今日もお越しいただきありがとうございます。書き魔のangelです。仕事せえよ、家事せえよと聞こえてきそうですね。ちょっとバタバタしてきましたが、ひさびさのはてなシリーズ。悩める方がいらっしゃったので。
上のタイトル。なんか大雑把ですね。でもみな考えること同じですね。この手の記事をいままで何度書いたかなあ。何度も質問も受けてきたりしてますしね。
「どうしたら、英語話せるようになるのよ!」「どうしたら、英語聞けるようになるのよ!」
「どうしたら英語読めるようになるのよ!」「一生懸命やってるのに英語出てこないし、書けないし」
あげるとキリがないですね。
はては「中学高校でちゃんと英語教えてくれなかったらだー」という声もよく聞きますね。
35人~45人のクラスで6年間で英語がものになったら先生みんなこぞってその方法知りたがりますがね。
ないです、そんなの。
少なくて週に4時間、多くて9時間かける40週前後を6年間。トータルだと1000時間~2000時間。まあ、自宅学習を含んでいないので、実際は6年でこの倍はあると考えてもいいですね。だと2000時間~4000時間。
上にあげた数字の1000時間~2000時間、やってみましたが、内容の差はあれど、やろうと思えば1年以内に達成できる数字です。やろうとおもえばですがね。自分でやってみたから、実現は可能であることは確かです。
で、1年で2000時間ほどをやってみた私が「英語できるよーん」と思っているか。
あんまり思っていないです。それどころかますますもっとやらないとという気持ちになって勉強している毎日です。わたしも一人の学習者。しかも亀のような歩みのです(笑)
だからこんな私が答えるべきことでもないとも思っています。
ちまたにそういう人、「TOEIC○○点をとった私としては」「私って上級」「私はプロ」と言ってらっしゃる方々に聞いたほうがいいかも~。私は「~ができるよになった」とあんまり書かないし、というか、思ってないです。
実際は1万時間以上かけて初めて実感がある。そうある達人も言っていました。それはうんうん頷いちゃう。私はトータルすると超えてるかもしれませんが、もともとの低い英語力からのスタートだし、もっと「中身のある1万時間」が必要かなと。
ということで、共に勉強する身としてなら一緒に考えることはできます。もともと優等生で始めたわけでない英語生活。今もか(笑)悩める人がいるとね、ついこういうふうに書いてしまうんですよ。
ベストの方法はないことを前提として話しています。あれば私があやかりたいです。
じゃあ、どうすればいいか。
一つ目のポイントは、
「目的を明確にしよう」です。
しかし何をもって「英語ができるようになるか」というのがそもそも難しい。
英語がペラペラ。どんな風に?どの程度?
旅行で困らないように。外国人に道を聞かれた時に困らないように。聞かれる確率どれぐらい?その仮定法のような確率の低さにかけている人もいるかもしれませんね。
映画が字幕なしでみたい。わたしもそう思っていました。今も思っています。字幕なしで映画は見ますが100%の理解度じゃないです。巻き戻して聞き返すこともします。
外国の雑誌やペーパーバッグがスラスラ読みたい。わたしもそう思っていました。今も思っています。これもかなり読んでいます。今で子供向けでない本がだいたい280冊ぐらい。でも100%はわからないのももちろんあります。kindleだと辞書機能も使っています。そもそもネイティブスピーカーだって全員が一語一句完璧にわかっているかというと、きっとそうでないとは思います。私たちが四字熟語や熟語の意味をとっさに言い換えられないのに似ている感じじゃないかなと思います。
英検1級程度の語彙でびびってたらダメですよ。知らない単語が出てこない英文はないと思うぐらいの覚悟が必要です。
外国人と冗談を交わしながら談笑したい。わたしもそう思っていました。今も思っています。エエ加減度胸英語も相まって、談笑することはできますが、もともと常におしゃべりしとかないといけないたちでもないので、そればっかりできないや。外国人といってもいろんな人がいますしね。気の合う人合わない人。冗談の通じる人、そうじゃない人。例えばネイティブスピーカー同士で話が弾み出すとスピードが上がるので「ちょっとまってえや、今のはこういうこと?」とかいいながら必死でついて行く時もあるし、100%わかってなくてもわかったような気の時もあると思います。
英語を使って仕事がしたい。通訳や翻訳がしたい。たとえば、翻訳ができても英語話せない人もいるし。通訳できても翻訳できないひとだっているでしょう。分野もありますしね。
英語教えててもつねに全部の英語を解説できるかといわれると、そうでもない。先生という職業の立場で言わせていただくと、英語力のある先生=生徒にとっていい先生、指導力のある先生とは限りません。もちろん両方を兼ね備えることが本来なんですがね。知っていることをひけらかすのと、生徒の英語力を伸ばすのは別腹なのだ。
資格試験をつねにハイスコア、常に合格。それに特化する時間が必要です。資格がとれたからといって、急に英語のプロになれるわけでもないですからね。試験を意識して英語しないとスコアなんて簡単に下がります。それも実験的にやって前のブログで記事にしたことがありますね。「PBだけ読んでどれだけTOEICの点数が維持できるか」みたいな記事を覚えてらっしゃる方もいるかも。PBのみで過ごして(確か年間50冊か100冊読んだとき)TOEIC受け続けたらどんどん点が下がりました。でもそれが英語力がないと定義すると、片手落ちのような気がします。ネイティブスピーカーの人が1級受けてすべるのに似てるような。それに私たち全員が日本語能力試験1級受けて受かりませんねえ。少なくとも私は滑るぞ。
知り合いの日本人で欧米に5年以上いた人や、生活していた人、あちらの大学を出た人でも英検1級持っていない人の方が多い。「ちゃんとそれ用の勉強しないと無理」と言っていました。その人たちが英検1級やTOEIC満点が取れないからといって、取れる人より英語力がないかというと、そんなことはないですね。英語で授業を聞いたり、論文書いたりすることを国産の英検1級取得者がみなできるか?皆はできないですからね。シットコム見て大笑いできるか?
試験は試験。
ということで、上のこと全部できるひとなんてそういません。
自分が何をしたいか、どこを伸ばしたいか明確にしてみるといいと思います。
それぐらいやることが多くて、細分化していると思います。
目標を小さく設定してクリアしていってもいいと思います。
日本にいる人が一番飛びつくのはもちろん「試験」です。でもそれでもいいと思います。
勉強する動機が大事ですからね。でも試験ばかりを目標にしてると「英語を勉強する楽しみ」が「英語を勉強する苦しみ」になってしまうので、それもほどほどにしないとね。試験にすべって英語とたんにしなくなる人いません?それでは伸びません。試験終わって英語をする時間減りますしね。語学を通して「ああそうなんだ」と思える部分を残しておかないとしんどくなってきます。英語は道具であることを忘れてはいけません。
私は「今年は本を○○冊ぐらい読めたらなあ」とか、「今年は入試問題をたくさん扱うので、この問題集」「文法おしえるから文法の問題集」とか毎年小さな目標をなんとなくですが作っています。先生なのでやっぱり教えてなんぼですから、そこは手を抜けません。でもほんとはずっと本読んだり、映画見たりしていたいです。試験も受けたくないしぃ。
今年はハワイに行くからとか、1週間短期留学するからその時のためにとか、なにか強い動機を見つけてみてください。
大事なことは「使おう」とすることです。
そして二つ目のポイントは、具体的に何をするかです。
なにか目的にあった本を1冊仕上げることはどうでしょうか。
それは問題集でもいいし、会話集でもいいし、洋書一冊だっていい。本じゃなくても映画だっていいし、ドラマだっていい。ひとつのことを徹底的にやり込むことです。
高い授業料を払う必要はないと思います。 高い教材や英会話に投資するよりもコストパフォーマンス大です。続かないと思うのなら、スカイプ英会話でもなんでも定期的に受ければいいと思います。
英語を習うのは習う期間までの蓄積を貯めるためと考えたほうがいいです。そこは発表の場で、そのために普段から勉強をする。
本やなにかを1冊やり終える根性が必要です。なんとなくではいつまでもなんとなくの英語力しかつきません。それも1冊を何周もやる覚悟があると尚更いいと思います。語学は蓄積の成果ですからね。
小さな達成感を何度も感じながら、気が付くと「あれ?わかってる」という自分に出会うまでです。
何度も書くように、魔法なんてないんです。巷の「できるようなった」と言っている人たちは「努力した」人たちであることに間違いはないと思います。「いや、たいしたことしてないけど」というのはただの見栄です。
その努力をどうするかは自分次第。楽しみながらも、苦しみながらも両方必要だと私は思っています。
要は続けること、ある一定の量を英語に費やすこと。
英語を使ってというのが鍵ですよ。
お悩みにお答えできたのかどうかわかりません。あなたのつぶやきに勝手に答えただけでもいいや。少しでもお役に立つことを思っていつも書いています。それがこのブログの特徴であってほしいと思っています。
わたしもどこかの片隅で教壇に立ちながら「やるべーし」と叫びながら、
毎日自分も英語やってます。亀のような歩みでも。
子供の弁当作りが始まり、だんだん仕事が詰まって行きます。朝弱いんですよねえ。くすん。週末も仕事です。まだまだ体制はととのってないけど、なんとかほそぼそとでも続けるつもりです。
よかったら一緒に頑張りましょう。
やるべし、やるべし!
読んでいただきありがとうございました。
お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。