
今日どうしても観たかったんです。あまりにも仕事に押しつぶされそうになってましたから。タダ券あったので、それで行こうと思っていました。でも、金曜日に授業をして、教材を作って、帰って3時にお昼を食べて、子供のそろばんに行って、その足でおばあちゃんとともに病院に車で連れていって、家庭教師に向かって、夜に帰宅して、30分で作り置きした夕飯を食べていたら・・・ 職場から電話がありました。
「先生、一つコンピュータの処理ができていません。明日きてやってください。できれば午前中に。」
「・・・。」ちゃんとやって帰ったはずなのに。
でも、映画が見たい。土曜日は子供の塾を送ってその間にいくはずでした。
帰ってきたらまた家庭教師にすぐいかないといけない。今日を逃すと来週まで無理。 オンラインで大枚はたいて3Dの予約をして、朝早くに行くことに。 朝子供を塾まで送ろうとして、大きな道路まで出たら、渋滞。こ、これでは塾から職場に車を走らせて、また映画館までいくなんてことは無理。2200円どぶにすてるのか~。

結局席に座ったとたん、映画が始まりました。拾う神あり。うれしかったです。
肝心の映画?もちろん堪能しました~。原作を英語で2回読んで、翻訳の下巻の後半ちょっと読んでいたにもかかわらず。こんなに楽しめる映画他にないです。素晴らしい。映画として完成度が高すぎます。 私はスネイプ先生がでてくるだけで、もう涙が・・・。アラン・リックマンがスネイプ先生になりきって・・・ううう。途中であんなに泣いてるおばちゃんも私ぐらいだったと思います。泣けるシーンやっぱり満載でした。


原作のすべてを描けない制限のもとであれだけ描けたらいいんじゃないかと私は思います。だって細かい部分は原作で楽しめばいいし。原作よんでるからこそ細かいシーンも理解できるようにやっぱり意識してつくられています。バトルのシーンはやっぱり大画面で見ると圧巻でした。もともと映像化された感じの原作なので、映画ならではの楽しみの一つだと思います。
原作にかなり忠実ですが、都合上セッティングが大胆に変えられているところもあったと思います。大きなところはスネイプ先生の死に場所とナギー二を殺すところ。間違ってたらすみません。他にきっとあるだろうけど、大きなところで気づいたのはその二つです。読んだの2年前だし。映画のほうがシンプルで結末はわかりやすいと思います。あの話で削るところはおもいっきてけずって、あれだけ名セリフをのこせたらいいんじゃないかなあ。みなさんはどうでしょうかね。

そう、ハリーたちがパパになっている映像もお楽しみの一つですよね。ハリーはいかにもロンドンのそのへんにいそうな30代のおっちゃんパパに見えました!マルフォイの老け顔は最初のハンサムな感じがぬけてほんとにおじさんぽくてニヤッとしてしまいました。子役もみんなかわいかったです。
今回はスタッフに2人日本人を見つけました。うれしいですね。 英語はたぶんシリーズの中で一番セリフが少ないかも?英語はわかりやすいです。ラルフ・ファインズの英語が聞き取りやすい。 もう一回いこうかなあ。今度は2Dで。3Dはそれなりでした。ヴォルデモートとベアトリクスが飛び散るシーンは(見たらわかる)3Dの効果が揮されてました。あとは2Dでも一緒かも?
そうそう、映画が終わってテロップを見ていたら、なぜか泣き声が聞こえてきました。『これは映画の音声か?』とおもいきや。映画館の中で観ていた誰かが泣いていたようです。ポッタニアでしょうかね。さみしいんですね。これで最後ですからね。びっくりしました。
ああ、でも映画っていいですねえ。今日もお越しいただき、ありがとうございました。今日は安眠できそうです。
