英検1級合格までの勉強 エッセイ編 (2)

エッセイ編その2です。

最後に受けた英検、今度は週に1本の割合で4月から約2ヶ月書いてみました。その上で注意したこと、英検のエッセイの書き方を、私が集めた情報をまとめて実践したものをお伝えします。

まず、テーマを読む。そして5つのトピックから書きやすいものを3つ選ぶ。3つですよ。その3つは例えば、「賛成」に基づくものOR「反対」に基づくものに揃えないといけません。トピックを選ぶことで骨子が出来上がっていきます。いきなり書き出さずに1,2分は箇条書き等をしながら頭をフル回転させて考えてください。それから書き出します。

段落は5つに分けます。1番目に英語特有の結論を先にもってくるやりかたで、1行目から必ず「私はその意見に賛成だ」もしくは「反対だ」とか、とにかくどちらかに意見をまとめます。そこでもしはっきりした理由ががかけなかったら、「それには以下の3つの理由がある」とかで文字数がたりなくなりそうだったら増やしてもいいと思います。あいまいにするのはご法度です。

1段落に書ける文はだいたいですが、2文から3文です。200文字で、5段落に単純に割ったとしても、1段落は40字前後。2、3文、もしくは2,3行ぐらいでいく感じで書いていけばいいと思います。

第一段落で論点の方向がはっきりします。次の3段落はそのサポートの段落です。必ず1段落に1つのトピックを入れることがお約束。

この3段落分は自分の出した意見を必ずサポートしてくれるものでなければいけません。第2段落の書き出しは、First of all とか「まず第一に」シリーズを自分でいつも用意しておいてください。その後にまず
第一文でなるべく早く一つ目のトピックを書くこと。そしてその理由。文章もあまり頭でっかちなものはダメです。

3段落目も同じく、書き出しはSecondとか、Moreoverとか、内容にあわせたつなぎ言葉を頭の中で手持ちにしておいてどれかを書きます。同じく2番目のトピックをすぐに入れて、その理由を書きます。

4段落目は最後のサポート分です。書き出しはFurthermoreとか、Finallyとか決まった言葉を入れて、最後のトピックとその理由。

以上の3つの中に3つ全部でなくても、何か具体的な例を挙げておくとさらにサポート文として出来の良いものに仕上がります。For example とか、For instanceでつなげて行く。読み手に説得力があります。

最後に結論、ここでもつなぎの言葉を使ってもいいです。ここは第一段落をさらに強化させて、相手を納得させる役割を持つ段落です。「最初に述べたとおり、以上の理由でこうなった。」というような感じです。だから、上の4段落の要旨を書くことになります。

ここでよく失敗してしまうのは、「逆にこういう意見もあるが」とか違う意見を書きだしてしまうことです。これはいくら頭に浮かんだり、「いやこういう場合もあるよね。」とか思っても、それを展開させてはいけません。新しいアイディアもダメです。とにかく書いた内容に徹してください。最初の1文で第一段落のまとめ、次の2文目でサポート文のまとめ。3文目で終わる。ぐらい。長くても4文まで。

結論で最初と同じ事と書くと、同じ英文を書いてしまいそうになる。わかります。でもそれもなるべく避けてください。同じ内容を違う英文で書くことが大事です。なぜなら、英語は繰り返しを避ける傾向があります。ご存知のように、英語の単語がなぜあれだけ語彙数が多いのかはここに一つの理由があります。「同じ単語を何度も使わない」からです。名詞を次に代名詞にかえて使うのも同じ理由です。だから同じ意味の違う単語を使えれば文章がもっとよくなります。どうしても出てこなければ、繰り返すしかありませんが、2回ぐらいにとどめておいたほうがいいと思います。

あと、なるべく単語は正式語を使うのがいいようです。正式語とは、語彙で覚えた時にでてくる1級単語です。あれはお気づきのように、辞書で調べると多くの単語に「正式」と載っています。あれです。新聞でもそれが一番使われています。要するに難しい単語を使うんですよ。無理をしない程度に。無理をして違う意味の単語やスペルが分からないほうが減点になるので、かける範囲ですよ。

正式語を使ったほうがいいということは、例えばbutはあまり使わず、howeverを使う。a lot of は使わずmany,muchを使う。little とかtinyではなくsmallを使うといったことも注意してください。

わたしが最後まで苦しんだのは、やはり冠詞。its とかtheirとか所有格を使ってみたり、いろいろ工夫しました。それと、3人称単数をすぐ忘れたりする。時間がないと思わぬところでミスが連発します。それと助動詞もうまく使えると幅が広がります。仮定法を使うとか。

限られた時間で(30ぐらい、多くて40分)でこれだけのことをこなそうと思ったら、結構大変。試験場で時間が余っている人の%はおそらく消費税程度もしくはそれ以下ではと思います。読み直しが最後の何分かでとれれば御の字です。

お気づきだと思いますが、自分の頭に定型文をある程度入れておいて、それにテーマを入れ込んでいきます。その結果に不本意であっても白黒はっきりつけてどちらか側で書く。例えば、「カジノの有用性は?反対ですか、賛成ですか?」心は反対でも賛成のほうが書きやすければ「カジノはあったほうが、町が活気づいて、税金が入る。」とかいったように展開する。

英語も難しく書くのではなく、自分の英語で文法的な間違いを減らして書く。これもとても大事です。スペルミス、文法ミスは勿論減点されますから。それと、内容にしても専門性を問うているのではないので、一般論を書いていけばいいのです。

以上が今思い出せるまとめです。さて、次は書いている上で大切なこと。
昨日書かせていただいた。

「暗唱した模範解答は使えない。」という続きです。それより効果があったもの。

これは、エッセイだけでなく、すべての英語力を挙げる上で役に立ったことなので、「総合編」として書こうと思ってます。

英検まであと2週間。エッセイ書いていますか?ご参考になれば幸いです。