今日もお越しいただきありがとうございます。まだ前の記事があまり読まれていない状態なので待ってもよかったんですが、待ってくださってる方もいらっしゃるかな?と思ってガンバリマシタ。
早速お友達がTIMEの検証を学術的な感じでしてくださってるので勉強になります。そこで感心したご指摘が、「イディオムなどに翻弄される」という意見。なるほどです。私が言うところの、「知らない単語はないのに意味がとりにくい」という部分と重なります。そう書けばよかったです。ありがとうございます。
では、ここで、
英検1級にTIMEはマストアイテムか?に対する結論に行きたいと思います。
最初は英検1級の過去問を解かずに1級を受けようかと考えていました。
無理です。(きっぱり)
少なくとも私のレベルでは無理だと思いました。まだそこまで力がありません。
TIMEを半年ほど読んでいた秋から2回受けようと思った時に、自分ではまだ「ノー勉」で英検1級は無理だと思いました。試験直前にはTIMEを読むのをやめて試験問題を読んでいました。試験以外にはTIME、試験前には過去問というパターン。
もうすこしテストを意識した問題を解く作業をたくさんしていれば点数はもう少し安定していたかもしれません。
1回目と2回目では過去問を解いた量が2回目のほうがすくなくてテスト対策が少ない分がはっきりと読解問題で数字にでました。私はまだそのレベルだと自分で思いました。
だから、もともとの意見である「英検1級には過去問が最良である」というものは変りません。
やっぱり別腹。
テスト対策をせずに挑んだらとんでもないことになっていたと思います。
なので、「TIMEは英検1級レベル以上の力がいるが、1級の必須アイテムではない」が結論です。
それよりも思ったのが、
「TIMEは1級を超えてから読むもの」です。
それか、読解がもともとすごくすぐれている不合格Aの人以外が読もうと思ったら、逆効果なのではないかと思います。それか、私の様にいまだに読解に泣かされる1級合格者でもまだまだ道は半ばではないかと。私の去年の2回の合格は他の分野でカバーしています。
英検1級を考えると、もうすこしきちんと意味が深くとりきれるものののほうがいいのではないかというのが私の個人的な意見です。人によってはかえって弊害になることもあり得ます。
もちろん、読んでいれば相応の力が蓄えられていくのは間違いないです。でもテストに直結しているわけではなく、英語で情報を得るまた違う力だと思いました。読める力があって初めて役に立つものではないかと思います。
TIMEを読んでつく力は英語力というより、情報力と言ってもいいかもしれません。情報誌であるわけですから。
テストはテストです。
私の場合は、TIMEに気を取られている間は試験の読解問題が安定しなかったのがほんとのところです。これを英語力がないととっていただいても全然かまいません。
過去問をとことんやってかなり安定した点数がとれているなら、是非読んでください。
でも過去問をほっといてTIMEで時間切れになるのは、参謀のいない軍みたいな状態です。数うちゃ当たるでは勝てないですからね。
前と同じ結論しか出せないのは残念ですが、テストでは、迅速に英文を把握して正解を導き出す力。TIMEを読みっぱなしにしてるだけではできないスキルが必要です。自分の持ち得るありとあらゆるスキル、例えばスキミングなどの方法を駆使して限られた時間でどこまで深く読めて、設問との矛盾点に気が付いて、正解を得るかの方が大事。TIMEを読むだけで英検の読解が簡単だという人はそこを超えた人たちです。そこにはきっちり勉強してきた過程があるはず。それかテストにたけた人です。
両方やればいうことないですが、必須アイテムではないです。
まずはそこまで持っていくまでにやることはたくさんあると思います。私がTIMEを読んでいる間の英検の2回の1次は、TIMEを読んでいない時よりも悪かったことからこれを書いています(笑)試験問題との相性もあるかもしれませんが。(追記:去年の私の得点源は語彙とリスニングです。特に以前よりもリスニングの点が安定してきたのと、全体の点数が上がったのは、2次の点数が上がっているおかげだと思っています)
それプラスTOEICも特化しないので、たまに受けたらリーディングの出来が悪いです。英語読書漬けの時の実験と同じような結果ですね。
やっぱり過去問や試験に特化したことをを深くやりこむ時間がなかったのが原因だったのではないかと自分では思っています。
やる前からわかっていたんですが、残念ながら結論は続編でも同じでした。これはやっている途中でほかの方がおっしゃっていたので、納得です。
英語で情報を知るのにはTIMEは非常に優れたものだと思います。英語漬け状態にもってこいだと読んでいて実感しました。さらに見直しました。
試験勉強用ではなく、長い目で見たら読んだほうがいいと思います。
ただ、これは私のケースであって、TIMEを読んで読解が上がったという声も聞いたこともあります。下がったという声も聞いたこともあります。
ということは、やっぱりマストとは言い切れません。
いろいろなことを並行してやっているのですが、時々、
「本物の英語力」って何ぞや?とまたもぞもぞと頭の中をめぐります。日本ではテストで点を取る人が英語力のある人っていう代名詞のようですしね。そういう意味では私はTIMEの記事について英語ネイティブスピーカーと談笑してても、
英語力がないと思われてもしかたないかも。
ご参考になれば幸いです。
次回は最終回です。
読んでいただきありがとうございました。
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