Down River

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どんな嘘もどんな罪もすべてを内包して川は流れる 
5年前、罪に問われた主人公が故郷にもどるとき、家族を取り巻く時計がふただび動き出す

Author: John Hart
Period: 2.28.2011~3.6.2011 (6days)
Category:Crime Thriller
361pages

Total recommends: ★★★★☆
Difficulty:★★★☆☆
Story:★★★☆☆
can't-sleep-dgree★☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆

基準や感想はあくまで一英語学習者の主観に基づくものです。ご了承ください。

John Hart 2冊目です。私は3作目を先に読みました。主人公が子供のほうがとっつきがよかったので。

お話は5年前に起きた殺人で義母から犯人であるという証言をされ、街を出ざるをえなくなったAdam。その彼に幼馴染のDannyから電話が入る。どうしても帰郷してほしいといわれ、彼は悩んだ挙句にDannyをたずねることにする。しかし、肝心のDannyはフロリダに行ったという。そしてその夜Adamは襲われる。久々の家族や元恋人、そして家族同然の父の友人の祖父とその娘Graceと再開するもつかの間。幼馴染のGraceが突然誰かに襲われる。

5年離れている間に、Adamの父の所有する土地をめぐって争いが起きていた。果たしてGraceを襲ったのは土地を売らない彼への嫌がらせなのか。そして第2の殺人が明らかになろうとしていた。果たして犯人は?

最後の30ページまであまり乗ってなかったのが正直な感想です。きっと主人公Adamに感情移入できなかったのが原因だと思います。でも最後は前回読んだものと同じく、派手ではないけど、やっぱり謎解きがおもしろかったのと、すごく作者の思い入れを感じたのでちょっと感動しました。

きっとこれは男性の方が読んだほうが感情移入しやすいと思いました。でも、登場人物の性格はみなとても曲がった感じがないと思いました。みなそれぞれに自分の思う道を行っている。いいすぎかもしれませんが、へんなずるさがでてこない。土地柄を表しているのでしょうかね。内容が内容だけにご陽気な性格の人は出てこない。みなむっちゃシリアス。

ネタバレになるので、いえませんが2冊読んで納得したのが、犯人設定の時にやる情報操作ってやつですか?なんといえばよいのか。表現へたですみません。犯人をこの人とにおわせるいろんなトリックが面白かったです。推理物は作者にだまされることではじめて楽しいのだと改めて気づかせてもらいました。

英語はLast Child読んでいるときよりも意味が取りにくいなあと少しだけ思いました。Last Childよりも読むのに時間がかかりました。乗りもよくなかったのもあると思いますが。言葉も例えばsuicidal watchというのが最初?と思って、読んでいるうちに分かりました。

でも、やっぱり人間の業を描いていて、すばらしいなあと思いました。人間は1元的ではない。楽しさも苦しさもすべてを受け入れて自分のなかでそれを大きくしたり、小さくしていきながら生きていくのだというメッセージを感じました。

今年にはいってこれで10冊!がんばってます。先週も今日もネイティブの友人に本のお薦めをきいたので、読みたい本がいっぱい!まあ、それが自分の実力にあっているかどうかは別にしてですが。次は何を読もうかなあ。