小学生の英検受験は役にたつか?

はてなシリーズです。もうこの際コーナーをつくっちゃいました(笑)特に今回は勉強法ともとれないですしね。

このブログの読者層の方は、おそらくママもおおいかと思います。

そんなママのお一人から、「子供に英検を受けさすことについてどう思いますか?」とご質問がありました。

本来なら姉妹ブログの教育ブログで書くべきなんですが、こちらのブログにご質問をいただいたので、こちらに書かせていただきますね。

「兼業ママのなんちゃって教育ブログ」では我が家の「英語育児について」みたいなことは書かせていただいてますので、ご興味のある方はよろしければご覧ください。

で、英検ですね。
ズバリ、受験させればいいと思います。
受かる可能性がある場合ですよ。ゼロからはだめですよ。今のお子さんは英会話は必須アイテムなので、かなりの割合で5級を受験できるお子さんがいらっしゃることを前提に書いています。

そして、もうかなりな割合で得をすると請合います。児童英検ではなく、英検を受けさせてあげてください。
私が教えている学校では中学3年生で準2級は当たり前(と生徒から教えてもらった(汗))、中1で2級を受験する子や、高校1年生で準1級を持っている生徒もいます。すべて帰国子女ではありません。驚くべきことに、中学校から初めて英語を習い始めた子供もその中にはたくさんいるんです。

小学校からでなくても中学校からでもまったく遅くはないですが、英語をならっているのであれば、受験させてあげればいいと思います。

では、具体的に番号別に独断と偏見を含めて(笑)検証してみましょう。

それと、私の視点は高校英語教師(中学生の高学年も教えています)である観点からと、英語育児を含めてやってきた母としての観点が混ざり合わさったものです。子供がいるため、理論はバイリンガル論、乳児、幼児英語、プリスクール、インターナショナルスクールなどの経験と書物を通ししていろいろ見聞きしていますが、実際に児童英語を現在教えているわけではありません。私の視点がすべてではないことをご了承していただいて、一意見として読んでいただければ幸いです。

まずは理由、
理由①中学校で英語嫌いにならない可能性がかなり高い
理由②リスニングに関して学校でできない分をある程度カバーできる
理由③大学受験に圧倒的に有利
理由④他に有用な試験が今のところない

そして条件があります。
条件①幼児、または小学校低学年から英語を習っていること
条件②英検を目的にするのではなく、子供の目線で考える事やり方を間違えると小学生で「英語ぎらい」になってしまいます。

理由①中学校で英語嫌いにならない可能性がかなり高い
日本では今は基本的に中学から英語が導入されています。(今の小学校の週1の英語はまだ「英語」とは思わない方がいいかも(笑)中学校の前倒しはダメという前提でのカリキュラムですからね。でもそれゆえに中2で大量に「英語嫌い」が生まれています。文法を詰め込んでいくととたんにできなくなります。で、「ゆるく」会話文に近いものだけで進められていくと、(いわゆるゆとり教育ですね)今度はそのつけが高校で回ってきて、高1では完全についていけなくなって、いわゆる「英語難民」ジュニアを作っている状態ですね。だから、小学校までにある程度最初の部分をクリアできていれば「英語がたのしい!」と思える可能性もかなり高いとなります。

え?そんなことない?できる子もいる?そうですね。塾という強い味方がいる子供ですね。文法を教えていて、必ず「先生、塾でならった」というのが今の子供の定番です(笑)結局どこかで親がなにかをしていなければ、学校の授業だけで英語が得意になっていく子供はおそらく他の教科もできる子供だと思っています。そういう子供はすごくめずらしいはずです。

例えば、中学校になって中一ですでに5級を持っていれば、授業ではまあ余裕です。4級だとかなり余裕。だから「私は英語が得意だ」という気分のもとに、そのあと勾配がかなりきつくなるコースでも余力を残して「私は英語がとくいなんだから」気分で走りきれますね(笑)実際に教えていてそうです。「先生もっと得意になりたい」と目を輝かせて新しいことに意欲的になります。それを先取りで作ってあげることは詰め込みになりさえしなければかなり得です。

それと実は中高一貫校の子供が陥りやすいのが「英語」なんですね。受験で英語に触れる時間があまりないのと、特に私立の英語は一気に先取り学習です。だから公立より勾配がきつい。中2で英語嫌いなる子の数は一貫校の子のほうが多いかも。そうやって何人かの英語を救ってきたなあ(笑)ほんと、だから小学校で英語をすることにはまったく反対というわけではないです。はやく始めれば大学入試までに詰め込まずにすみますからね。

ですので、ご本人が嫌がらなければという条件で、スモールステップで5級からどんどん受けさせてもいいと思います。それは親御さんの持っていきようですね。

中学校までに英語ができていると、中2で英語嫌いが発生することが多いのですが、それがまずない。公立の中学校の英語だけではまず私立組には完全に差があいています。私立の子は特に中高一貫校の子供は高校2年生までに完全に6年間の範囲を終えています。英語の時間割も、圧倒的に違う。

理由②リスニングに関して学校でできない分をある程度カバーできる
理由③大学受験に圧倒的に有利

小学校では音重視だと思いますが、まだ足りない。中学校に行くともっと足りないのが現状です。高校に行くと私立は英会話の授業さえないところも多い。進学校には英会話という名のもとに、受験指導がなされているところもあります。リスニングはセンター形式で模擬的にしかやってる暇がない。大学入試もリスニング導入、自由英作文導入で変わりはしてきているものの、まだまだです。

でも、英検にはリスニングテストがあるので、試験を受けることによって試験勉強をするという意味で時間を費やす分カバーできます。センターテストは2級ぐらいの力があればある程度はとれます。準1級ぐらいになると8割はかたいです。テストによって準2級レベル2級レベルの問題です。国公立2次のリスニングはもっと難しいです。だから準1級位をとっておくと大学への道が身近になることを意味しています。

だから、受験生が「先生2級受けようと思う」「準1級受けようと思う」と相談を持ちかけれると、必ず「受けたほうがいい」とアドバイスします。もちろん受験英語と英検は違う部分もありますが、他のテストに比べて重複するコアな部分が多い。かなり得です。センター試験の最難語彙を問う問題は英検の勉強で私が覚えた語彙が並びます。知ってればなんてことのない単語。でも知らないがゆえに前後の文脈で判断することを問われる問題です。

また推薦入試でも準1級がかなり強い。それだけで武器になります。1級はいわずもがな。

高校生で英検準1級、1級をとる子が今後もっと増えてくると思います。英語だけでももうすでに格差がとうに始まっているんですね。今後はプリスクール卒の子供がこの数字を押し上げていくのだと予想しています。


で、ちょっと話題が変わりますが、

今騒がれている某市の「中3までに英検準1級」という目標は小学校からちゃんと週に3回以上のきちんとした授業と自宅学習を常習化すればもしかして可能かもしれませんが、その目標数値は『親が裏でかなりの努力要』というのを暗に含んでいるのではと思って新聞をよんでいた私です(笑)あれを言っている人たちは全員準1級、1級をもっている人たちなんだろうか?とふと疑問に思いました。初めて読んだときは大笑いしました。そんなんできたらこんなにみな苦労してませんよね。何を基準に言っているのが知りたいなあ。納得したいなあ。学校の先生で英検1級持ってる先生も少ない現状なのになあ。

でも、言ってることとやってることが裏腹で、実際は教員のお給料を大幅にカットして、質を落としている現状で、どうやってやるのだ?と思っちゃいました。まずは人材をそろえるだけでも大変~。予算がもちろんかかりますよね。(そのおかげで今、仕事の放浪の旅に出る羽目になった私でもあります)

フォニックスに関してもなんだか「魔法の指導法」のように言われていますが、スペルがある程度かけるようになる、音と文字を一致させるという意味では有用ですが、あれももちろん完璧ではないです。幼児、児童英語の世界では使い古された手です。

赤ちゃんの頃から英語育児したってなかなかなのになあ。英語だけじゃないんだぜ。やることは。日本の教育はただでさえ親次第な混沌状態なんですからね。それをしり目に子供はケータイに走ってるご時世だからなおさらタイヘンですね。いつ勉強するのだ?え?準1級?学生よ、毎日家でメールする代わりに1時間以上は英語どっぷり聞いてください。

まあ、あれは「中2で準2級、2級ではちょっとインパクトが弱いから、準一級しとこう」という政治的なプロパガンダも含まれていると考えたほうがいいのではと思いました。今までからして、らしいですよね(苦笑)まあ夢を見るのは悪いことではないですからね。確かにイニシアティブは必要。

でもこれは低すぎる教員の地位と給料ではなかなか実現不可能かも。この自治体の英語の先生方のことを思うとほんと、お給料その分上げてあげてくださいといいたくなります。給料減らして、なのに土曜授業を復活させて(手当はでるのか?)退職金大幅減で、教員の地位も低くてじゃあだれもできまへん。市長。泣くのは現場どす。国を豊かにするのは教育の力が必要です。こんなに教員の地位が低い国ではなかなか日の目をみませんぜ。

理由④他に有用な試験が今のところない
と、まあぶつぶつ言うのはこの辺にしておいて、本題に戻ると、自治体によってそういう自治体もできてきている状態なので、英検は圧倒的に有利だと思います。って、もともと学校では英検が断然有利です。TOEICは無理。内容が即していません。学校によってはTOEICブリッジを受験させる私立もあります。リスニングを重視しているということですね。

じゃあ、もっとTOEFLとかIELTSとかを受験させれば?との案、これも上の案(中3までに英検準1級)を出した同じブレーンでTOEFL受験を奨励していましたね。参加しているのは実は数校。高校生でもなかなか太刀打ちできないテスト、大人でも難しいですからね。しかも内容がこれまた「超アメリカ」「超イギリス」の両極端です。だってアメリカの大学イギリスの大学に入るために基礎知識→その国の常識を英語で問われることも含まれているからです。たとえば、アメリカの歴史の教科書からアメリカの歴史について私たちが習ったこともないような記述文を読んだりする内容です。

夫の高校ではアメリカの大学を志望する子供もいるので、上の制度を使ってTOEFL受験も検討されたみたいですが、結局TOEICに変えたようです。日本に大学に進学する子供がほとんどで、TOEICの方が有利であるとの判断なんだと思います。いや、勝手にこんなこと書いておこられるかも~。

ということで、ほかに小学生、中学生が受験できるテストがあったらこっちが知りたいです。今は英検がleading資格であることは致し方ない状態です。進研ゼミの英語のテストGTECはかなりいいんですが、知名度がまだまだです。私立の学校でよく実施しています。バランスもいいし、しかも記述英作文まである。今は英検でも新しいテストを試行錯誤で作っているので、そのうちに日本の学生にふさわしいもうすこしコロキアルなテストが出てくると思われます。それまでは英検が断然強いのが現状ではないかと思います。

さて、次は条件もつけときました。「うちの子英語習ってないけどいきなり5級うけさしたい」ではそれこそ「英語ぎらい」を促成栽培しているようなものですからね。

条件①幼児、または小学校低学年から英語を習っていること
英検5級を受けさすまでに何年かの「多聴」「多読」が必要です。これは実は英語を学習するうえで、今の中高生たちにも足りないもの。受験のために「精聴」「精読」にへん重視ざるを得ない状況だからです。小学生のうちにお母さんが、先生がたくさん英語の絵本の読み聞かせから始まり、英語の歌をたくさん歌い、ほんとうにスモールステップで読み書きまで持って行った結果、余裕で受かるという道に導いてあげてください。こうやって中には小学校に上がるまでのうちに英検5級、4級、子供によってはもっと上の級も受かっています。大人と同じで、毎日英語に触れさすことが必要です。そして最初に「英語は楽しい!」と思わせてあげることが大事。親が英検を経験していなければ一緒に横で受けるのが一番効果的です。「ママと一緒にやる!」とその子の伸び具合が全く変わります。

条件②英検を目的にするのではなく、子供の目線で考える事やり方を間違えると小学生で「英語ぎらい」になってしまいます。
上と重複する箇所もありますが、これは我が家がいい例です(笑)うちの「英語いや」は幼稚園に入ったころでした。詳しくは教育ブログの英語コーナーに書きました。コチラでも教育ブログを独立させる前に「子供英語」にちらちら書いたかも。

我が家の場合ですが、小学校1年生の時に5級、2年生の時に4級に合格しています。3年生で3級をと思っていたんですが、中学受験にシフトしていったため、そこで止まっています。

実は3級も3年生の時にやりかけました。中3レベルの問題集をやっていました。でもやりかけで止めました。もともと「英語嫌い」だったので。今は「まあ中学校に入ったら得意になると思うのでやっててよかった」感じでとどまってくれてます。海外に連れて行って、英語ネイティブの中に入れといても、サバイバルでなんとか過ごしています(笑)話せないけど、相手の言うことをなんとなくわかるので、リスニングはまあまあ保持できていると信じたい(汗)英語で私が話しているのをいつも横できいてるしな。自分の話がされると反応しているところを見るとなんとなくわかっているようです(笑)

予定では中学校に入ったらすぐに3級から徐々に上げて受験させるつもりです。入ろうと思っている私立の中学校も英語重視の学校を考えているので、おそらく無理はないと思っています。多分(汗)

今はとんでもなく忙しいのでこれ以上負荷をかけるのは本人にストレスを増やすだけなのであえてやっていません。というかやる暇がないというのが現状です(笑)来年からは塾だけでも週に4日と、膨大な宿題ですからね。それに英語はママがついてあげれないですしね。パパは英語まではやってくれない。厳しいので子供も嫌がります(笑)でもすっかり忘れてますからね~。

やめたのは理由があります。「無理は禁物」他のお子さんと親が比べるととたんに焦りますよね。うちはそれをやめた口です。キリない。英語だけできてもどうしようもないですしね。間違ってもセミリンガルの道をたどらすことだけはさけてくださいね。母国語も大事ですよ。カナダのイマ―ジョン教育がいい例です。フィリピンのイマ―ジョンも素晴らしいですが、実際母国語での文学とか言語の存在に脅威はないのだろうかといつも思います。でも日本とはもともと違うので一概に比べられないですね。

でも、中学受験もなくて、本人が望めばどんどん進んであげたらいいと思います。でも親がついて説明をして、問題をやらせないと3級以降はなかなか難しくなってきます。文法がちょっとずつ複雑になっていきますからね。そこの壁をどう乗り越えるかです。無理そうなら中学校まで無理して受けずに楽しくやった方がいいかもしれません。親ができなければ、何かしらの形(先生にならう)という形で進めなければ自分での学習は無理になっていくと思います。

しかそう考えたら、私の子供は小学校高学年で英語はまったくやっていないけど、低学年で4級。中学校から再開して準1級を目指す、それでもやっぱり本人の努力なしには無理だと思います。それを考えたら、「中3に英検準1級」という数字はあまりにもとっぴ。英語だけできるだけならできるかも~。英語プリスクールの子供達とかね。でもそういう子は公立行かないですからね(笑)子供英会話のベテラン先生をごそっと借りてくるのかなあ。

私は子供英語は「ほんとに英語力のある人+小学校の先生のような人」じゃないと教えられないと思っています。あれはかなり大変です。相手が子供だからです。英検準1級あってもまだしんどい。自然な英語を教えられないですからね。(英検1級でもいえるが(笑))昔そういう分野にも首を突っ込んだことがありますが、かなり労力のいる仕事だと思いました。だから実際に力のある先生を投入するのに無理かがあるんじゃないかなあと心配です。英検1級持ってるぐらいの実力と、小学校の先生の経験のある人が日本に何人いるんだ?まあ高い英語力があれば、フツ―違う仕事しますね(笑)基盤づくりからしないと無理です。きっと見切り発車。だから教育にもっと予算をかけてよねと兼業ママは両方の立場からブツブツいいたくなるわけですね。

とまあ、かなり時間をかけてかかせていただきました。ぜいぜい。ちょっと出たり入ったりしながら書いているので、重複したりした部分もあるかもしれません。書き出すとこういうのは止まらなくなるし、賛否両論なので、このへんでやめときます。子供の塾の試験の間に今家に帰ってきて家事を止めて書いているので、そろそろ掃除機かけてまた迎えに行かないといけません。

結論をもう一度。
「英検受験は本人が勉強するのを楽しめるなら小学生でもやらせたほうがいい」ですね。

ということとで、お役に立てばうれしいです。昨日これ書きはじめてちょっと寝不足。掃除機かけたら10分でも昼寝できたらいいなあ。(仮定法過去ですな)またミス見つけたら(だだっと書くからかなり多い(汗))また直しときます。

読んでいただきありがとうございました。
来週もがんばりましょうね。