映画やドラマを字幕なしで楽しみたい

今日もお越しいただきありがとうございます。長いです。ご覚悟を。

お友達が「映画やドラマを字幕なしで堪能したい」みたいなことを言ってらっしゃいました。鋭い分析力と考察力で高い英語力をお持ちの方です。しかも超お金かけずにそこまでできるのはすごいなあといつも尊敬しています。暗記が得意なようで語彙力も読解力も高い。

で、映画のことを考え出して、「何見たっけ?」と前回の記事が出来上がりました。ブログネタ提供ありがとうございます。

で、次を書いているうちにその方は私のリストからすでに何本も見てくださっています。すごいなあ。

もうずいぶん昔から映画は無理やり字幕なしでも見てきました。いろいろやりましたよ。日本語字幕を紙で隠してみる。英語字幕で見る。字幕あり、なしで何回も見る。英語力の全然ない時からかれこれ20年以上やっているので、感覚はマヒしてます。

英語より映画見たい気持ちの方が強い。だから英語勉強してるみたいな。

字幕なしで見ると、なんだかもやもやしますよね。audibleもそうですが、理解度が高くないとそうなります。

audibleを聞こうとおもったきっかけは、このDVDを車で流していて、(念のため書きますが、運転中は映像が消えるのでご安心を。乗ってる車の会社はそういうの厳しいようです。会社によっては違いますよね。だから、音声のみです)きこえてくるセリフをけっこう同時読みしていた自分がきっかけだったのは書きましたよね。


そのあと、ドラマを流していて気づきがあったことを書いた覚えがあります。すでに見たドラマを仕事しながら画面消して聞いていた時に、自分の中でもやもやがちょっとすっきりした瞬間。

ドラマはこれです。

ご存じゲーム・オブ・スローンズ。アクセントの宝庫でもあるこのドラマ。原作も難しいです。一度見た後にこれを聞いていて頭の中に画面が浮かび出たときに、「おお、そうなのよね。イメージできないとだめなのよ」と悟った一瞬でした。これもブログに書いたことあります。

その気づきというのは、

英語→英語回路です。

もちろん、自分が完璧に英語全部わかってるなんて言ってません。でも、瞬時に入ってくる言葉を聞いて映像を浮かべるという脳みその作業は実は深いとこついてるんじゃないかもと思います。

日本語を介さない。

audibleは映像がありませんが、基本同じです。英語→英語の回路です。

テストとか、難しいものを読むときなんかは、構造をとらえないといけないので、日本語回路も役に立つけど、あ、日本語訳とかもまだあるんですわ、入試には。、おそらくダダっと流れてしまうaudio系のものは、また違うのではなかろうかと思ったのです。私はこれでも一応英語の先生なので(汗)、中学、高校の授業ではバリバリ日本語使うのが現状です。英語でやる時ももちろんありますが、受験英語と英語授業は相性よくないともとれるとこは残っています。

で、先日これを見ました。

原作も、映画も秀逸。これを字幕なしで見てみました。うろ覚えなんですが、舞台がニューヨーク?ボストンだったような。ハーバードがコロンビアになっていたような。どちらにしろ優秀であることは変わりないですね。

私はこれをaudibleで去年聞きました。読んでいません。1年ぐらいしてこの映画を見たと思います。これはわかりやすい方だと思いました。ジュリアン・ムーアの英語は特にわかりやすいです。

私は原作を聞いていたので、シーンとシーンの間に含まれていることもわかってみているので、理解度が高かったのではないかと思いました。

前回も書きましたが、見ている40本ほどの中の10本ぐらいは、

原作を英語で読むか、聴くかしたものを見ています。

原作でわかっているものは、できるだけ字幕に頼らないで見るようにしています。途中で意味がとりにくいとか、アクセントが強すぎるとかの時は、止めてそこだけ英語字幕にします。(英語字幕があればね)

一人で見るときは基本日本語字幕には頼らないようにしています。

日本語を介入させるととたんに鈍る気がします。

英語字幕をつけて通しで見るということは最近はあまりしていないんですが、字幕なしで見てから、英語字幕つけてみるということもちょっと前までしていました。ゲームオブスローンズとホワイトクイーンは丁寧にやった覚えが。でもそのうち英語字幕は倍速にしてみるという状態でした。

英語字幕をつけると「読む」練習が入るということです。速度を上げると速読の練習にもなります。

そこを一段上がるには、やっぱり字幕なしで入ってくる英語をそのまま受け入れる練習が必要だと思います。

そのまま受け入れるってのがすごく重要。

あまりにもやもやしてものが多い場合は、無理せずに字幕つければいいと思います。以前にChild44という映画の時は、無理やりみなさんロシア語なまりの英語で演じるので、途中から英語字幕で見た覚えが(笑)あれは完全に原作のほうが面白いです。

登場人物のこの人の英語がわかりにくいという場合もありますね。私はアクセントを聴くのが好きなので、
もやもやは慣れっこなんですが(笑)巻き戻して聴くというのも手です。繰り返すと、案外大したこと言ってなかったりもします。そのたいしてストーリーと関係のないところを取れなくてもあまり気にしなくてもいいんじゃないかとも思います。

その人の話し方にも徐々に慣れてきて、聴きとれるようになったり、何度も聞いてわかったり、わからなかったり。そしたら英語でも日本語でも確認してもいいし。ずぼらなのであんまりしてない私(汗)それするともっといいのかなあ。でも作品自体を鑑賞したい気持ちの方が強いので、学習できない場合も多いです。

多読でもそうですが、細かい部分は「こういうことなんだろう」となんとなくわかって、ストーリーの流れがわかる感じを、自分ではなんとなく度を上げていく方法と読んでいます。それも物語を追うにつれてクリアになったりすることも多いし、作品を重ねるごとにそこが研ぎ澄まされて行くとも思います。あ、ただええ加減なだけかもー。

でも、これ嫌う人も多くって、なんとなくわかるというとコワい顔されて、「それはわかってないのと同じ」と言われちゃうので、最近言わないようにしてるんですが、多読、多聴をしている人のほとんどはこれを経験してブレイクスルーをしているはずです。

自分のやりたいやり方で楽しめることが大事ですものね。理解度に幅があってもいいと思います。映画によっても全然違います。

量で凌駕するやり方でもいいし、1本をとことん見てもいいと思います。あ、飽きますがね。

どちらにしろ、映画やドラマは上級レベルであることは間違いないので、いきなりやるとかなりつらいかもしれません。でも、私は好きこその類で、準1級ぐらいの時からガンガン映画見ていました。私の場合はええ加減なので、とにかく見たいものを見る。ついでに英語で見るというアプローチ。英語はまだわかりますしね。他言語の映画とかは日本語字幕に頼るしかない。

あまり効果がてきめんに出る方法でないのは、読書に似てるかも。読書よりはましかなあ。単に生英語にならしたいのであったら、ニュースやインタビューなどのほうが早く効果が表れるかも。脚本はすごく短く作られているので、わかりにくい場合も多いと思います。ニュースの英語はスタンダードであるべきなので、映画やドラマだけに頼らないほうが偏りが少ないと思います。

では、一つ大きな要素を書きました。

英語→英語で、日本語を介さないことが大事だと。

これを太く強くしてくれるのは、もうお分かりですね。

私の場合は音読でした。

普段大量の音読をしているので、英語をそのまま受け入れるのことに耐性が少しずつできているのではないかと思います。音声のみをシャドウイングしたり、毎日同じものを繰り返しやったり、その同じものは音声がなるとほぼ同時に英語がつるっと出てくるというレベルまでを目標にやっています。瞬時に英語をリピートか同時に言うので、そこに日本語が介在する暇はまったくないです。

そこがポイントなのではと思います。英語脳の作り方みたいな記事で何度か書きました。

でも私が言うと、また「音読」という言葉を使わなくなる方々が増えちゃいそうなので、これ読んで確認しました。
読んでみてちょっと驚いたのは、この本を読まずに似たようなことを自分がやっていたことです。音読を中心に英語漬けというのは、この本にはじまったことでもないですしね。

この間も、ある講座を受けに行ったときに、講師の方がアメリカ在住8年とか10年とかの先生で、とにかく量も中途半端じゃない英語を大量に読んでらっしゃって、もともと研究者の方でした。その方も上の西先生と全く同じようなことをおっしゃっていて、足元にも及ばないにしても、自分は日本で実践している人間の一人なんだなあと思いながら聞きました。上の先生より精読も重要視されてました。

精読、精聴、多読、多聴、どれもとにかくやる。そのバランスは自分の取り入れやすい方法、目的で変えていけばいいと私は思っています。あまり苦痛ではできないし、試験を前に多読、多聴では効果が出にくいかもしれませんしね。

自分がやってきて実感していることを文字で確認できたので、ちょっと安心しました。本自体は全部取り入れることは難しいかもしれないし、レベルが多岐にわたっているので、実際に取れる情報は少ないかもしれません。英検とTOEICの点数をもとに区分けしてるんですが、私の実感している数字とは違った感じでした。上になるとかなり正確なような。

この著者もおっしゃるように、日本の英語教育は翻訳者を育てることに力を注いでいる。とも取れるかもしません。とにかく読めるためにいろんなことを試行錯誤してきてるわけですからね。論文をいきなり読めるようにするにはそうせざるを得なかった歴史があるから今の英語教育があるのかもとふと思いました。

それで苦しんでしまっては元も子もないので、まあ映画でも見ましょうというのは悪くないですよね。

じゃあ、映画を英語で見るにはどうするのがいいのか。

私の取っているアプローチをおさらいしてみましょう。

①原作を英語で読む、聴く。
②映画を字幕なしで見る。そのあと英語字幕で確認することも。

原作を読むと映画が面白くないというのもよく聞きます。しかし原作を読んで耐えうる映画はかなり品質の高い映画であることは間違いないです。例えばStill Aliceもその一例。ハリポタやロードオブザリングズも原作あっての映画です。セリフのない一画面にも相当な意味が詰まっている場合も多いです。そこは原作でわかっていないと味わえないもの。映画が倍面白みを増す瞬間です。

あと、原作を読んでみるのと、聴いてみるのとでは、聴いてみる方が映画がわかりやすいです。耳でわかる理解度があるからパーセンテージが増えるのは自明の理のような気もしますね。ただ、目で読んでると、映画が原作からとったセリフがわかる場合があります。

できれば、原作を読んで、聴いてすぐに映画を見るのが一番理解度があがると思います。

順番は②の順で見るのが一番英語が直に入ってくる方法ではないかと。しかし、字幕なしでつらい場合は順番を変える必要があります。英語字幕→字幕なしです。

さらにつらい場合は、日本語字幕の登場です。そのあと英語字幕、字幕なしで3回。飽きなければです。日本語字幕を使う時点でまだほかのやり方で英語力を上げたほうがいいとも考えられます。ただ、映画が大好きで時間がかかってもいいなら、他の方法で挫折するよりいいと思います。

と自分の思ったことをいろいろ書いてみました。お役に立てば光栄です。

私は映画を字幕なしで見たくて英語を勉強しているのが一つの理由です。

17歳のころ、毎週のように名画をやる2本立ての映画館に通うオタクな少女でした。一人でも見に行ってました。その頃に見たアラビアのロレンス、ベニスに死す、カッコーの巣の上で、などなど、(とりあえず思い出したものを書いてみました)上げるときりがないくらいいろんな映画を見ました。何本見たんだろう?数えとけばよかった。何十年も持ち続けた夢をいまだ追い続けて今に至ります。本当に亀のような歩みです。

わたしのようなおばちゃんでもできる、ついでに英語もなんとかなるというのもいいんじゃないかなと思います。今は英語圏にいなければ英語はできないという時代ではないので、よけいです。

英語はテストの成績をあげる、受かるためだけではなく、自分を証明するためだけのものでもなく、

英語を通して何かを知る、そこに優劣はないと、何度も書きますが思います。映画は吹き替えでも、字幕でも楽しめます。「いつか字幕なしで」と、そこに動機を持つこともすごくいいことだと思います。

どうか、映画を英語で見たいと思っている人の力に少しでもなることを願って、終わりたいと思います。書き出すと長くなる(汗)最後までたどり着いた人はいるのかなあ。これ書いて映画一本ぐらい見れる時間ですね。あはは。

読んでいただきありがとうございました。

また、一緒に頑張りましょうね。

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