基本が大事

今日もお越しいただきありがとうございます。昨日留学された姉さんから無事着いたとメールがあり、安心しました。ご自身のお子さんのようなクラスメイトに囲まれての英語生活私もドキドキです。

それから、前のブログに反応して「今まで読み逃げでしたが、初めてコメントします!」と勇気を持ってコメントしてくださったり「studyplusもブログも楽しみにしています」と言って下さる方や、楽しいコメントや、ねぎらって下さるコメントを書いてくださり、すごくうれしかったです。本当にありがとうございます。こちらもコメント欄設けてもいいような気がするんですが、気軽なお返事ができないたちで、前の経験からブログにちょっとした思いもあるし、ブログで特集するような質問もあるので、なかなかできません。Studyplusなら、まだ短めのやり取りで済むのでなんとか頑張ってお返事書いています。すみません。時々コメントも見落としていて、お返事があとになったりもします(汗)忘れてるのありませんように。

studyplusで書き始めたら、長くなったので、こっちに移して書き始めることにしました。 

一昨日、マニアックに一気に418文全部音読してみました。これ、
よくばり英作文―生きた重要文例418で未来を拓け! (駿台受験シリーズ)
昨日机に向うには眠いけど何かやろうとふとこれを最初から200文読み上げてみました。一応一度は覚えたはずのもの。で今日は全部一気にやってみました。

100文だいたい10分ぐらいで読める計算ですが、文法項目によっては難し目や眺めのところがあるので、分野によってちょっと違う。最後の100ぐらいはまだ一度も暗唱してないのですが、並行して「音読」を導入しました。

で、気が付いたんですが、「これ、この間話す時に使った」「英文書くときにこの言い回し使った」という英文に何度も遭遇しました。

インプットの効果。

これのいいところは受験英語の枠を超えて「英文がやわらかめ」という所です。わざと会話文を多用して「使える英語」を意識。しかも日本人が使って違和感のないなるべく平易なものをと意識して作られています。でもあまり砕けすぎずに、「書ける」英語中心。そして文法別なので文法もなんとなく整理されます。受験英語の他のものよりはちょっと難易度は上ですが、いくつかやった後なので今はこれをやっています。「ドラゴン構文」の同じ英文も入っているので、重複しているものは入りやすいです。

覚えるのでなく、いったん頭の中に英文を文ごと入れる作業は私はいいと思ってやっています。

やり方はいろいろあるので、人によっては「Duo」だとか、「瞬間英作文」「キクタン」だとかいろんなベストセラーがありますよね。私は一応教鞭を取る身なので、一度で2度おいしい参考書から選んでいるだけです。 

その基礎の部分を抜かして難しいことをしていると、あとで苦しくなります。基礎部分に一番時間をかけるのがあとあと楽になると思います。自分でこれを早口で読んでいて気が付いたのですが、ふだん口にしている英語がここからもでていました。

最近のこういった文単位でインプットしていく参考書はなかなかです。昔の「構文」とは違って一応使える英語を意識して作られています。クジラ構文抜いたりね(笑)

もちろんどれも一長一短あって当たり前ですが、受験英語で使える英語を意識して作られている最近の物は、表現した時にあまり固くないのが増えています。だから実用英語にも使える。もちろんネイティブスピーカーと話していて「そんなの言わない」と言われることもあります。去年ブログで「通訳する」というお題で書いたこともあります。英語は生き物だし、国や文化も違うのでそれぞれ。スタンダードで折り合いつけてる感じです。

自分が英作文を書いたり、英語を話したりしているときに、どうやって英文が口についてくるんだろうと意識してみると、やっぱり無から英語は勝手に出てきません。やはり、文単位、せめて句単位で英語を頭にいったんいれることは必要だと思っています。

インプットしたものが脳の中で生成されて出てくる。たとえば、「ドラゴン構文」の一部の言い回しにパス単で覚えた単語を組み合わせてとかね。主語が入れ替わったり、小説で読んだり聞いたりした言い回しとか、何度も音読した表現とかいろいろ。実は中学生に教えたばかりの英文で話していることもあります(笑)案外侮れないです。

文、または塊で覚えるといいのは、

文法をそのままチャンクで覚え込んでしまって、コロケーションもインプットできるからです。

この動詞には目的語としてこの名詞が代表格とか、前置詞がこうとか、この動詞とこの副詞の組み合わせはないということをルールを全部覚えずに、口についてくる。ネイティブスピーカーの人は皆そうでしか覚えないので、なんでそうなるか知らないことも多いのは当たり前ですよね。なんとなくそうなるというのはどの言語でも同じ。言葉ですから。それから、いくら難しい単語を覚えたとしても、組み合わせがおかしいと違和感がある。もちろんネイティブスピーカーのように自然になるには相当な時間が必要なので、違和感があっても使う方がましですがね。

生徒の英文を見ていると、単語単位でパズルのように組み入れているだけな場合も多いです。文法だけじゃない間違い。それを培うのはやっぱり塊で英語をとらえないと出てこない。ちなみに受験英語の英作文はこのあたりで言うと特に京大、阪大のように英語力以外に「和文和訳」、難しい和文を理解して噛み砕く国語力も必要です。あれは夫曰く、「高得点が出ることを想定して作っていない」そうです。(夫はそういうこと中心です。)

基礎部分を抜いていきなり英語を話すと、単語レベルでしか実は話せてなかったり、同じ言い回しばかり使っていたり、繰り返し説明するときに同じ単語しか出てこない状態になってしまいます。

そのたった一つの表現ですら出てこないのが日本人の英語力の現状です。言いかえれる能力をつけるのはやっぱり大量のインプットが必要。

何度も書いているように圧倒的に量が足りないだけなんですが、常に口に出していれば、つるっと出てくる。
でも英語を毎日使う環境ではないので、その疑似環境が必要です。英会話だと、やっぱり決まったパターンになる場合も多いです。

だから疑似環境の中に、スポーツで基本的な運動をして型を体にしみこませるのと同じように、英文を口にすればいいんじゃないかなと思います。忘れてもね。なんとなくでも。

そしたら、文法の問題集でカッコ抜きや選択で問題を解くときもなんとなくでも解けるようになってきます。TOEICのpart5もしかり。塊なのでその方があとで当然応用が利きます。

でもそれはすごく根気が必要で、退屈な作業であることは確かですが、やれば確実に力になります。よく見かけるのは、そのコアな基本部分を抜かして「英語が話したいから英会話をやる」「難しい英文を読んでおけば英語ができるようになる」というようなことです。それも一つの勉強法なので、悪いとは思いません。人それぞれ。それを突き詰めて英語の達人になった人は何人もいます。でも、躓いたり、耐えうる以上だったり、足りないものがあると感じるのならその足りないと感じる部分を固める必要はあるかもしれません。

どちらにしても話す道具である「言葉」が頭の中になければ、口に出てこないし、読めません。英語でつぶやきを書いたりしていると、日本語では簡単なことが英語にならなかったりもするのを今体感しています。だから基本に戻ってインプット。

簡単なことがすっと出てこないのに、エッセイが書けるとはやっぱり思えません。もしそうであるとしたら、英語で論文は書けるけど、実際は英語でやり取りできなかったりもするんじゃないかなあ。

特に中上級ぐらいまではやさしいと思われるものを本当に大量にインプットした方があとあと生きてくるんじゃないかと思います。その時点でやっていないとあとで結局苦しみます。多読の基本もそこにあります。「やさしいをたくさん」

前にも書いたんですが、日本では英語が上級の部類に入る人でも洋書を読むと、なかなか読めない人もいます。

昔「洋書を読みたい」と何人もの人に本を紹介してほしいと言われた時に、私はGraded Readersという種類の本、実際の原文をレベルに合わせて書き換えたものを紹介しました。すると、「そうじゃなくて、本物が読みたい」と口をそろえて言われました。私は英語子育ても一応やっていたので、絵本から始まってものすごい初級からそれらの本を大量に読みました。実はそれが生きていると今でも思っています。あんまり洋書を読んで躓かないのもその量があるから。やさしいものを大量に。

だからと言って難しいことが必要じゃないかと言うと、やっぱり必要。やさしい本を大量に読みながらもボキャビルすれば難易度を上げていける速度が違います。受験英語も精読しないといけないし、英検1級やTOEIC高得点をとるにはもちろんそれなりの高地トレーニングは必要です。

でも一方で英検1級の問題の意味がとれないのに、英字雑誌の意味はとれないんじゃないかなあとも思います。

話したり、書いたりするときに、いきなりTIMEのような文を書ける日本人ももちろんいないはず。それは氷山の一角で、その下に基礎があるからこそ読んだり英語が書けたり、言えるようになってくる。

そこが大事じゃないかなと私は思っています。

基礎をやりながらの高度なことが必要。例えば準一級を受かったばかりでいきなり高地トレーニングばかりをしたら、氷山の中の土台がない状態です。

昔英検1級に受からなくて苦しんでいた時に、アドバイスもらったのは茅ヶ崎の上級ではなく、中級。当時は上級のクラスで勉強していました。だから上級の英文を授業のためにぶつぶつ言いながら、中級の本を試験直前にかなり集中していったん暗唱したという話は以前のブログで書いたことがあります。

私は「できない」所から積み上げてきたから、その立場でしか言えません。下からコツコツ積み上げてきました。今までも背伸びしすぎて、自分のレベルにあっていない方法で何度も挫折したという経験から書いています(笑)

そしてたいていの人が高校生の時に偏差値65や70だったわけではないはず。そうそう、教え子で偏差値80をとるような子がいました。日本人ではありませんでしたが、国語が得意で完全にバイリンガル。偏差値80というのはふつうありえません。日本のトップ校は偏差値70前半が一般的。それでも貸してあげた”twilight"だったか、"Shiver”のどちらかののペーパーバッグを「先生、難しくて読めない」と言われたことがあります。

話がそれましたね。すみません。

基本にもどることはレベルを下げる事でもなんでもないんじゃないかなと思います。

だから私はやっぱり毎日英文をぶつぶつ言います。英会話を毎日していなくても、それほど困らないのは、その蓄積があるからだと思います。

インプットの大切さはずっと書いているんですが、今一度。何度でも。

読むべし、読むべし。使うべし。


付録:ご参考までに今までに「いったんは覚える」作業をした(今でも全部スラスラ言えるわけではないですよ(笑))本を思いついた限りですが上げておきます。小さな積み重ねが血となり肉となる。
上の本の前身みたいな本です。基本。去年10ぐらいしました。竹岡先生の教科書を授業で使って指導していたからこれをやりました。教科書と重複していました。上の本もその延長上からやっています。竹岡先生はものすごく物知りだ。隙がない感じです。

基本なら、私の今の一押しはこれです。
大学入試英作文ハイパートレーニング和文英訳編
これは文法がすごく身近に感じます。説明が秀逸。すとんと入ってきました。いったん通読して付録の英文をトイレにはって覚えました。

そのほかに、教え子と一緒に使っている構文、いわゆるすごく受験英語な英文も覚える作業をしました。一冊は音読筆者したりもしました。やればやるほど、高校生でもっと英語をインプットしておくべきだったと、もともとない実力をつけるべく今もずっとやっています。

過去には上に書いたようにこれらです。
ちょっと長いのと、1週間でやったのですごくつらかったけど、頭がうにうにして効いた覚えがあります。1級合格の直前にやりました。

まだ準一級も持っていないときに口からつるっと出てくるまで繰り返し車の中でリピートして覚えたのはこれ、
CD付 起きてから寝るまで英語表現700 完全改訂版 (起きてから寝るまでシリーズ)
職場でネイティブスピーカーとやり取りしないといけなかったので、すごく集中してやったような気もします。とにかく英語を口から出す作業。 ええ加減angelの土台を作ってくれたかも(笑)

この辺何度も取り上げて今までも書いたような気がします。

他にもあったかな。思い出せない・・・。

ということでまた思いつくままに書いてしまった・・・。今日は子供が早く帰って来るのでこんなことしてる場合じゃないのになあ(汗)

それでは今日もがんばりましょう!

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。