英語読書日記 (目読書No.29 )The Light Between Oceans

LIGHT BETWEEN OCEANS
LIGHT BETWEEN OCEANS
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Author:M.L.Stedman
When:September 9th~ 24th 2012
Category: Fiction
Pages: 
352 pages

Total recommends:★★★★★
Difficulty:★★★☆☆
Story:
★★★★★
Can't-sleep-degree:★★★★☆
Romance-packed-degree:★☆☆☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★☆☆☆

2012年読書合計69冊目 (目読書+耳読書+裏読書)

まず、タイトルがいいです。二つの海を見渡す灯台。海を渡る人々を守る光。その光を灯し続けて、人の命を守る人。これは命のお話です。家族のお話です。愛情とは、血のつながりとは、人間のつながりとは何かを問いかけ、荒々しい海の波の音にかきけされそうになりながらも命、人のつながりを静かに語りかける物語。ブログのタイトルもそうですが、タイトルをつけるのはすごく難しいですよね。これは読んだあと、このタイトルをきいただけで読んだ内容がざわっと湧き起こるような気がします。うまい。すごく象徴的。

これは映画の原作になりそうなしぶい文学じゃないかと思いました。派手さは全くないけど、じんわりくる人間ドラマ。やっぱりこういうのが私は好きです。深い。読んだ後に余韻が来ます。まだ波の音が聞こえているよう。これは★5ツ半ぐらいの価値がありました。最後はやっぱり泣きました。

このお話は「この人が悪い」という設定ではなく、「どうしようもない状況」に陥った人間が苦しみ、もがき、明日へと時間をつないでいきます。

舞台は第一次世界大戦後の1920年代のオーストラリア。戦地から生きて帰ったTomはオーストラリアの最果ての灯台の管理人の仕事を引き受けます。彼に必要だったのは「静かな生活」しかし、近くの街で出会って結婚した妻との間にできた子供の何度も続く死産の果てに訪れた。奇跡。そして悲劇。

最初耳読書で聞こうと思っていたんですが、USアマゾンの書評にどなたかが、「オーディオブックでなく是非読んでこの本をかみしめて味わった欲しい」というような意見を読んで、目読書に変えたお話です。ページ数は短いのですが、目読書をする時間を確保するのがなかなかできず、朝ごはん時を中心に読み進めたものです。夜は最近読み始めると目が重くなってるんですよね。くすん。1%ぐらいで寝てしまう(涙)

後半はかなりページーターナー。60%を土日で読了しました。ベストセラーになってるのがうなずける内容です。
ページ数は400ページないので、悲しいお話ではありますが、「いい作品」に出会いたければこれはおススメです。英語はオーストラリアで使われているのかな?と思われる単語にいくつか出会いますが、気になるほどではありません。難易度はやさしいとは言えませんが、難しくはないです。スピード上げずに味わってゆっくり読む本だと思います。後半はドラマに引き込まれていくので難易度はまったく気にせずに読みました。

「人生にはいろんな困難があって、それを受け止めても生きていく」と本からのメッセージをもらえます。作品に感動したり、何か人生の深さや学びを得られる、感じるものに価値を見出せるって素晴らしい。英語学習を超えてこういう感覚をもてるようになったことがちょっとうれしい。

ああ、書いてるうちに日付が変わりましたね。

さあ、一日がんばりましょう。