
たまには映画見に行きたいと思って、近所の映画館を調べると、もう英語の映画ってはやらないんですね。アクションとか怖いのばっかり。心温まる、いい映画でなおかつ英語を聞けるのがないので、家にあるDVD見ました。いくつか授業でつかったりできるものがないか買っておいてあったもの。レンタルDVDまで行けばもっと見たいのあるのわかっているんですが、出不精な私です。それに見るといろいろ借りてしまいそうだから週日にはいかないほうがいいですしね。
これ、昔飛行機の中で字幕なしでみたことがあるんですが、今回も字幕なしでがんばってみました。100%わからなくても耐えて聴く。私のリスニングの回復の見込みはあるのか?→もとからあるのかは謎。
2000年の映画です。いいお話です。おばちゃんは朝から涙する~。
いわゆるディズニー映画なので、お金かけてあって、いい出来の作品です。プロデューサーも常連の人。これ教科書的なお話ですが、この「友情」臭さは私けっこう好きなんですよね。多感な若いうちにこういう映画をみんなたくさん見てほしい。これは10代後半に観てこその価値がある映画かもしれませんね。殺し合いや戦いばっかり見てちゃあだめだよ。おばちゃんはデンゼル・ワシントンが出てりゃあいいみたいなところもありますが(笑)「グローリー」の時から結構好きです。

本当にあったお話を描いているとのこと。まだまだ人種間の対立が激しい保守的な地でできた「白人と黒人混合」アメフトチームのお話。白人ばかりの高校に初めて黒人のコーチがやってきて、黒人の学生を初めて受け入れてチームをまとめ上げていく友情を描いたお話です。「The Help」でも思ったんですが、ちょっと前なのに、こんなにも困難があったんだなあとしみじみ思いました。デンゼル・ワシントンとウィル・パットンの関係を軸に秀逸なのは高校生のアメフトチームの友情です。特にキャプテンの白人の男の子と黒人の男の子の友情。大けがをしたキャプテンに駆け付けた病室で
Well, when all this is over, you and me gonna move out to the same neighborhood togheter.
And, we'll get old, we'll get fat.
And there ain't gonna be all this black-white between us.
「これが終わったら(アメフトの試合が終わって大人になったら)お前と俺は近所に暮らすんだ。
そして、二人とも年をとって、太ってさ。
そして、俺たちの間にはこの黒人―白人なんてものは全くなんいんだ。」と語りかけます。
(ここだけ英語字幕出して書き取りました。全部は聞き取れないです)
最後に実在する登場人物たちのその語も書かれていています。感動したなあ。

この前読んだ「The Help」も見てみたいとまた思いました。
しかし、授業で見せるのにこれか「Twilight」のディクテーション(ワンシーンぐらいをやって、あとは観る)かと生徒にきけば、きっと「トワイライト」と言われるんだろうなあ。うーん。みなさんどう思われます?
さあ、子供が帰るまでに勉強しなくっちゃ。