英語読書の極意?

おはようございます。今日もお越しいただきありがとうございます。

「英語を速く、かつ正確に読みたい。」
これ誰もが思う命題ですよね。私にとってもいまだにメインテーマであります。

「ほんとに全部よんでるの?」とか、「どれぐらい飛ばし読みしてるの?」といったご質問をきいたので、
ふと立ち止まって、自分に問いかけてみました。

「ネイティブ並みの速度で読みたい。」私もそれを目指してまだまだ修行中の身。だから偉そうになんて言うつもりはまったくありません。謙虚な気持ちで毎日本を読む日々です。

読む速度について
速度は以前にKaoriさんに聞かれたときにキッチンタイマーで6月ぐらいに測って以来測っていないので、(その時のご報告はこちら
洋書の読み方 ある英語学習者による一考察)です。

だいたいの感じでしかつかめていませんが、本によって本当に速度が違います。その測るってのも30分でだいたい何ページみたいなええかげんなんで、1分何ワードってのはやってません。大昔多読用のGraded Readerで一回ぐらいやったような。多読用の薄い本は時間もはかってやったりもしてたかな。でも今はむりですな。分厚すぎる。

本は最初から最後まで字面をちゃんと目で追って「読んで」います(笑)たまに「見ている」といったほうがいいかも?

読んでいて思うのは、読んでいるときには物語に入り込んでどんな読み方をしているか気が付いていない時が速度が上がっているときだと思います。1時間で5,60ページ読めるときに特にそんな感じだと思います。
でも30ページ弱のこともあれば、50ページぐらい読めることもあるので、まちまち。

それと、1冊の本のなかでも速度が違うような気がします。

本の読み始めはつかむまでたいてい遅いような気がします。たとえば、一昨日読んだ「容疑者Xの献身」は
最初の登場人物を把握するまではちょっと遅め。会話文や状況が緊迫するシーンは先が知りたいゆえに速度が上がり、そして謎が解明される。湯川准教授が説明する部分なんかは詳しく知りたいから速度を緩めて一つ一つ単語を見つめて遅くなる。といった感じだったような気がします。特に謎解きの部分はわからない単語もすっとばさずに調べるとなお鮮明になります。でも単語は状況で類推できそうな副詞なんかは飛ばしたりします。

「飛ばし読み」はけっこうしていると思います。でも飛ばしすぎてわからなくなってきたら、思い切って戻ります。で、「ああ、そうか。」と思う。情景などの描写の時によく飛ばしてよんでいると思います。しかし飛ばし読みって人によってまちまちなような気もしてきました。

飛ばし読みができるかどうかは、個人的な推測ですが、ボキャブラリーの量じゃないかなと思います。知っている単語が多いと、その単語を頭のなかでいちいち処理せずに眺めているような感じです。で頭の中に映像が浮かぶ。その時に文の構造や文法は全然気にしていないような気がします。目に入り込んでくる単語をみて映像を浮かべる連続。これが「英語の単語」→「日本語の意味」→「頭に映像を思い描く」という部分の速度がちがうかもしれませんね。レベルによってはこの段階に「日本語で文を立て直す」といった作業が入るのでもっと時間がかかる。学生はそのようです。いやわたしもいつもできているわけではありません~。

音読の効用
もう一つ大きな英語読書のコツ?といったらいいのでしょうか?ではないかと思うことを書かせていただきます。

「音」です。

どうも速度が上がるときは特に音で読んでいると思うんですが。

英語は表音文字だからですね。日本語は表意文字。この違いです。例えば、日本語は漢字を一語みて瞬時に意味をとらえますが、英語は日本語に比べればしにくいです。アルファベットの組み合わせて意味が変わります。そして文体ももっと論理的。だから読んでいるときに映像と音が浮かんでいるときが「ノっているとき」と思われます。だからあまりにも発音の難しい単語が並ぶ難易度の高い本は速度が遅くなる。それは自分が読めない=発音しにくいからじゃないかと思います。

そう、もうお気づきですね。「音読」という学習法がいかに素晴らしいか。

かつてブログにも書きましたが、
(英文の読み方研究?)「本をまるまる1冊音読」したことがあります。これ以降も読んでいて意味がとりにくくなったり、集中力がきれてくると目の前の文章を音読します。眠いときにもよくします。で意味が頭にはいってくるようになったら黙読に自然にもどっています。これほんとにお勧めです。まるまる1冊は根性がいりまし、のどもかれますが、セリフのところは登場人物に感情移入できますしね。泣きながら読んだなあ。

だから速く音読できれば読む速度もあがると思います。ネイティブの人はこれを自然にやっているんじゃないかと思ってるんですが、どう思われますか?オーディオブックが多いのもそのせいじゃないでしょうか?

以前に「Atonement」という本を読んだときにも書いたんですが、感動するとセリフが頭の中にこだましたりします。読んだ単語が音になって頭の中で聴けた一瞬なんでしょうね。あれが連続して起こることが英語で読めてる状態かもしれません。まだまだ短いセリフばかりですがね。すぐ忘れるし。

文の構造
「文の構造がわからないから読めない。」と悩む方は多いはず。わたしも時々わかっていないと思います。時事英語の難しいのや難関大学の入試問題は特に頭がウニうにになります。「なんじゃこりゃ」と。でも小説を英語で読むとそのあたりが前述の英語を読むときよりも緩いんです。だからこそお勧めなんですが。音読で読む癖がつくと、こんどは「前から後ろへ読む」癖が自然につきます。これに私はテストなどで書き込める場合はすべてにスラッシュをいれて読みます。教えるときもスラッシュを入れるように指示することも多いです。その塊で読む。その中には重要でないものと必ずとらえなければいけない言葉が入っています。それを瞬時に読み取る訓練をすれば漢字や熟語に近い感覚で読めるようになるのではないかと思います。PBでは線は引けないから「なんとなく」の塊で読んでいく。物語が楽なのはここです。前から後ろに読んで主語と動詞がわかればそれほど気にせず読み進めます。「誰がどうした。」がわかることが肝心。これに「和訳せよ。」とか、「itをあきらかにして指摘せよ。」とかそこまで精密に読む必要はありません。(   )抜きもないですからね(笑)この「楽なアプローチ」を続けると逆に難しめの文にあってもあんまりひるまなくなります。そこで100%理解しようと思わずに型の力抜いて楽しめばいいんと思っています。教えるとなるとこれはダメですがね。(→生徒たちよゆるしてええ。)


英語読書を続けるコツ
この「読んだら楽しい」と思える気持ちでは試験用の勉強をしているときには得られにくいものです。だから受験生は英語にアレルギーができてしまうのではないかと教えていて思うこともしばしば。私も新聞やTIME
を「とにかく読む」作業をしていて思いました。その苦しさからちょっと逃れるようにPBに手を付けたのが再度英語読書を始めたきかっけとなっています(笑)でも難しい英文を読むのはちょっとスキー初心者私をスキー部出身の知り合いが八方尾根のコブだらけの上級者向きの急斜面につれていっていきなりパラレルターンを教えられたという経験を思い出すのですが。それに似ているような気がします(笑)

でも滑れるようになった。(今は無理無理)

優しい英語をたくさん読むのはこの逆ですね。なだらかな斜面からシュテムターン(でしたっけ?)でやるのも手。だから私はどちらも否定はしません。両方やればいいと思います。

私にとって英語に触れる時間=英語が上達する?最大の武器がこの「物語を楽しむ」ことではないかと思ってやっています。本を読むことによって得られる知識もあるので、一石二鳥。ネイティブとの話題もほんとに豊富になりますしね。でも最近英語でしゃべってないなあ。(まだ話せるのかは不明(笑))

「楽しむこと」が一番の長続きの秘訣です。

大事なことは「1冊読み切った爽快感」を味わうことじゃないかと思います。その理解度が何パーセントであってもいいんじゃないかと思います。だんだんあげていけばいいんですから。それに読み続けていれば目に見えないけど理解度は上がっていくのは確実です。飛ばし読みおおいに結構!ということは自分にとって居心地のいい本そしてちょっとだけ無理をしても読めそうな本を選ぶのが続くコツですね。

うちの9歳の子供も昨日、熱でじっとしていなくちゃいけなかったので、一人で「ライラの冒険」を1冊よんでいました。日本語でですよ、勿論。あのお話は、深い意味があるそうなんですが、それわかってるんだか。原書は確かイギリスで当時児童文学で初めて大人の文学賞をとったいわくつきのファンタジーです。深ーい。でも彼女なりに何か物語から得られるものがあればそれでいいと思います。英語も日本語も同じですね。

日本語の読書と知識
これがあるのとないのでは英語読書もかなり差が出てくると思います。私は日本語の小説は実はあまりたくさん読んでいません。どちらかというとエッセイが好きでした。最近は教育者というはしくれなのでハウツー本も多いが、あれは読書にはいるんだか。昔はもっと感受性が強かった(ハズ)ので読めなかったというのが理由です。心が揺さぶられすぎるとだめなんですよね。だからあえて読まない本もたくさんありました。今じゃ後悔。その代り映画を死ぬほど観てました。映像慣れしてるから、本を読んで映像が浮かぶのはその成果もしれません。

日本語でたくさん読書ができれば、英語もできると前にも書きました。あと文化の知識。私は歴史が好きです。歴女というのだろうか?でも日本史はあまり興味がないです。大河ドラマは必ずパパに解説を聞きながら子供と見ています。いかんなあ。しかも特定の時代や場所にだけ知識が集中しています。その知識が英語を読むのにちょうど使えるので、英語読書もあまり苦がないのかもしれません。

そしてもう一つ。これ重要かも。

日本語で本を読むのが異様に早いです。

これは大きいかもしれません。もちろん小説が一番時間がかかると思いますが、ハウツー本とかは買うのもったいないぐらい。立ち読み多いです。30分から1時間で1000円以上払えない気分です。

一時速読とかも興味を持ちましたが、私はやっぱりいくら速くても「ななめ読み」程度までが好きです。英語も文法とかを気にせず単語をだだっと読んでいるときはその感じなんでしょうかね。目のなかに言葉が洪水のように入ってくる感じです。速読の本を何冊が読んだときに納得したことが一つ。「目」の動きです。目の動きが早いかもしれません。ちなみに昨日子供が本を読んでいるときに目の動きを観察してたら、やっぱり速かったです。これも冊数をこなせばできる訓練の一つではないかと思われます。(うちの子供も日本語の本ですが夏休みで70冊は読んでいました。)どこかの本で読みましたが、「日本語を読む速度が速い人は英語もやっぱり速め。」と書いてありました。関係あるかもと実感しています。お子さんのいらっしゃる方は小さいときから本をたくさん与えるのはやっぱり最大の教育法じゃあないかと思うんですがね。まちがってたらごめんなさい。

そうそう、蛇足ですが、私のこのななめ読みの特技はもう一つ懐刀が。

「漫画」ですわ(笑い)死ぬほどマンガ読んでました。押し入れがいっぱいになるぐらい(笑)今じゃあ全部処分して家にどうしてもと置いてあるマンガは実は3冊。幻のマンガと言われているものです。よく読みたいマンガを買いなおしてはブックオフに売るんですが、そのマンガだけはそれができないので。(入手不可能)そのタイトルが以前のブログのハンドルネームでした。マニアックなぐらい読んでいました。昔ですがね。今はぜんぜんついて行っていません。だからそこでいわゆる絵と字を瞬時に読み取る力をたくわえたのかもしれません。いや正当化しすぎ?(笑)このところは日本語の本もマンガもあんまり読めないですが。

最後に
ここまでおつきあいしていただいたなかでたくさんの方々がご存知のように今年は目標を立てて英語読書をしています。「1年で50冊」それも励みになっています。だれと比べるのでもなく、自分との闘い。時には焦って、時にはマイペースで。がんばりすぎない。無理ならやめる。達成したからといって何かが起こるわけでもないけど、「自分の中でなにか壁を超える。」そんなストイックさをあえて作っています。そうなると読む本も吟味せねば。といいながら結構行き当たりばったりですね。私はまだ日本語のように英語の本を読んでいないから、そうなるためにあえて目標をかかげています。けっこう気持ちいいですよ。でも来年はしないかも~。

「楽しいから何時間でも読める」という気持ちになれたらほんとに本望ですよね。そんな本にみなさんが日本語でも英語でも出会えますように!少しでもこのブログが一助になればうれしいです。

以上、ながながとありがとうございました。

お役に立てることが少しでもありますように。こころから祈っています。

私もまだまだの身です。毎日ほんとに本を読める日々、英語に触れる時間があることが幸せな日々です。
今は体も本を読みながらも寝込んだりする日々です。つい集中しちゃうこともしばしばですが、がんばりすぎずにゆるゆるやっていきたいです。

好きなことが限られた時間でも体力でもできる環境に、家族に感謝です。

いっしょにがんばりましょうね!