英検1級奮闘記 第二弾 2次試験編

英検1級 2次試験編です。2度目の合格までを書きたいと思います。できれば誰かの合格に役立ちますように。

さて、1次試験に受かったのを確認してから与えられた時間は2週間。自己採点でエッセイの点に左右されないほどの点まで届いていた人は4週間ですね。私は他の方が4週間前から準備されるのを羨ましいなあと思いながらも、私はもう落ち込むのが嫌なので、2週間の準備期間と決めていました。

ここで、はたと気がつく人が多いのですが、
「で、2次試験は何の準備をどうすればいいの?」です。

英検のサイトに行けばサンプルの動画が見れますが、まさかあんなふうに最初から出来る人なんでほんのひと握り。

どうするかというと、たいていはスピーチの完成品の雛形を求めてしまいます。

私も同じでした。でも2週間前で、たくさんの人が手にとっていたスピーチ集をアマゾンで注文しようとしたら、

品切れ。あちゃー。どうしよう?

で、そこでふと立ち止まって考えました。自分は以前も合格していて、エッセイの1ボディ抜いたものをやればよかったんだ。そうだ、持っているエッセイ集のボディをひとつ抜いて練習しよう。そう決めて、いったんはエッセイ集の最後のボディを抜いたものをひたすら音読し始めました。これ、
これはエッセイ編では非常に役に立ったものです。でも2次では個人的な意見としては、使わないほうがいい、もしくは使い方を間違えてはいけないと書きたいと思います。

まずやってはいけないことは、完成エッセイの暗記です。いろいろ市販のものはありますが、やさしめのものを使ってみても、それでも自分の言葉ではここまではかけないし、ましてやスピーチとしては言えない出来のものです。

そこで、またふと考えました。

自分の言葉でその場で言えなくちゃ。

そう、前回と同じ失敗をまたやらかすことでした。前回、1次の時から何万もするサンプルエッセイを買っていました。それは前回の奮闘記でも書きました。

実は2次の決め手は1次のエッセイです。それにはちゃんと理由があります。

200語のエッセイをその場で書いて合格点をとれるということは100語~150語程度の即興スピーチをつくる力をそこで養っているということなのです。だからエッセイ対策を怠るイコールスピーチ対策が後手にまわるということを意味しています。それを自分でわかってやっていたのに、忘れていました。

そこからエッセイのサンプルも一切見ないことに切り替えました。

1次で書き続けた自分のエッセイの完成度の高いものを利用してまずはインプットを1週間ほどしていました。7本ほどをそれぞれ160回ほど音読しました。本当は200回を目標でしたが、即興スピーチも大事だと思ったので、時間をそちらに割きました。そこで大事なのは何度も言うように、暗記じゃないです。

何回かやってなんとなくするっと出てくるようになったら。音読したお題をストップウォッチを使ってこんどは自分で再生してみます。そこで覚えていないことろは内容が自分の頭の中に入っているので、即興で英語でつなぐ練習。これが一番大事なところです。

言える言葉で2分間話し続ける練習です。

基本はすべて「音読」です。どのテキストも使わず、ひたすら自分の書いた文を読んでいただけです。文章は自分の頭の中から生み出されたものなので、他人の書いたものの数倍、数十倍頭に入ってきます。ほんと。
そこで、「自分の英文に自信がないから良い文を頭にいれなくちゃいけないんじゃないの?」と言われそうですが、それは1次までの話です。暗記は試験でバレバレです。あっといまにボロが出ます。試験官はきっと「ああ、これさっきと同じ」という経験をしてることでしょう(笑)それと準備万端のレシテーションコンテストのようなスピーチにもやっぱり気がつくと思います。問われているのは「英語の運用能力」ですからね。

試験会場でひたすら市販のテキストを読み続けている人を何人も見かけました。その他に自分で書いた原稿のノートをひたすらブツブツ言う人。どちらが受かるか。使い方にもよるけど、もちろん自作のノートの人だと思います。市販のモノに対して自分のスピーチの練習なら話は違いますがね。眺めてるだけでは無理です。2次試験はアウトプットの試験ですからね。

ある程度、音読の回数を重ねたあと、試験1週間前ぐらいから、本番に近い即興スピーチをいれて、そこからは並行しながら、即興スピーチに移行していきました。今回はオンラインレッスンもあったので、力強かったです。いいコース建てと、いい先生に当たれば鬼に金棒です。

でも結論ををいうと、私の基本である「音読」がまた私を合格に導いてくれました。音読する練習なしにいきなりオンラインで模擬テストを受けても伸びがないです。特に初受験では練習がものをいうと思います。

テキストもモデルもなしにひたすら自分の英語を読むだけ。ほんとうにこんなんで合格するかは自分でもわかっていなかったんですが、前回の経験が自分を支えていました。スタディプラスで記録するときに「こんなんでいけるのか?」と何度もつぶやいていましたしね。

でもやっぱり大事な決めては「自分の言葉」でした。自分で言える言葉で会話をすること。それは付け焼刃ではなかなか出てきません。普段からストックがないと。

それと1次の時からやっていたことでひとつだけ2次でもやめなかったことがあります。「自分で言える、書けるストック」のためにしたこと。それは次に書きたいと思います。エッセイ編と絡んできますしね。

仕事もバタバタしていたので、思っていたほど時間をさけることはできませんでした。毎日の音読と、少しの即興スピーチの練習。試験直前にオンラインの1級用の模擬面接を集中的に取ることで、合格に導くことができました。

結果は前回が63点で滑り込みセーフが今回は77点。スピーチが終わらなかった分点数が引かれて80点に至らなかったというのが数字ではっきりわかりました。 一人の試験官がスピーチに対して1点引いた形だと思います。試験官二人での採点なので、それほどブレがないなというのが印象です。
 
2次対策は1次から始まっている。だから今回は最後から奮闘記を書く事にしました。

スピーチという特殊な練習はなかなかできません。だからまずは書く事から始めないといけません。エッセイをよく準備しなかった場合は100語~多くて150語(おそらく150だと時間内に言えません)のスピーチ原稿を書く事でもいいです。ボディを二つにしてイントロとコンクルージョンをつくる練習をしてください。骨組みがすごく大事です。

では具体的にどうするか。

イントロにはお題のパラフレーズ(言い換え)をして、その後今の現状を述べます。

そこからボディ①はその理由をひとつ述べます。例を挙げれたら言うことなしですね。 

ボディ②では、もっと具体的な個人的な体験を述べるとやりやすいです。私は「教師として」「子供の母として」という常套句を常に使っていました。

コンクルージョンは「だから反対だ、賛成だ」とか等サマライズしてもいいし、短くまとめればいいだけです。

100語超える感じなので、1段落2、3文で十分ではないでしょうか。骨組みにもってくるところには、自分の「テンプレート」を用意しておいてください。エッセイと同じでそこにお題をほりこんでいきます。

ああ、ここまで手の内公開しているブログも少ないんじゃないかという濃い内容ですねえ。え?そんなことない?でもみなさんこういうことが知りたいんじゃないかと思って書きました。また感想教えてください。読み逃げしないでね。

とにかく練習しないと始まりません。頑張ってくださいね。

合格したあかつきには朗報をお待ちしています!