
地味な映画だとわかっていても。観たかったんですよね。よかったです。映画館に行こうとおもっていきそびれた映画のひとつ。
このお話は18世紀に奴隷廃止を訴えていったんは失脚しかけたが、奴隷廃止令を最後には勝ち取るウィリアム・ウィルバースという政治家のお話です。世界を搾取しつづけた大英帝国時代にこういう一角の人がいたんだとうことを知れただけでも星5つものの映画だと思いました。インパクトは弱いながらもじんわりとした感動を与えてくれる実話の再現。私の歴史オタクぶりに答えてくれる1作でした。こうやってピンポイントで「へえ、こんなことがこの時代にあったのね。」と知ることによって歴史を深くそして全体像を見るのが好きです。
まだまだ自分が知らない歴史に埋もれた事実をこうやってドラマ仕立てで、当時を再現しながら見せてくれるのがたまらなくいいなあ。イギリスの18世紀の街並みや、衣装、館の様子までにしっかりすみから隅まで見ちゃうわたし。今はこういう地味ないいお話が受け入れられないのがさみしいなあ。派手な映画しかやってくれないかったりします。高校生に見せたら寝るだろうなあ。いやうちの夫も寝てますがね。
カツラの扱いがとても面白かったです。あのカツラは今の国会ではさすがにないけど、法廷ではまだあるんですよね。確か弁護士になったイギリス人の友人が言っていました。「かぶるかもしれない。」って。いや女性でもかぶんるんですね。
主人公はなんと、「ファンタスティック・フォー」の主演男優のヨアン・グリフィズ。カーディフ出身の方とは知りませんでした。イギリス人だったんですね。

ちょっとふっくらされているので、わかりにくいですが、声をきくと歴然。
「ダンブルドア先生」です~。やっぱり画面がしまりますね。最後のスピーチがよかった。
それと、最初から最後まで気になってた、俳優さん。観たことあるぞ。確か注目の的。演技もいい。コスチュームものだともう全然イメージ変わるから面白いですね。この俳優さんです。

そう、「シャーロック」で一躍有名なったベネディクト・カンバーバッチという人ですね。
インパクトありました。ウィルバース氏の親友であるピット首相を演じています。
映画「ホビット」にも出てくるらしい。どんな映画かな。私たち親子がNZに行ったときに撮影していたらしいので、娘は観てみたそうです。
ああ、映画っていいですねえ~。
一人で「冬休み」宣言してこうやって映画見れるのも久しぶりです。これ延滞料2日とられる・・・。あとの2本は1週間なので大丈夫。家族で見るために、「ハリポタパート2」と「スーパー8」を借りてます。ハリポタは一人でも英語堪能しようかなあ。いや、寝ます。明日は子供の冬期講習で、塾のお友達親子とランチ後、家庭教師に走ってから夫の両親と夕食です。映画はむりだろうなあ。せめて車で耳読書楽しみたいと思います。ああ、おおそうじと教材作りの宿題を年越ししないようにそろそろ冬休み宣言をやめないと・・・。
しばし趣味に暴走する私です~。
よいイブをお過ごしください。