・。
Milkさんこっちきてやって~。ああ、時間のロスだ・・・。

最後まで読んでいただいた方に感謝です。ありがとうございました。