英検1級合格にTIMEはマストアイテム?

もちろんTIMEは誰もがすすめる上級雑誌。

このあいだTIMEから家に電話があって「購読していただけませんか」とセールスされました。おお?今まではダイレクトメールだけだったのになあ。ちょっと雑誌や新聞の時代じゃないので大変そうですね。このあいだテレビでフランス大手新聞社だったかな。経営破綻で廃刊の危機みたいなのを特集してました。それからふと考えました。あきらかに日本では英字雑誌ってターゲットは英語学習者なんだなあ。

巷を見てるとあれに耐えてこそ上級への道が開ける。みたいな感じを受けます。私もかつては2年間購読して必死で読んだ時期もありましたよ、もちろん(笑)蛍光ペン片手に単語調べまくって書いたり、職場のネイティブスピーカーに質問したり。はては記事を切ってノートにはってやったりね。あ、日本語訳にしたのは1記事ぐらい。根性ないし。

最近は普通には売れないので、英語学習者のためにいろいろ工夫してはります。あんなにぺらぺらにで1冊本屋で買うとびっくりする値段ですもんね。あ、TIMEさん、あのおまけなんとかならないかなあ。あの分購読料減らしてえなって正直思います。

私がTIME購読の継続を辞めた理由は、「小説読んでてて時間的にTIMEまで手がまわらない」「アメリカの政治や国内事情になかなか興味が続かない」すいません、私イギリスオタクでもあるから(汗)それとか、映画ネタとかチェックして終わりとかね。ダウントンアビーの特集でお城の写真にうっとりしたりもしました。あと、「使われている語彙がやっぱり難しい。独特さもないわけではない」まあもちろんマスターすると得ですが、そのときは必要性を感じませんでした。タイムで覚えた単語を同僚のイギリス人に言ったら怪訝な顔されたこともあります(笑)あ、アメリカ独特なのね、みたいな。

購読途中に大きな柱だった「英検1級に合格」しちゃたのも大きい。そのあとは英語読書に突っ走って1年で50冊100冊と読んでました。古紙回収を増やすだけになってしまっては意味ないからやめました。それと正直、見栄晴る必要もないなあと思い始めたからです。

今回1級を再受験するときに、見直さなければいけなかったのは、

読解力
リスニング力
ライティング力

ほぼ全部。だって語彙もブラッシュアップするためにやりましたしね。

大学受験とかで英語がほぼ必須なので、学校英語の影響もあって、日本人は「難しい英文を読めて始めて一人前」みたいな感覚が自分を含めてあるんじゃないかなと思います。難関大学の入試問題が解ける、授業の難しい英文をテストまでになんとか頭に詰め込んでいく経験はレベルは違えと誰もがあると思います。その延長上にうまいこと座ってはります、TIMEさん。NewsWeekが紙ベースでなくなったのも大きい。ちなみに私もたいていの人が通る道を歩んできたと思います。NewsWeekも購読してました。The Daily Yomiuri(今はJapan Newsですかね)、The Japan Times, The Japan Times Weekly。あげるとキリがない。で、最後にTIMEでそのたぐいの購読はやめています。

TIMEぐらいきっちり読めれば、たしかに英検1級の問題は読みやすくなると思います。1級ぐらいになると読解はほんとに何をしていいのか悩みますからね。私は今でも悩んでいます。今違うテストで苦しんでますもん。

でもTIME記事がすべて英検に対応しうるものか。実際の試験問題はバランスとっていろんなところから出典していると思います。

よく考えみると、たとえば日本語で東洋経済を毎週買って読むか。買ったことありません(汗)家の新聞は日経か?無理無理。最近新聞とってないお家多いそうですね。家には「1年間タダにするから」と新聞屋が押し寄せるし。ええとほかに日本語版エコノミストも手にとったこともない。ちょっと違うけど、ナショナルジオグラフィック日本版でさえも手にとったことないです。

そんなんだからだめなんだよと言われそうですね。

でも上の雑誌を読まないのに、TIMEは無理やり英語で読まないといけない。そうじゃないと英語上級者にはなれない。英検1級には受からない。

そうかなあ。

TIMEはもちろん上級への架け橋であることは全く否定していません。私だってスラスラ読めるようにはなりたいです(笑)

でも、大事なのは「TIMEを読めないと上級者とは言えない」「TIMEが読めて英検1級に合格できる」ということは、人によって違うということです。そうでもあるしそうでもない。

英検準1級に受かったばかりの人がよく、「よし、次は1級だ!短期間で頑張るぞ」と意気込んで、日本の英字新聞は簡単で、準一級レベルだからもっと難しいのを読まないとと、TIME購読に飛びつく。

過去問を解いても太刀打ちできないから解くのはもったいない。だから力の養成のために武者修行だ。え?私もそうだったから経験を言っているだけです~。そこを読み続けて生き残って、で1級問題に挑戦だ。

実は今回1級を受験するときにちらっとTIME購読は頭をよぎりました。思わない人はいないんじゃないでしょうか。Webはかなり限定されるようになったし、(JapanTimesも最近厳しい)雑誌なら毎週鬼のように届くので、強制的に読むに違いない。

読んでいるうちに。全部は無理。今週は半分読めた。あ、今回は1記事読めた・・・。

で、読まずにリビングに積み上げられてません?かっこいいのはかっこいいですがね。

難しすぎますって。英検1級の語彙を超えた語彙がわからないと読めない記事も多いです。

私はおすすめしません。

実際にWebで記事を読まなかったわけではないです。でも、ふと考えると

試験対策に過去問とく時間を捻出するのも一苦労なのに、どうやって定期購読して読むのだ?

だから、今回はあえて私はそういうものを読まないで試験に臨もうとやりました。いや読もうとしたけどほとんど読めなかったと言ったほうが正しいかもしれません。

私は読解問題対策の中心に据えたのはまったくもって王道の

過去問です。

前は過去問は解けないと書いていました。だって本試験で全部解いてるし。でも今回は過去問にこだわりました。

何度でも解く。

解いてみてわかったのは、問題はなんとなく覚えていても実際に正答率が上がるかというと、逆だったり、全然く変わらなかったりしました。設問を解けなければ意味ない。だから過去問を何度も解くことには意味があるのだとやっとわかりました。そのレベルに自分の力を上げていく、または試験対策としてはかなり効率のいいものである。

私は語彙問題が好きなので、年度によっては10回以上解いているものもあります。読解問題は語彙のように短い時間ではできないので、そこまでの回数はできないですが、2回、3回というサイクルでといたと思います。過去問が足りなくなったときはスタプラのお友達が助けてくださいました。どうしてもわかりにくいもの、苦手なものは日本語をよく読んで、また英文を読む。

比較的簡単だったのもあると思いますが、6月の試験でいつも苦戦していた3問設問の長文読解は2題とも6問全問正解できました。ちょっと嬉しかったです。

時事問題はある程度は頭に入れておいたほうがいいのは確かです。わたしはそれはすべて耳で済ませました。仕事もあるし、一応ママで、昼寝も欠かさない生活の中で、英検2か月前からは週に数本エッセイを書き続ける生活だったので、そこまで手がまわらなかったのもあります。だから車の中や、家事をしながら聴くしかなかった。ながらでも国際ニュースを聴き続けたら、自分なりに興味を持てるようにまではなってきました。英検のインタビューの準備の時も、ボク・ハラムの誘拐事件や、アイシスのことをネタにして即興スピーチに入れたりもしていました。ニュースを聞くことで職場の英語ネイティブスピーカーと毎週ランチしたり、打ち合わせて、話ネタがたくさん増えて楽しくなりました。

TIMEどころか、英字新聞すら読んでませんでした。今もか(汗)

正直に言います。私自身にとってTIMEは記事によっては難しいです。いつの日か全部スラスラ読めたらいいなと思います。ほんと。それは英検1級が終わった今でもおんなじキモチ。で、まだ手にとってません。

試験対策にTIMEを中心に持ってくるのはやりきれば力がつくとは思いますが、大抵の人にとっては荒修行ではないかというのが個人的な意見です。全員が引きこもってイングリッシュモンスター(あの方はある意味尊敬します。本買って読んだし)にはなれませんしね。時間がない人にとって、やることはそれだけではないので、踏み絵のように考える必要もないでは?

ほんとうにTIMEが読めるようになっているのは、英検1級以上の力をもって、合格してもコツコツと読み続けているひとにぎりの人なんではないかなとうのが私の印象です。英検1級がきっかけでTIMEや英字新聞に目を通すうちに国際関係に興味が出てきてそれが習慣になった。1級が終わって、私のように(汗)TIMEをリビングの飾りにするのではなく、毎日のルーティーンになってそれがいつの日かあたりまえになった。私はそこには尊敬の念を覚えます。素晴らしいことです。今までもそんな人に出会ったこともあります。TIMEではなかったけど、いろいろ読んでらっしゃいました。それに実際にスタプラでもそういう方がいて、いつも勉強させていただいています。

私は前回の合格後もともと日本語でも時事に興味がなかったので、やっぱり英語の小説を楽しむことに走りました。大量に読むことは日本で言われる英語力に見合うものではないかもしれません。効率をもとめられますからね。多読は決して効率的ではないと思います。

でも私が今回何度か1級の1次試験と国際的な英語の試験を受けて体感したことがあります。「速く読める」という1点。たくさん本を読んでて良かった、そして、多読と精読が必要だということを実感した瞬間でした。

アメリカで今勉強されているお姉さんの一人として慕っているお友達もその重要性に気がついたとメールでやり取りしておっしゃっていました。速読の力やスキミング力がないと大量の課題をこなせられないですからね。

やっぱり両方大事かなあ。

ポイントは英検1級に受かるためではなく、受かったからではないでしょうか?あの英文レベルまでに読むべきこと、やるべきことは実は山とあるんじゃないかなあとやっていて思いました。たとえば私が初めて英検1級に合格した時に助けになったと思ったのは、難しいTIMEの記事ではなく、日本の英字新聞と、茅ヶ崎の上級ではなく、中級の英文です。今回はもっとひどい(笑)いやひどくない(笑)一番為になったことは先程も書いたように過去問を繰り返しやったことです。それと、簡単な英語を話したり、書いたりできないのに、TIMEに必死になっても英検は受からない。だから私は限られた時間を難しい英文を読むことではなく、基礎を盤石にするために受験英語の構文集をひたすら音読しました。今でも読んでいます。

問われているのはジェネラルな英語力だから。4技能できて受かるようにできています。

1級保持者の人も、受かってから、「読解問題とリスニングで点はとれたけど、語彙はまだまだでやっぱり小説は苦しいです」と言われている方は一人じゃありません。1級持っても大人の小説はネイティブスピーカーの速さではなかなか読めないのが現状です。逆に「語彙はいけるけど、スピーキングもリスニングもなかなかできない」という方々もいらっしゃいます。

私が言いたいのは「TIMEは読むな」じゃないですよ。

TIMEを経なくても1級には合格できるということが言いたかっただけです。あれ自体は高地トレーニングそのもので、酸欠になる人だっていると思うだけです。だから、その人それぞれに合ったやり方を突き進んでいけばかならずたどり着く。受からないのは力が満ちていないだけです。レベルによっては、いや1級受験のほとんどの人はまだ難易度が高すぎる英文に対しては日本語訳があるものをやってもいいのではないかと感じただけです。私は1級を教えているわけでも、偉い先生でもありません。ただの受験者だった一人です。だから個人的な意見として聞いといてくださいね。

私は家にある日本語新聞すら読まない日もあります(汗)まずはそれができなければTIMEなんて自分では読めないだろうなと思っています。8月からはせめて毎日何かの記事は読もう、それをスタプラにでも記録しようと実は考えています。え?それでよく1級に2回も合格したなって?スミマセン。でもまだまだ実力不足であることは自覚しているのでお許しを。

ああ、また思い立ったら書いてしまった。昨日、7月勉強記録が自己記録を達成したのでつい。でも明日は試験です。だからかな(笑)

これを読んでお気を悪くされた方がいらっしゃたらすみません。何度も書きますが、アンチTIMEでもアンチThe Economistでも、アンチNational Geographicでもないですぅ。苦しんでいる人に「読めないからって落ち込む必要はないですよ」と言いたいだけ。今度また買って読んでみまーす。

では、勉強します。

長文読んでいただきありがとうございました。

今日も一緒に頑張りましょう。

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