英検1級合格までの勉強 総合編 (2)

総合編 続きです。

毎回英検を落ち続け、苦節たぶん5年以上。いや7年以上。覚えていない。夫の母には「英検もう100回以上うけてるんやね~。」とか言われながら(そういいながら応援してくれてるかわいい義母ですが)いや100回も受けてる訳ないじゃん!

と、ふと夫と冷静になって考えてみると1年で3回。たまに受けてない時もかぞえるほどあって、2回の時もあった。1年で2回しか試験がなかった時から確か受験している。何年前?数えるのも恐ろしい。実は数えたことありませーん。おそらく10回は優に超えている。もしかして20回ぐらいかも~。驚愕の事実。ということであながち(?)義母の言うことも大げさではないかも~。(100回だと30年受験ですがね。)

というわけで、いかに私がズボラであるか証明されています。そんな何十回の受験経験から編み出した勉強法。仕事と子育てをしながらそろそろ体力も限界。ここ2年ぐらいは「今回が最後!」といいながら勉強していました。試験終了後は熱を出して倒れる日々。ああ、哀しきおばちゃん。
もう昼寝なしでは勉強もできなくなってきている。

といいながら、ズボラママの私は実は英検1ヶ月早くても2ヶ月まえからしか勉強できません。おそい時は3週間前からはじめていた。そうでないと倒れるから。もし、この1ヶ月の「英検勉強」をせめて3ヶ月以上続けられたらもっと早くに受かっていたでしょう。そう考えたらけっこう省エネなんですね。勉強の時間の使い方は、「時間編」にて。

そうそう、最後の英文暗唱のコツです。

英文を最初は「音読筆写」していました。これは前に書きましたね。これもTOEIC推奨をされている有名な先生が提唱した勉強法です。でも、これだとほかの勉強に兼業ママは手が回らない。

そのメカニズムを利用して、書かずに暗唱するようにしました。
まず、英文を読みます。

例)(以下英語、訳すべて茅ヶ崎英語教本中級より抜粋)

英文:Bereaved families of JAL's jet crash unveiled a momument, praying for no repetition of such a tragedy.

そしてすぐに日本語訳を口にだして読む。意味がとりにくければ、2,3回日本語を読みます。そのあと、また英文に移って、日本語訳の語順にそって日本語訳を口にしながら英文を「訳して」行きます。

日本語:日本ジェット機墜落事故の遺族達がこのような悲劇が再び繰り返されないことを祈って記念碑を除幕した。


今度は、日本語訳なしで、自分で英文を日本語に訳してみてください。ね。すっと訳せるでしょ?けっこう不思議。え?わからない?

では、ためしに日本語訳を見ずに違う英文を訳してみてください。そのあと日本語訳と自分の訳をなんとなくでいいですから比べてみてください。あっているような、違うような部分もありますね。なければそれはそれで理解している証拠。
英語:
A leisure boat capsized in rough seas off Kujukuri Beach, leaving six children missing.


********   下を見ずに訳してみてくださいね~。*********


日本語訳:
レジャー用のボートが九十九里浜沖の荒天の海で転覆して6人の子供たちが行方不明になった。



次にもう一度さきほど日本語訳を読んだ同じ英文を自力で同じように日本語に訳してください。横の訳とほとんど同じ訳ができているはずです。
全部で2回訳すことになります。

英文:Bereaved families of JAL's jet crash unveiled a momument, praying for no repetition of such a tragedy.


2回訳したら、その英文をフレーズごとにきって、「覚えるように」意識しながら読んでいきます。フレーズごとに繰り返してもいいです。最後は全文を繰り返します。好きなだけ、覚えやすいのは2,3回、覚えにくいのは5回ぐらい。回数はお任せします。慣れると減ります。

最後に日本語を見て英文を言ってみてください。あら不思議。なんとなく英文が口からでてきます。完璧ではなくても、英語の構造や語順がなんとなく頭に入っている。これが大事です。知らない単語は特に入りにくいですね。

もしこれで、「できない」という場合は回数を増やして口頭練習します。書くより断然早いし、楽に入ってきます。


日本語訳なしでこれをしようとするともっと労力がかかります。そうです。この「日本語訳利用」が最大のポイント。実は英語の構造を知るのに、日本語の構造にまず置き換えてそして英語の構造を理解しているんですね。

矛盾を感じますか?そうですね。今では「脱訳読授業」が叫ばれている時代。でも私達の脳みそは日本語が主導権をにぎっているのですから、最初に日本語で意味を入れ込むとすごーく素直に脳みそが意味を吸収してくれます。そのあと英語を入れ込む。実際試してみればわかりますが、すごーく楽チンです。時代に逆行してようとホントに覚えやすいんだから、それを利用しない手はない。もちろん平行して「フレーズ読み」すなわち前から後ろへ流れに逆らわずに読む練習もしての上ですが。それは「音読」やリスニングが担ってくれます。

わたしはこれで英検1週間前、800文やりました。1日100文以上。頭ウニウニになりますよ。「もうだめー」と叫びながら、朦朧としながら覚えた文もあります。もちろん、覚えた英文を完璧に再生するのは無理です。忘れもします。あたりまえ。でも、200語の英文を覚えるよりも何十語の英文、短文のほうがあとから再生しやすいので、英作文やスピーチに実は入れ込みやすいのです。

この方法に「こんなの簡単」と思われる方はもうそのレベルは超えてらっしゃる方。このブログは必要ないですね。

英文の暗唱は「完璧に再生できる」ことが目的ではないと思います。頭の引き出しに入れたフレーズを自分の英語にうまく引き出したい時に引き出して使うことに意味があると私は考えます。そういう意味で「長文の暗記」よりも「短文の暗記」をおすすめしています。長文の暗記が悪いと言っているわけではありません。効率の問題だけです。長文で覚えたフレーズだって、ところどころで口についてでてくれれば、効果は全く同じだと思います。

この方法がたった一人のかたにでもお役に立って、合格を手にしていただければと、書いています。私にあった勉強法が万人に合っているわけではないし、人それぞれに勉強法があってあたりまえ。でも、自分の苦しみを体験してるから、気持ちがいたいほどわかるから、具体的にどうしていったかをプロセスをまじえて書かせていただいています。私のとったアプローチから使えるものを自分なりにアレンジしてまたそれがもっと効率がよければ言うことなし。今度はそれをまた1級目指してがんばってらっしゃる方に惜しみなく教えてあげてください。本当に1級受験者の方々は「勉強法」をいつも探してらっしゃいます。私も勉強法の本を読み漁り、HPを読み、ブログを探す日々でした。

どうかお役にたちますように!

今日はもう風邪で熱がでてきたので、終わります。

英検1級受験者のみなさん。最後の1週間がんばってくださいね。明日から3連休ですね。1週間でも結果は違います。私がそうであったように。

2014年8月追記:再受験してまた奮闘記2を引っ越したブログで書いています。関連する記事です。よかったら参考にしていくださいね。
http://readaloudlife.blog.jp/archives/1008120317.html
あなたの合格を祈っています。